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9日、韓国では客船沈没事故で自粛ムードが広がるなか、娯楽や観光、小売など広範囲に影響が広がっている。写真は犠牲者を追悼するソウル市民。
<韓国船沈没>広がる自粛ムード、経済に大打撃=政府が緊急対策会議―韓国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140510-00000027-rcdc-cn
Record China 5月10日(土)21時13分配信
2014年5月9日、中国新聞社によると、韓国では客船沈没事故で自粛ムードが広がるなか、娯楽や観光、小売など広範囲に影響が広がっている。
韓国・聯合ニュースによると、韓国大統領府は9日、緊急民生対策会議を開催した。席上、客船沈没事故が消費の萎縮につながり、経済に大きなダメージを与えていることが指摘された。
4月16日の沈没事故後、サービス業の景気は明らかに低迷した。社会を悲しみが覆う中、自粛ムードが広がったのが原因だ。4月、百貨店の売り上げはマイナス0.1%と減少、大型スーパーはマイナス3.7%と大きく落ち込んだ。観光業の被害は甚大で、修学旅行の禁止に伴う損失額は276億ウォン(約27億4000万円)に達した。4月第4週の映画館入場者数は28.8%の減少。娯楽施設入場客68.3%の減少となった。
地域別で見ると、客船に乗っていた高校の所在地や事故現場付近での景気低迷が目立つ。外食、カラオケ、タクシーなどの売り上げは50%以下となった。また、沈没船から漏れた燃料による養殖場、漁場の汚染という被害もある。
会議に参加したLG経済研究院は、自粛ムードが長引けば、回復傾向を見せていた経済に大きな打撃をもたらすと警告。事故のもたらす悪影響が広がらないよう政府は早めに対策を講ずるべきだと提言している。(翻訳・編集/KT)
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