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記事入力 : 2014/06/27 10:31
外国人専用カジノで不正、ホテル会長ら13人を起訴
会長と役員・社員が共謀、客から2億5000万円詐取
特級ホテルのカジノの会長と幹部、ディーラーなどが共謀し、客から数十億ウォン(数億円)相当の金をだまし取っていたとして摘発された。
蔚山地検刑事2部(キム・ヒョンジュン部長)は26日、大邱市内の特級ホテルにある外国人専用カジノの会長(53)と経営管理担当取締役(51)など幹部3人、ディーラー8人など計13人を検挙し、このうち会長と幹部4人を逮捕・起訴するとともに、9人を在宅起訴した。
検察によると、特級ホテルのカジノの会長と役員・社員が共謀し、長期間にわたって客から金をだまし取って摘発されるというのは、今回が初めてだという。
検察によると、会長らは2012年4月から今年4月までの間に、特級ホテルの外国人専用カジノでいわゆる「バカラ」をしていた韓国人や外国人の客3人から、勝敗を裏で操る手口により、25億1000万ウォン(現在のレートで約2億5100万円、以下同じ)をだまし取った疑いが持たれている。
会長は犯罪行為の取りまとめ役を担い、幹部4人はディーラーに指示を出す一方、ディーラーは上からの指示に従い賭博詐欺を実行していたという。
犯行には改ざんされたカードが使用された。「ブラックディーラー(客に対する詐欺行為を実行するディーラー)」は、カードの数字や図柄によって、次にどんなカードが出るかが分かるよう表示されたカードを利用した。
また、客にカードを配る際、客にとって有利なカードであることをあらかじめ把握し、本来配るべきカードではなく次のカードを配るという手口により、客が勝てないようにしていた。
このような犯行により、ある外国人の実業家は2012年5月からわずか70日の間に、このカジノで23億3000万ウォン(約2億3300万円)の負けを喫した。また別の外国人は1億7000万ウォン(約1700万円)、韓国人の客は1000万ウォン(約100万円)を失った。
検察は外国人専用カジノに韓国人が出入りできた経緯についても調べを進めている。検察の調べに対し、会長らは「部下がやったことで、具体的な内容については知らなかった」として容疑を否認している。
検察は「賭け金の額が少ない場合は勝率を高く設定しておき、額が多い場合は賭博詐欺によって、カジノ側が勝って配当を得られるようにしていた」と説明した。問題のカジノは2012年に150億8000万ウォン(約15億860万円)、昨年は149億ウォン(約14億9100万円)の売り上げを得ていた。
検察の関係者は「中国や日本など外国からの観光客の増加により、カジノを訪れる人も増えているだけに、外国人が安心して利用できるよう、韓国のカジノ業界の透明性を確保する必要がある」と話した。
蔚山= 権慶勲(クォン・ギョンフン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/06/27/2014062702491.html
- Re: 外国人専用カジノで不正、ホテル会長ら13人を起訴:大邱のホテル、バカラで詐取 hirame121 2014/6/28 00:51:29
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