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金日成主席没後20年―WSJは「北朝鮮は崩壊へ」と報道
By JONATHAN CHENG
2014 年 7 月 8 日 ウォール・ストリート・ジャーナル
http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052702304188504580016660439905390?mod=JWSJ_EditorsPicks
7月8日は北朝鮮を建国した金日成主席が死去して、ちょうど20年目となる。当時、主席の死は国内外に衝撃をもたらした。
82才という高齢ではあったが、金主席は健康状態が芳しくないことをほとんど表に出さなかったためだ。金主席は朝鮮半島の半分を45年間にわたって統治し、同一人物による国の統治年数としては当時、世界最長だった。
北朝鮮はまだ権力の移譲を試みたことがなく、金主席の死去により、まだ知られていなかった息子の金正日総書記に突然スポットライトが当たることになった。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は米情報機関の話として、金正日総書記を「良くて"変わり者"、悪ければ"サイコパス"」だと伝えた。
当時のクリントン政権の幹部らは金主席の死去により、「北朝鮮は数カ月以内に崩壊に向かう」可能性があるとみている、とWSJは報じた。
1994年7月11日付のWSJは「金氏の死去、北朝鮮の共産主義体制の終わりの始まりに」という見出しの記事を掲載した。その一部を紹介したい。
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金日成氏の死去は北朝鮮の崩壊につながるかもしれない。
米政府関係者は北朝鮮の共産主義体制が数カ月以内に崩壊すると確信している。北朝鮮では生産高が落ち、人々は飢え、経済は目を覆うばかりだ。情報機関のアナリストは金主席の息子で約束された後継者の金正日氏が、崇拝されていた父親よりも安定性と人気に欠けると確信している。その結果、残忍で孤立主義の国家にとって事実上唯一の友好国である中国が予測のできない共産主義国である隣国を守る可能性は低いだろう。
国家安全保障問題担当の元顧問が経営するコンサルティング会社リチャード・V・アレン社に勤める朝鮮情勢の専門家、ダリル・プランク氏は「これは私たちが知る北朝鮮の終わりだ」と指摘している。仮に体制が崩壊すれば、北朝鮮が開発していると米国や韓国が恐れている核兵器も共にしおれていくだろう。
だが短期的には、世界最長の統治者の死亡は朝鮮半島にさらに不確かで、不安定な時代を招くことになりそうだ。(以下略)
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