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中国が北朝鮮向け原油を止めていない理由(東洋経済)
http://www.asyura2.com/14/asia15/msg/548.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 6 月 17 日 10:55:05: igsppGRN/E9PQ
 

中国が北朝鮮向け原油を止めていない理由
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20140617-00040230-toyo-nb
東洋経済オンライン 2014/6/17 福田 恵介 :東洋経済 記者


 「中国は北朝鮮向けの原油輸出を止めている」。このような観測がこの1、2カ月、韓国や日本を中心に流れている。2013年末に中国通で北朝鮮権力のナンバー2とされていた国防委員会副委員長の張成沢氏が処刑されたことに中国が怒りを示し、そのために北朝鮮経済にとっての命綱であるパイプラインによる原油供給を止めているとの説が出ていた。

 ところが、韓国の北朝鮮専門メディア『デイリーNK』は韓国語版、英語版で「中国は地下送油管からひと月に数回、原油支援を続けている」ことを確認したと報道。結局、中国は北朝鮮への支援を止めていないと改めて指摘している。

 『デイリーNK』は5月上旬、北朝鮮と国境を接する中国・丹東市にある北朝鮮向け送油管加圧施設を取材。国境が走る鴨緑江の川岸にある同施設の入り口で警備担当者から「今でも継続して原油を送っている」との発言を得たという。

■ 「パイプラインの停止はありえない」

 北朝鮮経済に詳しい、環日本海経済研究所(新潟市)調査研究部の三村光弘部長は、「中朝間のパイプラインを止めるということは中朝関係の断絶を意味するので、止めることはあり得ない」と指摘。また、中朝間のパイプライン自体の現状から考えると老朽化などの問題で止めても数時間しか止められず、もし輸出が止まっているのであれば、技術面から見ても「パイプラインは使用不能になっているはず」と説明する。
【詳細画像または表】
 韓国の大韓貿易投資振興公社(KOTRA)北京貿易館(支社)は5月下旬、中国の税関統計を元に今年第1四半期(1〜3月)の中国から北朝鮮への原油輸出はゼロと発表している。

 ただ、「丹東市から北朝鮮に伸びるパイプラインを通る原油は、輸出ではなく支援という性格を持つため、税関統計に示されないことがある」と韓国の北朝鮮専門家は指摘する。そのため、実際には送られていても貿易統計には「ゼロ」と出ることがありうる、というのだ。

 一方、中国の複数の北朝鮮問題専門家は東洋経済の質問に対し「おそらく止めているだろう」と口をそろえるが、確証を聞くことができなかった。同時に、「現在はイランなどから海上輸送で原油を輸入することが増えている」との指摘もある。中国も、パイプライン以外の輸入ルートを確保していることがうかがえる。

■ 統計に表れない「支援」実績

 中国の北朝鮮研究者は、「中朝間の仲が悪いと言っても、張成沢処刑から急に悪くなったわけではないことを知るべき」と言う。それは、1992年に中国が韓国と国交正常化をした際、北朝鮮側の意向に中国が耳を傾けなかったという遺恨が北朝鮮側に残っているため、という。

 現在、北朝鮮の貿易総額のうち9割近くを中国との取引が占める。核開発問題やミサイル発射で国際的な経済制裁が強まる中、経済面では陸続きである中国との関係に頼るしかなかった。そのため、「中国との関係が深まったのはあくまでも現実的な結果。気にくわないと言っても、中国は朝鮮半島の非核化を大事に考えているのと同様に、北朝鮮の体制安定を望んでいる」(前出の研究者)というのが、本当のところのようだ。


 

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コメント
 
01. 2014年6月18日 02:10:58 : bcmriYwL0M
焦点:終わらない「朝鮮戦争」、境界海域は中国関与で不安定化
2014年 06月 17日 16:54 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKBN0ES0MS20140617&channelName=topNews#a=1
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[延坪(韓国) 17日 ロイター] - 韓国・延坪島の住民は、晴れた日には10キロ離れた北朝鮮を見渡すことができる。ただ、視界に入る風景はそれだけではない。住民は、韓国軍の艦船が北朝鮮や中国の漁船を追跡する様子を目の当たりにしている。

延坪島が浮かぶ黄海上の海域は、世界有数のワタリガニの漁場だ。最近、そのカニ漁師の生命を脅かす事件が起きた。5月22日、韓国が同島周辺で砲撃を行い、島の住民は防空壕への避難を指示された。

この事件の前には、北朝鮮の船舶が事実上の南北境界線である北方限界線(NLL)を越えたとして、韓国海軍が10発の警告射撃を実施していた。

NLLは1950─53年の朝鮮戦争を受け、米国主導で国連が一方的に設定。両国の間では休戦協定が結ばれ現在に至っているが、正確に言うと両国は戦争状態にある。

NLL付近には5つの島があるが、その海域では両国による砲撃が急増。両国の緊張が現在、最も高まっている場所となっている。

北朝鮮はNLLを認めておらず、NLLは国際的に認められている境界線でもない。そのため、北朝鮮軍の艦船は、日常的にNLLを越えて航行している。

軍事的緊張の高まるNLL付近の島々では、外国メディアの取材が制限されている。最近行ったロイターの取材では、韓国海軍の艦船が毎日のように中国漁船を追跡していることが確認できた。

韓国の海洋警察関係者や地元当局者によると、北朝鮮軍は、同海域の漁場の操業権を中国に売却することで、長年にわたって資金を得ているという。

延世大学(ソウル)のジョン・デリューリ氏は、「第3者である中国漁船の存在が、情勢をさらに不安定化させている」と指摘。その上で「米国と中国を巻き込む事態に発展する危険が差し迫っている」と付け加えた。

<休戦協定>

1953年8月30日に結ばれた休戦協定は、非武装地帯(DMZ)を設置するため、両国軍に軍事境界線の38度線から2キロ離れるよう求めた。

しかし、黄海上には不規則に島が浮かんでいることなどから、この軍事境界線を黄海上に延伸することは困難で、両国は合意に至らなかった。そのため、休戦協定の署名から1カ月後、海上での衝突を避ける目的で、米陸軍大将のマーク・クラーク国連軍司令官が境界線を引いた。

NLLについて、韓国側は陸上の軍事境界線を延伸したものであり、事実上の南北境界線とみなしてきた。その一方で、1974年に機密解除された米中央情報局(CIA)の文書で、「NLLは国際法的根拠はない」と判断されていたことが明らかになった。

  対する北朝鮮は12カイリの範囲が領海だとし、近年その主張を強めている。これには、NLL付近の5島も含まれる。

1999年と2002年には、カニ漁が行われる6月に両国軍の艦船が衝突。02年の衝突では韓国船1隻が沈没し、北朝鮮船も激しく損傷した。

また、2010年11月には、北朝鮮が延坪島に向けて砲弾170発を発射。その半数が同島に着弾し、民間人2人と韓国軍兵士2人が死亡した。

<火薬庫>

延坪島の崖の上に、両国のにらみ合いを観察できるスポットがある。取材中、韓国海軍の巡視艇2隻とコルベット艦1隻が、中国漁船の船団をNLLの南側から追い出そうとしていた。

島の住民の話では、漁船の活動にはしばしば、北朝鮮海軍の護衛艦が同行しているという。延坪島の崖の上には、平壌を射程に入れた巡航ミサイルなどが配備され、浜辺には上陸防止のフェンスが張り巡らされている。

また、船の残がいの間に機関銃の台座が設置され、戦車も配備されているほか、地雷に見えるものには近づくなとの警告看板もある。この状況は、5島の中で最も大きい白ニョン島の住民の1人が、「武器や爆弾が多数ある火薬庫に等しい」と表現するほどだ。

<砲撃の音>

砲撃の音は島の住民にとって、聞き慣れたものになっており、地元の子どもたちは、砲撃訓練をしているのが北朝鮮なのか、韓国なのかを判別することができるようになるという。

延坪島の自治会責任者を務めるChoi Sung-ilさんは、「子どものころ、砲撃の音は子守歌のようなものだった。でも、2010年の砲撃事件以来、砲撃の音を聞くとビクビクするようになった」と話す。

住民の話によると、砲撃事件を受け、駐留する韓国軍兵士の数が増加し、軍が買い取った土地の範囲も広がった。

延坪島の基地の敷地内で、ブドウ畑を所有するShin Soon-jaさん(72)は、「砲撃事件前に防空壕に行ったことはなかった」と振り返り、「北朝鮮には失望している。金正恩(第1書記)は卑劣だ」と語った。

正恩氏は2012年、北朝鮮の指導者として初めてNLLの北側の島々を訪問した。朝鮮中央テレビによると、正恩氏は兵士らに対し、韓国が砲撃してきた場合、「直ちに反撃」するよう指示。「局地戦にとどめることなく、国家再統一のための聖戦を行うよう」求めたという。

<中国漁船>

延坪島で半世紀以上にわたって農業を営むIm Byung-chulさん(68)は、農地から見える中国漁船の存在が、脅威というよりも安全を図るバロメーターになっていると語る。

「今は中国船がたくさんいる。北朝鮮で重要なイベントがある時は、中国船を目にすることはない。中国船がいれば、砲撃されることはなく安全なはずだと考えている」。

韓国海洋警察の関係者は、中国漁師は北朝鮮軍に1カ月1万1000ドル(約110万円)以上を支払っていると説明。韓国外務省の報道官は、中国人漁師が同海域で操業することは違法だと強調した。

一方、中国外務省はNLLについて、韓国と北朝鮮の2国間の問題であり、「朝鮮半島の隣国として、対話を通した解決を支持している」とした。

絶えず砲撃の危険にさらされながらも、島の住民からは非現実的とも思える期待の声が聞こえる。それは、冒険好きな観光客を誘致しようというものだ。

前出のChoi Sung-ilさんは、「裸眼で北朝鮮を見ることができる。われわれは、政府にここを『防衛観光スポット』にしてほしいと要望している」と明かした。

さらにChoiさんは「延坪島を訪れる学生たちが防衛に関する経験を得られるよう、政府にはインフラ整備を求めている」と続けた。ただ、その計画は期待通りには進んでいないという。

 (James Pearson記者 Ju-min Park記者、翻訳:野村宏之、編集:宮井伸明)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0ES0MS20140617?sp=true


02. 2014年6月25日 17:33:52 : jo8TYZm62w
7月1、2日に中国で日朝協議 拉致再調査委を説明

2014.06.25
 日朝両政府は外務省局長級協議を7月1、2日に中国で開く方針を固めた。複数の日本政府筋が25日、明らかにした。北朝鮮側が、拉致被害者の安否再調査に関する特別調査委員会の組織構成を説明する見通しだ。

 日本政府は、調査委のトップに金正恩第1書記が就くなど十分な権限が与えられていると判断した場合、制裁の一部解除に踏み切る構え。北朝鮮の出方次第では、拉致問題解決に向けた動きが本格化する可能性がある。

 協議には、日本側から伊原純一アジア大洋州局長、北朝鮮から宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使が出席する予定。

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140625/plt1406251521003-n1.htm


03. 2014年6月25日 22:12:05 : jo8TYZm62w
南朝鮮の団体が日本の再侵略策動に反対する抗議運動を展開

【平壌6月25日発朝鮮中央通信】南朝鮮のわが同胞一つになる運動本部が24日、ソウルの日本大使館前で記者会見を開き、日本の歴史わい曲と再武装に反対する100万市民行動を宣布した。
記者会見で同団体は、日本が河野談話を否定したのに続き、平和憲法まで改正しようとしていると非難した。
また、日本が「集団的自衛権」を推し進めて容認するのは戦争時代に歴史を逆戻りさせて「自衛隊」が朝鮮半島に上陸できる道を開いてやる結果を招くと糾弾した。
そして、日本との軍事協定の締結は日本の「集団的自衛権」の推進と再武装の名分を与えることになると主張した。
さらに、これを阻むために平和を愛する国民が100万市民行動に決起しようと訴えた。
同団体は、日本の歴史わい曲と再武装など再侵略策動を阻むためのたたかいの先頭に立つと強調した。
続いて、同団体のメンバーは署名運動に入った。−−−

http://www.kcna.kp/kcna.user.home.retrieveHomeInfoList.kcmsf


04. 2014年6月26日 21:01:17 : 7kwrNuXCl2
北朝鮮 短距離ミサイル3発を東海上に発射=190キロ飛行 2014/06/26 19:14

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が26日午後5時ごろ、南東部の元山付近から東海に向け短距離ミサイル3発を発射したと韓国軍合同参謀本部が明らかにした。 

 合同参謀本部の関係者は、北朝鮮が東海上に発射した3発の短距離ミサイルの飛距離は約190キロとした上で、現在北朝鮮が保有する短距離ミサイルと射程が一致するものはないと説明した。 

 その上で、「最も射程が近いのは『KN09』と呼ばれている300ミリの新型放射砲」とコメントした。

yugiri@yna.co.kr

http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2014/06/26/0300000000AJP20140626003400882.HTML
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/06/26/2014062604256.html


05. 2014年6月27日 10:55:45 : rs2KQaNuFA
北朝鮮 正恩氏の指示で戦術誘導弾の発射実験 2014/06/27 09:43

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は27日、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が見守る中、新たに開発した戦術誘導弾の発射実験を行ったと報じた。
http://img.yonhapnews.co.kr/basic/article/jp/20140627/20140627094808_bodyfile.jpg
戦術誘導弾の試験発射を指導する金第1書記=27日、ソウル(労働新聞=聯合ニュース)
 同通信は「金正恩同志は、最先端水準で開発された超精密化した戦術誘導弾の試験発射を指導した」と伝えた。金第1書記は技術的な仕様などを把握した後、試験発射を直接命じたという。その結果については「科学技術的な性能にわずかな誤差もないことが実証された」とした。

 この発射実験は、北朝鮮が26日に東海に向け発射した短距離弾の可能性が高いとみられる。韓国軍合同参謀本部は同日、北朝鮮が南東部の元山付近から短距離の発射体3発を発射し、飛行距離は190キロ程度だったと発表した。

 朝鮮中央通信は戦術誘導弾の発射実験について、「わが人民軍は短距離、中・長距離の誘導兵器をはじめとするすべての打撃手段を、世界的な水準で超精密化できる鍵を握ることになった」「命中精度と威力を最大に引き上げられるという確固たる展望を開くことになった」と主張。また、韓国と米国政府が北朝鮮を追い込もうとしていると非難した。

 金第1書記は発射実験の結果に満足感を示したという。精密化した戦術誘導兵器の製造を増やすとしながら、新たな国防科学技術の課題を指示した。

 北朝鮮が新兵器の実験事実を公開するのは異例。緊張感が高まる朝鮮半島情勢において、軍事力を誇示すると同時に米国と韓国の対北朝鮮政策に不満をぶつける意図といえそうだ。

mgk1202@yna.co.kr

http://japanese.yonhapnews.co.kr/northkorea/2014/06/27/0300000000AJP20140627001500882.HTML
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/06/27/2014062702417.html


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