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中国・ベトナム船衝突、なりふり構わぬ強気姿勢(TBS)
http://www.asyura2.com/14/asia15/msg/207.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 5 月 08 日 21:12:21: igsppGRN/E9PQ
 

中国・ベトナム船衝突、なりふり構わぬ強気姿勢
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye2196743.html


 また中国の行動が国際社会の反発を招いています。ベトナムの巡視船と中国の船との激突、日本にとっても他人事ではありません。中国は南シナ海の大部分で管轄権を主張していて、その形から「中国の赤い舌」とも呼ばれています。激突の瞬間映像からは、中国側のなりふり構わぬ強気な姿勢が垣間見えます。


 「来たぞ、来たぞ」(ベトナム船の乗組員)


 南シナ海の西沙諸島付近の海域を航行するベトナム艦船から撮影した映像。乗組員の声が上がる中、一隻の船が急接近してきます。船には「中国海警」の文字。そして・・・


 「ぶつかったよ」(ベトナム船の乗組員)
 「ここはベトナムの領海です。あなた方は今、ベトナムの領海の主権を侵害している」(ベトナム船)


 中国の船がベトナムの艦船に激突しました。この衝突で、ベトナム側の乗組員6人がけがをしたということです。


 衝突があった南シナ海・西沙諸島近くの海域は、ベトナムが主張する排他的経済水域の内側です。なぜ、中国の船がこの海域にいたのでしょうか。実は、中国側は「9段線」という国際法にはない独自の管轄権を主張しています。それを根拠に、今月3日、ベトナム沖で中国国営の石油会社が石油の掘削作業を行うと表明。その後、掘削装置の設置に乗り出したことから、ベトナム側は作業を阻止しようと艦船などを派遣しました。そこで、中国側は、石油会社を守る中国当局の艦船などがベトナム側の艦船に対し、放水や衝突を激しく繰り返しているということです。


 「我々は我慢を続けてきた。忍耐には限界がある。中国側がこうした行動を続けるなら、自衛手段を取らなければならない」(ベトナム沿岸警備副司令官 7日)


 ベトナムは7日夜、海上警察の幹部のほか、国営石油会社総裁ら5人が列席するという異例の態勢で緊急に会見。衝突映像を公開するとともに、「忍耐には限界がある」と中国側に警告しました。


 「西沙諸島近海での中国企業の活動は、完全に中国の主権内でのことだ。ベトナムには何ら関係のない話だ」(中国 華春瑩報道官 7日)


 一方、7日、外務省の会見で強硬姿勢を崩さなかった中国。それ以降、今回の出来事について、目立った反応が一切ありません。


 「領有権を争っている海域で掘削作業に着手するという中国の一方的な決断は、挑発的で地域の平和維持に役立つものではない」(アメリカ サキ報道官)


 こうした中、アメリカ国務省のサキ報道官は、今回の事態を受け、中国側の「危険で威圧的な行動を強く懸念する」とけん制しました。


 尖閣諸島をめぐって中国と対峙する日本。菅官房長官は・・・


 「境界未確定の現場海域において、中国による一方的な掘削活動の着手によって地域の緊張が高まっていることを深く憂慮しています」(菅義偉官房長官)


 菅長官は中国の対応を批判したうえで、「ベトナム側、および国際社会に対して、自らの活動の根拠やその詳細について明確に説明するべきだ」と語り、中国側に自制的に行動することを強く求めていく方針を示しています。(08日16:18)


             ◇


100隻以上がにらみ合い(中国・ベトナム)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4672865.html
2014年05月08日 NEVADAブログ


パラセル(西沙)諸島付近では、中国の船舶(公船)80隻とベトナムの艦船29隻がにらみ合いを続けていると報じられており、一触即発の状態になっています。


どちらかが一発でも撃てば大規模な軍事衝突が起こることになります。


ベトナム海上警察のトゥー副長官は、現場は「きわめて緊迫している」と報道機関に述べており、CNNでも中国の艦船がベトナム艦船に体当たりしている映像を流しており、状況は中国不利となりつつあります。


このような状況を打開するために、中国が軍事衝突を引き起こし、海上警察レベルではなく、海軍が全面に出てきた場合、双方にかなりの死者が出ることになるでしょうが、国連安保理で協議がされましても、中国・ロシアが拒否権を持っている以上、何もできません。


大規模な軍事衝突が起これば、シーレーンにも影響を与えます。
アメリカはどう介入することになるのか、オバマ政権のピポット政策が試されることになります。


             ◇


中国が艦船80隻を動員、ベトナムとにらみ合い
http://www.yomiuri.co.jp/world/20140508-OYT1T50125.html
2014年05月08日 14時01分 読売新聞


 【バンコク=永田和男】中国とベトナムの船舶が衝突した南シナ海のパラセル(西沙)諸島付近では8日も、両国の船舶がにらみ合いを続けている模様だ。

 両国間の緊張は高まっており、10日からミャンマーで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議でもこの南シナ海問題への対応が最大の焦点になる見通しだ。


 中国側は7日までに、この海域に80隻の艦船を動員。AP通信によると、ベトナム側も計29隻の船舶を派遣している。ベトナム政府高官は7日、内外記者団向けに開いた緊急会見で、中国船舶が2日以降、ベトナム船に衝突や放水を繰り返している状況をビデオ映像などを使って説明。現場の状況は「きわめて緊迫している」(海上警察のトゥー副長官)と強調していた。


             ◇


南シナ海緊張、中越が掘削で対立 比は中国漁船拿捕
http://www.cnn.co.jp/world/35047613.html
2014.05.08 Thu posted at 19:37 JST


香港(CNN) ベトナムの国家国境委員会幹部は8日までに、同国と中国が領有権を争う南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島近くで中国の国営企業が石油の掘削作業を開始し、周辺海域に軍用船を含む60隻の船舶を集結させてベトナムの巡視船らに故意に衝突するなどの威嚇行動に出ていると発表した。


一方、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島近くでは6日、絶滅危惧種のウミガメを大量に捕獲していたとして、フィリピン当局が11人乗りの中国漁船を拿捕(だほ)した。比当局は主権保持のための行動としている。


国営企業の中国海洋石油(CNOOC)は今月2日、パラセル諸島近くで海上掘削施設による作業を開始。中国当局はこれより前、同施設周辺に約4.8キロにわたる排他的海域の設定を宣言し、軍用船による監視活動を始めていた。


ベトナムの国家国境委員会副委員長によると、中国船舶による威嚇行動は4日以降に始まり、放水砲なども用いた。ベトナム側に人的な被害が出たとしている。


中国外務省報道官は掘削作業は中国領内の合法的な行動と主張。ベトナム側の嫌がらせ行為は中国の主権侵害であるとも述べた。船舶同士の衝突については確認しなかった。


CNOOCは、スプラトリー諸島の海底には中国の原油やガス資源の3分の1が埋蔵されていると主張している。南シナ海の領有権論争には中国、ベトナム、フィリピンの他、台湾、マレーシアやブルネイも絡んでいる。中国は同海全域での主権を求めている。


米国務省のサキ報道官は、パラセル諸島近くでの中国による掘削作業を非難。「一方的な行為は争いのある主権論争で自らの主張を強める中国の行動様式の一環とみられる。この種の行為は地域の平和と安定を損ねる」と批判した。


これに対し中国外務省の報道官は、掘削作業はベトナムとは無関係な行動であり、米国も同様であると反論した。
比警察によると、同国当局による中国漁船の拿捕(だほ)はスプラトリー諸島にあるハーフムーン礁近くで発生した。ウミガメ350匹を捕獲していたという。中国当局は漁船拿捕を受け、比側にさらなる挑発行為の中止を求めた。


南シナ海問題などに詳しい米マサチューセッツ州工科大学の学者は、今回のパラセル諸島近くでの衝突を受け、全面戦争ではないが軍事衝突が起きる可能性があると指摘。中国とベトナム間の問題は中比間の問題より深刻との見方を示した。


中国は1950年代以降、パラセル諸島の北半分を実効支配下に置き、南半分については74年以降、実質的に管理している。


また、フィリピンが今回、中国漁船の拿捕に踏み切った背景要因として、オバマ米大統領が最近訪比して結んだ新たな軍事協力協定に鼓舞された側面があると分析した。


 

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コメント
 
01. 2014年5月08日 21:54:37 : YUlX54A6ss

中国の女報道官。内心どう思って喋っているんだろうね。自分の国をとんでもない国だとは思わないのか?


02. 2014年5月08日 23:55:40 : tbWAWaiEJo
北朝鮮の核実験を牽制して身動きを取れなくするという意味合いでこの事件の報道はなされている。一種のプロパガンダのようなもので日朝間の距離はこれでかなり離されることになる。すべては米国の思惑通りというところか。

03. 2014年5月09日 16:05:48 : yzyb5XIMFM
焦点:南シナ海の緊張長期化も、中国の掘削強行でベトナム劣勢色濃く
2014年 05月 9日 13:32 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKBN0DP04M20140509&channelName=topNews#a=1
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[香港 9日 ロイター] - 中国と東南アジア諸国の間で緊張が高まる南シナ海。中国は同国最大の石油掘削装置(リグ)をベトナム沖約200キロの地点に設置することを決めたが、この事案はベトナムやその他の近隣諸国が中国の動きに対して劣勢に立たされている現状をさらけ出した。

中国の石油掘削をめぐっては、領有権を争う海域で行われていることもあり、中国とベトナムが対立。今月になって起きた船舶衝突では、両国はいずれも相手の船舶が意図的に衝突してきたと批判合戦を行っている。

南シナ海の南沙諸島(英語名:スプラトリー)は、ベトナムのほか、フィリピン、マレーシア、ブルネイも領有権を主張しているが、掘削現場近くの西沙諸島(同パラセル)に関しては、ベトナムのみが中国と対立している。

外交筋によると、ベトナムは中国の西沙諸島をめぐる動きを問題視し、対話の機会を求めているものの、中国側は西沙諸島について、同国の支配下にあり主権も有しており、係争中ではないとの姿勢を崩さないという。

中国の政府系シンクタンク、南海研究院の呉士存院長は「ベトナムが何を言っても何をしても、中国は(西沙諸島での)計画を推し進めるだろう」と語る。

<緊張状態>

ベトナム政府の戦略担当者らは過去2年にわたって、中国の石油リグ「HD981」建設・搬入の動きを注視してきた。

「それがわれわれに対抗する形で使われることは、最も恐れていたことの一つだ」。あるベトナムの外交官はこう本音を漏らし、「タイミング的にも不意を突かれた」と続けた。

ベトナムの外交官らは、ミャンマーで今週末に開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳会議で、支援を呼び掛けると表明。しかし、アナリストらは、ベトナムが長期的な支援を近隣諸国や国際社会から得られるかどうかは不透明だとの見方を示す。

ベトナムは米国などと軍事協力関係を強化しているが、領土問題をめぐり中国と対立する日本やフィリピンと違い、米国との公式な同盟関係は結んでいない。

オーストラリア国防大学のカール・サイヤー氏は、「中国はベトナムの最も弱い部分に踏み込んだようだ」と指摘。その上で「自分たちの問題ではないと言う国も出てくるリスクがある。パラセルはスプラトリーではないからだ」と付け加えた。

また、シンガポールの東南アジア研究所(ISEAS)の上級研究員、イアン・ストーリー氏は、「今後数カ月は緊張状態が続くだろう。両国の関係は、1979年の中越戦争以来最も深刻な危機を迎える可能性もある」と述べた。

<国際調停>

ベトナム政府は、中国が石油リグを設置した場所はベトナム沖120カイリで、国連海洋法条約に基づく排他的経済水域(EEZ)に属するとして、正式に抗議を行った。

同条約は、EEZ内での漁業活動や、石油・ガス資源の探査・開発の権利を認めている。

ベトナムの抗議を受け、中国外務省の報道官は、西沙諸島は中国固有の領土であり、石油リグは「完全に中国の領海内にある」と強調した。

フィリピンは南シナ海での中国の領有権主張に対し、国連海洋法条約に基づく調停を要求しており、ベトナム当局者も最近、その提訴に加わるかどうかについて、国際的な法学者に助言を求めているという。

しかし、ベトナムは国際的な法体制に全幅の信頼を寄せておらず、ロシアから最新鋭の軍艦やキロ型潜水艦を購入するなどして軍事力の強化を進めている。

ベトナム軍関係者らは、軍事力強化の目的は中国軍と競うためではなく、中国の武力行使を抑制するためだと説明。最初に攻撃を仕掛けるつもりはないが、反撃の態勢は整えていると明らかにした。

元政府国境委員長のTran Cong Truc氏は、ベトナムは「平和を愛する国であり、竜を目覚めさせることはしない」と話した。

(Greg Torode記者 Charlie Zhu記者、翻訳:野村宏之、編集:橋本俊樹)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0DP04M20140509?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29&sp=true


04. 2014年5月10日 02:13:29 : U6EkhiM7bo
中国船がベトナム船に衝突、3人負傷…南シナ海
2014年05月10日 01時47分

 【バンコク=永田和男、台北=向井ゆう子】南シナ海のパラセル(西沙)諸島付近で9日、中国船がベトナムの漁業監視船に衝突し、ベトナム船の乗員3人が負傷した。

 ベトナム政府系ニュースサイト「VNエクスプレス」が同日、漁業監視局幹部の話として伝えた。2〜7日に起こった衝突や放水に続くもので、両国の緊張が続いている。

 同サイトによると、現場は、中国が石油掘削作業を始めた海域。3人とも軽傷で、乗船を続けている。船の損傷も軽微だった模様だ。衝突された船は、ベトナムの警備艇などとともに現場海域を航行中だった。漁業監視局幹部は「状況は依然、かなり緊迫している模様だ」と語った。

 ベトナム側は、10日からミャンマーのネピドーで開幕する東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議で、この問題を緊急議題として取り上げ、航行の自由確保を重視する立場を声明などに盛り込みたい考えだ。

http://www.yomiuri.co.jp/world/20140510-OYT1T50015.html


05. 2014年5月11日 02:01:59 : dkG7AJh4Bi
アメリカや周辺国に借りを作らないように
中国崩壊まで待って回収する算段かな
忍の一字だが、それまで体制が持つか

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