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沈没船オーナー一家、巨額脱税か
http://news.livedoor.com/article/detail/8817901/
韓国国税庁はこのほど、沈没した旅客船「セウォル号」の運航会社、清海鎮海運の実質的なオーナーとされる兪炳彦(ユ・ビョンオン)元セモ・グループ会長(73)と、長男の大均(テギュン)氏(44)、次男の赫基(ヒョクキ)氏(42)、清海鎮海運を含む系列会社約10社が、総額400億ウォン(約39億7700万円)台の偽の損益計算書や二重帳簿を作成するという手口で、約140億ウォン(約13億9200万円)の税金の支払いを逃れていた証拠をつかみ、検察に告発した。
捜査当局の幹部は9日「ソウル地方国税庁が8日、徴税反則調査審議委員会を開き、兪元会長父子と系列会社10社が意図的に脱税をしていた証拠をつかんだとして、検察に告発したと聞いている」と述べた。
国税庁はこれまでに、140億ウォン台の脱税の証拠をつかんでおり、資金を無許可で海外に流したり、海外で脱税したりした疑いについても詳しく調べを進めているという。
徴税反則調査審議委員会は国税庁内部や外部の人物により構成される議決機関。税務調査で法人または個人が意図的に脱税をした疑いが浮上し、処罰する必要があると判断された場合に招集され、検察の捜査に切り替えるか否かを決定する。税務当局はすでに、清海鎮海運だけで過去10年間に数億ウォン(数千万円)以上の脱税をした証拠をつかんでいるとされる。とりわけ清海鎮海運は、2009年から昨年までに1416億ウォン(現在のレートで約140億7800万円)の売り上げがありながら、法人税を全く納めていなかった。捜査当局は清海鎮海運が会計帳簿を改ざんし、毎年赤字と黒字を繰り返しているかのように見せ掛けていたとみている。
一方、ソウル地方国税庁は、兪氏一家と関連会社の役員(OBを含む)約10人について、10年分の金融取引に関する情報を金融情報分析院(FIU)から受け取り、「黒い金」の流れについて調べを進めている。国税庁の関係者は「兪氏一家が会社の金などを横領し、写真の代金など合法的な取引に見せ掛けていたものとみられる。兪氏一家の嫌疑が元役員の証言で明らかになっており、確認を進めている」と語った。
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