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記事入力 : 2014/09/26 10:14
20日以上姿見せない金正恩氏、最高人民会議も欠席
健康悪化説が再び
黄炳瑞氏が国防委員会副委員長に就任
北朝鮮の平壌で25日、最高人民会議(国会に相当)第13期の第2回会議が開催されたが、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党第1書記は姿を見せなかった。金正恩氏は2012年4月の第12期第5回会議以降、最高人民会議には全て出席していた。
金正恩氏は2カ月前から足を引きずって歩く様子が放映されていたが、今月3日に牡丹峰楽団の新作音楽会を観覧した後は、22日間にわたり公の場に姿を現していない。そのような中、今回の最高人民会議も欠席したことで、金正恩氏の健康状態にあらためて注目が集まりそうだ。ただし故・金正日(キム・ジョンイル)総書記もかつて最高人民会議を何度か欠席したことがあるため、たとえ健康に問題が生じたとしても、さほど深刻な状況ではないとの見方もある。
この日の最高人民会議では黄炳瑞(ファン・ビョンソ)氏が北朝鮮の最高権力機関である国防委員会の副委員長に指名された。黄炳瑞氏は今年5月に崔竜海(チェ・リョンヘ)氏から朝鮮人民軍総政治局長のポストを引き継いだばかりだが、今回国防委員会副委員長にも就任したことで、金正恩体制における実力者としての地位を固める形になった。黄炳瑞氏は2010年9月に朝鮮人民軍中将(韓国軍の少将に相当)、11年3月には上将(同中将)へと一気に出世し、さらに今年4月には大将となり、このことが確認されてからわずか11日後には次帥(元帥と大将の間の階級)の称号を受けた。朝鮮労働党組織指導部で朝鮮人民軍を主に管理する第1部長職にありながら、昨年12月には金正恩氏の叔父に当たる張成沢(チャン・ソンテク)元国防副委員長の処刑に中心的な役割を果たしたことで急浮上したものとみられる。
また朝鮮中央放送はこの日「崔竜海代議員を朝鮮民主主義人民共和国国防委員会副委員長から解任する」と発表した。崔竜海氏は朝鮮労働党勤労団体書記への異動を経て、張成沢氏が担当していた国家体育指導委員長に今回任命された。今年4月の最高人民会議第13期の第1回会議で国防委員会副委員長に就任し、朝鮮人民軍のトップとなった崔竜海氏だが、わずか6カ月で軍部から完全に退いたことになる。軍のトップにあった時は一時序列4位にまで出世したが、現在は8位にまで後退し権力に陰りが見え始めている。
今回の最高人民会議では玄永哲(ヒョン・ヨンチョル)人民武力部長と李炳哲(リ・ビョンチョル)航空および反航空軍司令官が新たに国防委員に任命された。先日人民武力部長(韓国の国防相に相当)から軍団長に降格となったばかりの張正男(チャン・ジョンナム)氏が国防委員から解任されたことも分かった。金正恩氏にバスケットボールを指導したことで知られる崔富一(チェ・ブイル)人民保安部長は最高人民会議に姿を現さなかったが、これは今年5月に平壌で数百人が死亡するマンション崩壊事故が発生した責任を取り、現在謹慎処分を受けているためとの見方がある。
キム・ミョンソン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/09/26/2014092601127.html
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記事入力 : 2014/09/26 16:26
足引きずる金第1書記は痛風か 欧州医師の訪朝説も
【ソウル聯合ニュース】健康異常が取りざたされている北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が痛風を患っていると伝えられた。
北朝鮮に詳しい消息筋は26日、金第1書記が「痛風が原因で足を交互に引きずっている」とした上で「高尿酸血症や高脂血症、肥満、糖尿、高血圧などを伴う痛風に苦しんでいると把握している」と述べた。
金第1書記は3日に平壌で楽団の公演を観覧したのを最後に、23日間、公の場に姿を見せていない。
金第1書記は7月に右足を、9月には左足を引きずる様子を見せている。25日に平壌で開催された最高人民会議(国会に相当)にも出席しなかった。
痛風は尿酸の管理が大事だが、金第1書記は頻繁な飲酒や暴食で健康管理がきちんと出来ておらず、症状が悪化したとされる。
同筋はまた、痛風は祖父の金日成(キム・イルソン)主席からの遺伝病と主張。別の消息筋は金第1書記が痛風で足をひどく引きずることと関連し、北朝鮮の医療陣が治療問題を協議するためにドイツやスイスなど欧州を訪問したと伝えた。
痛風は高カロリーの食習慣や飲酒、運動不足などによる肥満が主な要因で血中尿酸の濃度が高いほど発症しやすい。他の病気と同様に家族の病歴も重要な要因とされる。
金第1書記の異母兄・正男(ジョンナム)氏も2011年に日本の記者とのインタビューで「酒好きなのか痛風を患っている。痛みや発作があり尿酸調節剤を毎日服用する」と明かしている。
金第1書記は統治のために重要な「飲酒パーティー」などで痛風が悪化したとみられる。
右足を引きずる仕草は7月末ごろやや好転したように見えたが、9月には左足を引きずる姿が朝鮮中央テレビで公開された。
このため、体調管理をせず無理に活動したことで病状が悪化したのではないかとの見方が出ている。
北朝鮮は医療陣を欧州に派遣して医師らと金第1書記の治療対策を立てたが、症状が悪化したため欧州の医療陣が訪朝した可能性が高いとみられる。
聯合ニュース
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/09/26/2014092602877.html
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記事入力 : 2014/09/26 14:06
健康異常説の金第1書記 業務は続行=韓国当局
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の朴秀珍(パク・スジン)副報道官は26日、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が25日に開かれた最高人民会議(国会に相当)に出席しなかったことについて、「健康異常説などを含めいろいろな可能性を念頭に注視している」と明らかにした。
朴副報道官は同日の定例記者会見で「北が(金第1書記の)欠席の理由について何も発表していない状況なので、韓国政府が確認できる事項はない」と説明した。
また、別の政府当局者は金第1書記が楽団による公演を観覧したのを最後に、23日間、公の場に姿を見せていないものの、「今月18日には青年同盟の大会に書簡を送るなど業務は行っている」と話した。その上で、「体制が安定するにつれ、それほど重要ではない会議には出席しなくても良いと判断したのではないか」と推測した。
金第1書記は現体制になり4回開かれた最高人民会議にすべて出席してきたが、父親である故金正日(キム・ジョンイル)総書記が同会議に2回に1度の割合で出席していた前例に従っているのではないかとする分析も出ている。
関係当局は金第1書記が7月には右足を、9月には左足を引きずる様子を見せるなど、健康に問題があることを把握している。また、金第1書記の足の治療をするため海外から医療関係者が北朝鮮に入ったことも把握しているとされる。
だが、金第1書記が足のどこに問題があるのか正確には確認できていない。一部で提起されている「金第1書記はすでに足首の手術を受けた」といううわさについても、確認できていないもようだ。
聯合ニュース
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/09/26/2014092602169.html
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