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<韓国客船沈没>実質オーナー追及難航 教団施設に潜伏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140517-00000113-mai-kr
毎日新聞 5月17日(土)22時8分配信
【ソウル澤田克己】韓国の客船セウォル号沈没事故で、運航会社である清海鎮(チョンヘジン)海運の実質的オーナー、兪炳彦(ユ・ビョンオン)氏(73)への責任追及が難航している。新興教団の指導者でもある兪氏は、検察の事情聴取に応じず、教団施設に身を潜めている模様。検察は16日に逮捕状を請求したが、多数の信者が守る教団施設に突入しての身柄確保は簡単ではなさそうだ。
韓国の報道によると、兪氏には、同社や系列会社から少なくとも1000億ウォン(約99億円)を不当に得た背任などの疑いが持たれている。捜査関係者は「兪氏と家族への資金提供のため安全への投資がおろそかになった」と事故との関連も指摘している。同社は、社員の安全教育に年間54万ウォン(約5万4000円)しか使っていなかった。
兪氏は、1962年に義父と教団を創設し、70年代から信者の献金と労働力を活用して船会社などを始めた。87年に教団関係者の経営する工場で信者32人が死んでいるのが発見され、関与を疑われたこともある。91年には、信者からの資金搾取で懲役4年の実刑判決を受けて服役した。
会社は97年に破産したが、兪氏は、信者から集めた資金で別会社を作り、破産会社から事業を買い取って事業を続けた。その際、2人の息子の名義などを使うことで、自らの名前は前面に出ないようにしていた。
2009年には、約140億ウォン(約13億8000万円)の個人債務について「返済能力がない」として預金保険公社から債務免除を受けた。この間の経緯には不透明な部分が多く、関係当局との癒着も疑われている。
兪氏一族は国内外に多数の不動産を所有しており、資産価値は2400億ウォン(約238億円)と見られている。
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