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(朝鮮日報日本語版) 旅客船沈没:船長・機関長ら4人、「殺人罪」起訴へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140515-00001226-chosun-kr
朝鮮日報日本語版 5月15日(木)10時39分配信
旅客船「セウォル号」沈没事件を捜査中の検察・警察合同捜査本部は14日、乗客を見殺しにして最初に脱出したイ・ジュンソク船長(69)、カン・ウォンシク一等航海士(42)、キム・ヨンホ二等航海士(47)、パク・キホ機関長(54)の4人について「不作為による殺人罪」で逮捕・起訴することを決めた。
合同捜査本部は、これら4人の指示で船内に待機したまま、脱出できずに死亡した乗客たちとサービス・客室担当の一部乗員らを被害者と見なし、当然しなければならない救護措置を取らなかったとして殺人罪を追加して起訴するとの結論に達した。検察は15日、これら4人を含む船員15人を遺棄致死・過失船舶沈没などの疑いで光州地裁に起訴することにした。光州地裁に起訴するのは、光州地裁の方が木浦地裁よりも大きいため裁判官が多く、首都圏から近いことが考慮されたためだという。
また、セウォル号の実質的オーナーである兪炳彦(ユ・ビョンオン)セモ・グループ前会長(73)一族の不正を捜査している仁川地検特別捜査チームは同日、出頭に応じずに行方をくらましている兪前会長の長男・大均(デギュン)容疑者(44)について、全国に「A級指名手配」した。検察は逃亡の恐れがある容疑者を指名手配するが、A級指名手配の場合は発見後直ちに逮捕される。大均容疑者は12日の検察の出頭要請に応じなかったため逮捕状が発行されている。検察は13日、ソウル市瑞草区廉谷洞の自宅などを捜査したが、身柄を確保できなかった。
検察は大均容疑者が密航する可能性があるとみて、仁川や平沢など全国の主な港からの密航ルートを厳重に取り締まっている。検察関係者は「大均容疑者は軽犯罪者ではない。宗教指導者の息子であり将来を嘱望された芸術家、そして多数の企業の大株主だが、検察から出頭を求められてすぐに行方をくらました」として検挙専門担当班を結成し追跡している。
16日に出頭を求められた兪前会長も大均容疑者と同様、行方をくらましている。検察はさまざまな方法で兪前会長に出頭を求めてきたが、出頭するかどうかについては何の返答もなく、正確な居場所も把握できていない。
一方、合同捜査本部は同日、韓国海運組合仁川支部の運航管理室長(51)と運航管理者(31)を容疑者に切り替えて取り調べを始めた。運航管理室長らは先月15日、セウォル号出航前に船員が提出した安全点検報告書をきちんと確認せずに運航を許可した疑いが持たれている。
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