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記事入力 : 2014/06/27 10:58
女子74%・男子67%、男女差広がる大学進学率
主な専門職にも女性が大挙進出
外交官試験・薬剤師試験も合格者の約6割は女性
光州広域市に暮らす58歳の主婦は、今から39年前に高校を卒業したが、大学には進学しなかった。2歳年下の妹も同じく高卒だ。一方で、2人の兄はどちらも大学を卒業した。家計上の問題で、息子だけを大学に行かせ、娘は進学させなかったからだ。
しかし今では時代が変わり、女性の大学進学率が男性を上回っていることが判明している。統計庁が26日に発表した「統計で見る女性の暮らし」と題する調査結果によると、2009年に初めて女性の大学進学率が男性を上回って以来、差は徐々に広がり、13年の時点で女性(74.5%)が男性(67.4%)を7.1ポイント上回っていることが判明した。01年の時点では、女性の大学進学率(67.6%)は男性(73.1%)より5.5ポイント低かったが、今では逆転した。大学進学率とは、ある年度の高卒者が同年中に大学へ進学した比率のこと。
統計庁のユン・ミョンジュン社会統計企画課長は「男女を分け隔てせず、保護者がどちらも大学に行かせようとしているのに加え、男性の場合、大学進学に失敗したら、浪人や軍入隊を選択するケースが相対的に多いため、男女間で大学進学率の差が大きくなっている」と語った。
主な専門職にも女性が大挙進出している。昨年基準で見ると、技術職を除く行政考試(国家公務員試験に相当)合格者の46%、司法試験合格者の40.2%、外務考試(旧外務公務員試験に相当)合格者の59.5%は女性だった。4級以上の幹部クラスの公務員に占める女性の割合は8.8%で、01年(2.2%)と比べると、比率上、12年間で4倍に増えた。
司法試験を通過する女性が増えるにつれ、昨年基準で、判事の27.4%、検事の25.4%、弁護士の19.4%は女性が占めた。医療界でも女性が躍進し、医師の23.9%、韓方(韓国式の漢方)医師の18.8%は女性で、薬剤師は64.3%を女性が占めて男性を圧倒した。教育界では、小・中・高校教師の76.6%、大学教授の23%を女性が占めている。また、女性が世帯主として登録されている家庭の比率も27.9%、全世帯のおよそ4分の1に上る。
しかし、全体的には、女性の社会的待遇はまだ男性に及ばない。性別による賃金格差は次第に縮まってはいるが、昨年基準で女性の賃金は男性の賃金の68.1%にすぎない。非正規雇用の女性が多いからだ。経済活動への参加率も50.2%で、男性より23ポイント低く、いわゆるキャリア断絶女性は、15歳から54歳までの既婚女性の20.1%に達する。
孫振碩(ソン・ジンソク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/06/27/2014062702602.html
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