韓国沈没船沈没事故、宗教団体の信者ら「人間バリケード」・・・検察の捜査に「宗教弾圧やめろ」＝韓国＝韓国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140517-00000041-scn-kr
サーチナ 5月17日(土)7時1分配信

　韓国の旅客船セウォル号沈没に関し、韓国検察が船の事実上のオーナーとみられる兪炳彦（ユ・ビョンオン）セモグループ元会長一家への捜査を進めている。仁川検察は１３日、兪元会長に対して１６日午前１０時までに出頭するよう通告したが、現時点で応じる気配はないという。複数の韓国メディアが報じた。

　１５日には、兪元会長が主宰する宗教団体「キリスト教福音浸礼会（通称：救援派）」の信者約５００人が、京畿道安城市にある宗教団体の施設前に集合。施設内への立ち入りを阻止するためバリケードを築き、検察の捜査に抗議した。

　救援派は同日に記者会見を開き、救援派とセウォル号沈没事故との関係を強く否定。その上で「救助できなかった１次的な責任は海上警察にある」、「宗教弾圧をやめろ」などと訴えた。バリケードは１６日も続いており、約１０００人余りにまで増えた信者らが施設前を塞いでいる。

　検察は兪元会長が施設内に潜伏している可能性があるとみており、施設内への強制捜査を検討しているという。

　一方、兪元会長の長男、大均（テギュン）氏も、検察の出頭要請に応じず、行方をくらましている。兪元会長一家が事情聴取に応じないことから、検察のセモグループに対する捜査は今後難航する可能性があるという。（編集担当：新川悠）

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