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11日、韓国国家報勲処の朴勝椿処長が、旅客船セウォル号の沈没事故について、「我が国は何か大きな事件が起きると、まず大統領と政府を攻撃する」と発言し、物議をかもしている。写真は中国の事故報道。
「大きな事件が起きると、国民はすぐに政府を攻撃する」=韓国政府高官の発言が物議、野党は辞任要求―韓国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140512-00000030-rcdc-cn
Record China 5月12日(月)16時11分配信
2014年5月11日、韓国・朝鮮日報(電子版)によると、韓国国家報勲処の朴勝椿(パク・スンチュン)処長が、旅客船セウォル号の沈没事故について、「我が国は何か大きな事件が起きると、まず大統領と政府を攻撃する」と発言し、物議をかもしている。12日付でチャイナネットが伝えた。
野党・新政治民主連合からは、「国民をおとしめる発言だ」として、朴氏の辞任を求める声が上がっている。
韓国のネットニュースメディア・NEWSTAPAによると、朴処長は今月2日、竜山記念館で開かれた「愛国ワークショップ」に出席し、米同時多発テロについて、「ブッシュ大統領はテロ発生時、別の場所にいた。テロの情報が入っても、真実かどうか確定できず、状況が明らかになってからワシントンに戻った」「ブッシュ大統領は現場に駆けつけ消防署員や警察官の肩をたたき慰労した。その瞬間、大統領の支持率は56%から90%に上がった」「国家の危難に際し、米国民は一致団結する。こうした団結がなければ、問題を見つけ出し、解決のための対策を図ることはできない」と引き合いに出した上で、セウォル号の沈没事故について、「我が国は、問題が起きると、その根本的な原因の所在を探そうとはせず、大統領と政府を攻撃するばかりだ」と発言していた。
朴処長はまた、「歴代大統領の支持率を見ると、任期末期の支持率は30%を超えたことはなく、すべて30%以下だ」とも発言していた。(翻訳・編集/NY)
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