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2014年08月25日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆韓国のソウル中央地検が、「国家元首である朴槿恵大統領の名誉を毀損した」という韓国の市民団体の告発を受け、産経新聞のソウル支局長・加藤達也氏を事情聴取するなど日韓関係が一段とギクシャクしている状況下、柳興洙(ユフンス)新駐日韓国大使が8月23日、着任のため来日した。読売新聞の報道によれば、「柳氏は、国会議員を4期務め、韓日議員連盟の幹事長や副会長を歴任した知日派。中曽根康弘、森喜朗両元首相をはじめ日本の政界に知己が多い。安倍首相の父・晋太郎元外相とは1980年代に自らの選挙区の釜山で、ビールとウイスキーを混ぜた『爆弾酒』を酌み交わした仲」という。
日韓関係は、元来、岸信介元首相、福田赳夫元首相の流れを汲む自民党派閥「清和会」が主流だった。この意味で、岸信介元首相を祖父に持つ安倍晋三首相は、「清和会」直系の政治家である。韓国の朴槿恵大統領は、岸信介元首相と親密だった朴正煕元大統領を父に持つ政治家として、いわば「保守本流」の代表者と言っても過言ではない。
◆にもかかわらず、本当は親日派だった李明博前大統領が2012年8月、支持率低下の最中、わざわざ日本固有の領土である「竹島」に上陸して「反日」をアピールし、さらに「天皇が韓国に来たければ、謝罪してから来い」などと不敬極まりない発言をしたのを引き継ぐ形で、朴槿恵大統領は2013年2月25日就任以来、一貫して「反日姿勢」を取り続けてきた。本質は「親日」、表向きは「反日」という姿勢を取るのは、「反日」を叫ぶと支持率が上がるという韓国民や韓国マスメディアの「歪な感情」があるからだ。
だから、朴槿恵大統領は、裏舞台で、安倍晋三首相と固い握手をしながら、「このことは黙っていて欲しい」と頼んでいるという。
◆だが、孔子が「過ぎたるは猶及ばざるが如し」(物事の程度を超えた行き過ぎは不足していることと同じようによくないことである)と教えているように、「反日」も行き過ぎると却って、自分の身に禍を招く結果となる。
その悪い現象が、すでに東京都新宿区の「新大久保」で現れている。「韓流ブーム」でにぎわった日本有数の「コリアンタウン」が、事実上、「崩壊状態」に陥っている。2代にわたる韓国大統領の「反日姿勢」に嫌気がさしている日本国民が、寄り付かなくなったからだ。売り上げも激減、これでは店を閉めるしかない。
朴槿恵大統領も就任以前に訪れたことで知られた本格的韓国料理店「大使館」が8月15日閉店に追い込まれたのが、何よりも象徴的だ。周辺の韓国焼き肉店をはじめ、各種グッズ店などが、相次いで閉店しており、「コリアンタウン」が姿を消して行くのと入れ替わりに、中国人が進出しており、「チャイナタウン」が急ピッチで出来上がりつつある。
新大久保と言えば、JR山手線新大久保駅で起きた人身障害事故を忘れることはできない。2001年1月26日午後7時14分ごろ、新大久保駅で、泥酔した男性がプラットホームから線路に転落、その男性を救助しようとして線路に飛び降りた日本人のカメラマン関根史郎さん(47)と韓国人留学生・李秀賢さん(26)が、進入してきた電車にはねられ、3人とも死亡した。森喜朗首相(当時)は、救出を試みた2人の遺族に書状を贈り、警察庁は警察協力章を授与した。事故の翌年、今上天皇陛下は、韓国人留学生の両親を招待して慰労されている。あれから13年7か月になる。時の過ぎるのは早い。文字通り「光陰矢のごとし」である。
【参考引用】読売新聞YOMIURIONLINEが8月21日午前9時10分、「安倍氏の父と爆弾酒飲んだ仲…次期駐日韓国大使」という見出しをつけて、以下のように配信した。
【ソウル=豊浦潤一】柳興洙(ユフンス)・次期駐日韓国大使(76)が20日、ソウルで日本人記者団と懇談し、『日韓国交正常化50周年を迎える来年、新しく出発するため、ひたすら努力しなければならない』と関係改善への意欲を語った。柳氏は、国会議員を4期務め、韓日議員連盟の幹事長や副会長を歴任した知日派。中曽根康弘、森喜朗両元首相をはじめ日本の政界に知己が多い。安倍首相の父・晋太郎元外相とは1980年代に自らの選挙区の釜山で、ビールとウイスキーを混ぜた『爆弾酒』を酌み交わした仲という。柳氏は起用されたことについて『日韓関係を早くいい方向に進めていくのにふさわしいと考えたのではないか』と語った。柳氏は、現在の日韓関係について『真っ暗なトンネルにかすかな明かりがさしている』と語り、対話ムードが芽生えていることに期待を示した。8月21日に大統領府で信任状を受け取り、23日に着任する」
読売新聞YOMIURIONLINEが8月23日午後 8時42分、「『異常な関係は駄目』韓国の柳・新駐日大使着任」という見出しをつけて、以下のように配信した。
「韓国の柳興洙(ユフンス)新駐日大使が23日、着任のため来日した。羽田空港で記者団に対し、『両国間には様々な問題があるが、このような異常な関係が続くのは駄目だと確信している』と述べ、『発展的、安定的、未来志向的な関係になれるよう最善を尽くしたい』と抱負を語った。21日に朴槿恵(パククネ)大統領から信任状を受け取った際にも、『両国関係の改善を進めてほしい』と要請されたことを明らかにした」
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