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日本の集団的自衛権の行使に関しては韓国メディアでも大きく報じられ、歴史的・地理的観点からの批判が多く目立っている。韓国のネットユーザーも、やはりこのニュースに多くの関心を寄せている。写真は韓国・ソウル。
韓国国民も日本の集団的自衛権にハラハラ=「恐ろしい、戦争の痛みを忘れたのか」「普通の国なら当たり前」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140609-00000032-rcdc-cn
Record China 6月9日(月)15時16分配信
先月15日に首相官邸で「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会(安保法制懇)」が開かれ、安倍晋三首相に集団的自衛権の行使容認についての報告書が提出された。報告書には、憲法解釈の見直しにより「集団的自衛権行使の限定的容認」及び「国連決議に基づく多国籍軍など集団安全保障への参加容認」を求める内容が盛り込まれおり、国内外で様々な意見が飛び交っている。
韓国メディアでも大きく報じられ、歴史的・地理的観点からの批判が多く目立っている。韓国のネットユーザーも、やはりこのニュースに多くの関心を寄せている。
「実際は、いつか起こるかもしれない中国との戦争に備えて大規模軍事組織と自衛隊を改編しているのでは?自国民にまでも嘘をついているのか」
「正直恐ろしい。戦争の痛みを知っていながらも、自衛権を行使しようとするわ、歴史をねつ造しようとするわ…いつになったら本当の平和がやってくるのだろう」
「日本は親しい国だけど、いつでも不意打ちを食らわしてくるチング(友だち)だ」
「自衛権はどの国も持っているものなんだから、ない方がおかしいんじゃない」
「日本に危険がせまっていることに対して、やっとのことで考え出した結果。困難に直面した時に備えて、民衆がすることだと思えば良い」
「アメリカもヨーロッパ諸国も賛成しているし、世界から多大なサポートを受けている日本、これからも頼らなければならない日本なんだから…」
「日本国民の声を聞かないと。国民総選挙をした方が良いと思う」
以前「日本の集団的自衛権は日本が決める問題だ」発言で物議を醸した前・国防部長官の金寛鎮(キム・グァンジン)氏が、今月1日に大統領府国家安全保障室長に内定したことで、韓国内ではさらなる波紋を呼びそうである。
■筆者プロフィール:まつ・むら
群馬県出身。大学時代に韓国人留学生の友だちと仲良くなったことをきっかけに、ソウル市内の大学にて1年間交換留学。「専攻と韓国での経験を活かせないものか」と考えた末、卒業後は韓国内の高校で日本語教師として勤務。職業柄日本人らしさを常に忘れないように心がけていたものの、現地ではなぜか道を聞かれることもしばしば。得意な韓国料理は王道のキムチチゲ。ただいま緊急帰国中。
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