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南北が「北朝鮮消えろ」「ソウル攻撃」の応酬、「災難の発生を阻止できるのは韓国だけ」―韓国識者
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140522-00000037-xinhua-cn
XINHUA.JP 5月22日(木)22時37分配信
韓国・中央日報の中国語電子版は19日、「4月に旅客船セウォル号の沈没事故が起きて以降、南北関係が緊張してきており、対処が必要だ」と訴える延世大学の文正仁教授(政治外交学)の評論記事を掲載した。
文教授は、沈没事故で韓国中が悲しみに沈む中、南北関係も正常でない状態に変化し、ミサイル発射や黄海での軍事訓練実施、無人偵察機などをめぐり、軍事関係の緊張が高まってきたことを指摘。こうした状況の中、韓国国防部の金ソク(キム・ミンソク)報道官は「北朝鮮は早く消えるべき国だ」と発言し、北朝鮮は「全面報復戦」や「ソウル攻撃命令」といった言葉で応じた。
文教授は「北朝鮮が大口を叩くのはいつものことだが、大規模衝突の懸念は人々の不安をあおる。われわれが強大な軍事的抑止力を持っているとしても、ひとたび境界線を越えてしまえば意味はないということを認識するべきだ」と訴えた。
その上で文教授は「半島に起きる可能性のある災難をコントロールするべきは、中国でも米国でもなく、韓国自身だ」と指摘。さらに「公式、非公式にかかわらず接触し、可能な限りの手段で北朝鮮に対応する外交が必要となっている。災難が起きる前の今が、われわれの実力を発揮するべき時だ」と強調した。
(編集翻訳 恩田有紀)
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