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ベトナム共産党の党員６０人が「社会主義を放棄し、２度と中国に頼らない」ことを要求―中国紙
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140731-00000026-xinhua-cn
XINHUA.JP 7月31日(木)17時27分配信
中国紙・環球時報は３１日、「ベトナム共産党の党員６０人が『社会主義を放棄し、２度と中国に頼らない』ことを要求」と題した記事を掲載した。
「６０人のベトナム共産党員が改革を呼び掛ける公開書簡を発表した」とのニュースが３０日、複数の外国メディアによって報じられた。英ＢＢＣは「ベトナム共産党の古株６０人以上が党中央に向けた公開書簡を発表し、『社会主義を放棄し、２度と中国に頼らない』ことと、南シナ海問題で中国を国際裁判所に提訴するよう求めた」と伝えた。ベトナムの主要メディアでは公開書簡について取り上げられていないが、ネット上では様々な議論が交わされているという。
ドイツ通信社は３０日、公開書簡の日付は２９日で、すでに最高権力機関である中央委員会に送付されたと報じた。ＢＢＣによると、公開書簡には元中国駐在大使、元副大臣、著名な経済学者らが署名。「共産党は国を誤った道へ導く。ベトナム共産党の政策と腐敗問題も国を危機に陥れることになる。当面の急務は専制的な政治制度を改革し、民主制度にすることだ」と訴えた。２０１６年の全国党代表大会で新たなリーダーを選出する準備をしているという。
これに対し、中国のベトナム問題専門家は３０日、環球時報の取材に応じ、「このニュースは根も葉もないうわさではないと思う。ベトナム政界の腐敗現象は深刻で、変革が起こる可能性も早くから指摘されている。以前にもこうした声は上がったが、ベトナム政府は冷ややかに対応している」と語った。
（編集翻訳 小豆沢紀子）
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