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記事入力 : 2014/08/25 09:5
韓国の対北独自制裁、与党内からも解除求める声[朝鮮日報]
2010年の哨戒艦「天安」爆沈を受けて韓国政府が北朝鮮に加えている「5・24措置」による制裁について、与党セヌリ党内から「段階的解除」を求める声が出始めた。
セヌリ党は22日、忠清南道天安市で議員らによる「研さん会」を開催したが、その外交統一分科会での非公開の討論会で複数の議員が「制裁の見直し」に言及した。討論会に参加した複数の議員によると、出席者の間から「ドレスデン構想をはじめとする現政権の統一政策を本格的に進めるには、まずは制裁の解除が必要だ」といった指摘が相次いだという。この非公開討論会には十数人のセヌリ党議員、外交部(省に相当、以下同じ)の尹炳世(ユン・ビョンセ)長官、統一部の金南植(キム・ナムシク)次官などが出席した。
5・24措置では▲北朝鮮船舶による韓国領海の運航不許可▲南北間の貿易禁止▲北朝鮮への新規投資の不許可▲北朝鮮に対する支援事業の保留−などが定められている。北朝鮮はこれまで同措置の解除を執拗(しつよう)に要求してきたが、韓国政府は「哨戒艦爆沈への謝罪と再発防止の約束などが先に行われなければ解除には応じない」との立場を重ねて表明している。
討論会に出席したセヌリ党の元裕哲(ウォン・ユチョル)議員によると、出席者の間からは「5・24措置があるため何もできない、と口で繰り返すばかりではだめだ。5・24措置を超える何かがなければならない」との意見が相次いだという。また別の議員は「今のように5・24措置に縛られた状態のままが良いという議員は一人もいなかった。韓国・北朝鮮・ロシアの国際協力を進めるべき今の状況などを考慮し、5・24措置の実質的解除に言及する声が多数を占めた」と伝えた。
もちろんこれに対する反論も根強かったようだ。具体的には「哨戒艦爆沈について北朝鮮は何の立場も表明していない。このような状況で制裁を解除してしまえば、保守層が強く反発するはずだ」との指摘があったという。
パク・スチャン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/08/25/2014082501015.html
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