U23日本代表、五輪最終予選を白星発進…植田の決勝点でライバル北朝鮮を下す SOCCER KING 1月14日(木)0時19分配信 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160114-00391139-soccerk-socc.view-000 植田(左から2人目)の得点を喜ぶU−23日本代表の選手たち 《写真》=Getty Images AFC U−23選手権カタール2016(オリンピック・アジア最終予選)グループB第1戦が13日に行われ、U−23日本代表とU−23朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)代表が対戦した。 6大会連続のオリンピック出場を目指し、リオ五輪最終予選を兼ねた今大会に臨むU−23日本代表。3日にカタール入りして合宿をスタートさせると、6日にU−23シリア代表、7日にU−23ベトナム代表と強化試合を行い、2連勝を飾って大会初戦を迎えた。チームを率いる手倉森誠監督は、U−23ベトナム代表戦から10名を変更。6日のU−23シリア代表戦でスタメン入りしたMF南野拓実やFW久保裕也ら9名の他にコンディション面で出場が危ぶまれたMF遠藤航を起用した。 日本は開始早々から相手ゴールに迫る。2分、右サイドでパスを受けた室屋成が敵陣深くまで持ち込み、クロスボールを供給。一度は相手DFにクリアされたが、こぼれ球をエリア手前で拾った遠藤航がワントラップから一人をかわして右足シュート。しかし、ここは相手DFのブロックにあってしまい、得点には至らない。 続く5分、右CKを獲得すると、左利きの山中亮輔がクロスボールを入れると、ファーサイドでフリーになっていた植田直通が右足でダイレクトシュート。これがゴール左に決まり、日本が幸先良く先制点を挙げた。 先制を許した北朝鮮は前線に浮き球のパスを入れてチャンスを作る。13分、右サイドからリ・ヒョンチンがロングボール入れると、エリア手前でキム・チュソンが胸で落とし、キム・ヨンイルがワントラップから右足シュートを放った。ボールは枠を捉えたが、GK櫛引政敏が正面でキャッチし、なんとか失点を免れた。直後の14分、左サイドでボールを受けたユン・イルグァンがエリア手前に切り込んで右足シュート。強烈なシュートが日本ゴールを脅かしたが、わずかに枠の右上に外れて難を逃れた。 一方、日本も遠い位置から積極的にシュートを狙う。17分、左サイドでボールを持った山中が左足を思い切り振りぬくと、回転の少ない強いシュートが相手ゴールを捉えた。しかし、GKアン・テソンがなんとかパンチングで跳ね返し、追加点を与えなかった。 日本は31分にピンチを迎える。エリア手前右でファウルを犯し、直接FKのチャンスを与えると、リ・ヒョンチンが左足で直接シュートを狙った。カーブのかかったボールがゴール右に飛んだが、GK櫛引が横っ飛びでキャッチした。 前半終了間際の44分、右サイド深い位置のスローインからボールを受けた室屋が、身体を入れながら強引にドリブル突破してエリア右の南野へマイナスのパス。南野がダイレクトでクロスを入れると、ニアの鈴木武蔵が合わせたが、ここは枠の右に外れてしまった。 続く45分、中島翔哉がエリア手前でボールを持つと、フォローに上がってきた左横の遠藤へパス。遠藤がダイレクトでエリア内左の久保へラストパスを出すと、久保が左足シュート。しかし、ここもGKアン・テソンが弾きだしてCKに逃れた。日本は北朝鮮のフィジカルを前面に出したプレーにやや苦戦を強いられたが、リードを保って試合を折り返した。 1点を追う北朝鮮はハーフタイムにユン・イルグァンを下げ、ソ・ジョンヒョクを投入した。すると49分、北朝鮮が右CKを獲得すると、ショートコーナーからクロスが入る。ゴール前で混戦になると、最後はチャン・グッチョルが右足シュートを狙ったが、ボールは枠の右上に外れてしまった。 後半立ち上がりもやや押され気味の日本。51分にエリア手前左でボールを受けた中島が中央に切り込んで右足ミドルシュートを狙ったが、ボールは枠を外れる。エリア内に走りこんだ鈴木が頭でこれを合わせにいったが、うまくミートできずにゴールとはならない。続く55分、エリア手前左でボールを持った中島がオーバーラップした山中へスルーパス。山中がマイナスの折り返しを出すと、久保が左足でダイレクトシュートを放ったが、惜しくも左ポストに当たり、チャンスを生かせなかった。 試合は一進一退の攻防が続くと、再び押し込み始めた北朝鮮が61分にチャンスを迎える。リ・ウンチョルが強烈なロングシュートを放ったが、GK櫛引がなんとか片手で跳ね返した。 日本は62分、南野を下げて矢島慎也を投入。流れを引き戻そうと試みる。その後も再三、北朝鮮がロングボールを多用して日本ゴールに迫ったが、日本守備陣がなんとか体を張って得点を許さない。日本は76分に大島僚太を下げて原川力を投入した。 79分、日本が左サイドでFKを獲得すると、山中のクロスから岩波拓也がヘディングシュート。これがゴール右に決まり、待望の追加点かと思われたが、わずかにオフサイドの判定で得点は認められなかった。81分にはエリア手前ぎりぎりの位置でFKを獲得。山中が左足で狙ったが、曲がりきらずに枠の左に外れてしまった。 後半アディショナルタイム3分、北朝鮮はエリア手前でFKを獲得。直接シュートを狙ったが、ボールはわずかに枠の右下に外れた。北朝鮮は終盤までパワープレーで同点ゴールを狙ったが、日本がなんとかしのぎきり、1−0で北朝鮮を下した。 日本は16日にU−23タイ代表、19日にU−23サウジアラビア代表と対戦する。 ⁅スコア⁆ U−23日本代表 1−0 U−23朝鮮民主主義人民共和国代表 ⁅得点者⁆ 1−0 5分 植田直通(U−23日本代表) http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160114-00391139-soccerk-socc
[32初期非表示理由]:担当:意味なし
|