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安倍氏腹心の「河野談話の役割は終わった」発言に韓国が反発、「周辺国や国際社会の強い批判を招くだけ」―中国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141008-00000028-xinhua-cn
XINHUA.JP 10月8日(水)12時42分配信
韓国聯合ニュースによると、韓国外交部は7日、日本の安倍晋三首相の腹心である自民党の萩生田光一・自民党総裁特別補佐が、慰安婦への軍の関与を認めた「河野談話」について、「もはや役割は終わった」と述べたことに対し、強く非難した。8日付で中国新聞網が伝えた。
韓国外交部の関係者は7日、「これが萩生田氏の個人的見解だとしても、『河野談話』の精神をぶち壊す日本の政治家のやり方に憂慮している。歴史の流れに逆行するこのような発言を続ければ、周辺国や国際社会の強い批判を招くだけだ」と語った。
萩生田氏は6日晩のBS日テレの番組で、1993年に当時の河野洋平官房長官が慰安婦への軍の関与を認めた談話について、「もはや役割は終わった。見直しはしないが、新たな談話を出すことで結果として骨抜きになる」と発言した。菅義偉官房長官はこれについて、「個人の見解」と説明し、日本政府として「河野談話」を見直す考えはないと強調している。
1993年、当時の河野洋平官房長官が談話を発表し、慰安婦への軍の関与を認め、謝罪と反省を表明した。「河野談話」と呼ばれ、日本政府の慰安婦問題に対する公式な立場として継承されている。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
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