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http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/507607e66e12a27616b9a2d8007e05f6
2014年05月05日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆韓国の大型旅客船「セウォル号」沈没事件について、マスメディアが、次第に「事件の真相」に迫ってきている。何者かが「重い物」をだれかに売却するために「セウォル号」に載せて運航中に「過積載」が原因となって「セウォル号」が転覆沈没したという真相である。
共同通信が5月3日午後9時2分、「沈没船乗員、着替えて乗客偽装か 救護努力皆無の疑いで追及」という見出しをつけて配信した記事から、いかに限りなく「真相」に迫る報道をしているかを、記事を分解、分析しつつ、検証してみよう。
まず、この記事の大前提として、「重い物」とは、「金塊」(50トン)を意味していることを知らなくてはならない。詳しくは、2014年4月26日の板垣英憲情報局「韓国『セウォル号』は何か『重い物』運搬、外国に没収されるのを恐れ逃走、朴槿恵大統領は知っていた」を参照されたい。
http://blog.kuruten.jp/itagakieiken/293355
「【ソウル共同】韓国の旅客船セウォル号沈没事故で、乗客を船内に置いて逃げたとして逮捕された船の乗員らが、救助の船に乗り移る直前に作業服を着替えていたことが検察などの合同捜査本部の3日までの調べで分かった。捜査関係者が明らかにした。一般の乗客を装う目的だった疑いが強いが、乗員らは着替えた理由の供述を拒んでいる。また乗員らは沈没前に計7回、運航会社、清海鎮海運の幹部らと電話で連絡を取り合ったが、乗客退避に関する話は一度も出なかったことも判明。捜査本部は、乗員らが乗客の救護努力を一切しなかった疑いがあるとみて追及している」
この「重い物」(金塊=50トン)は、「セウォル号」3階の「船員室」に運び込まれていた。このことは、イ・ジュンソク船長以下船員たちのほとんどが知っていた。このため、「セウォル号」が沈没し始めたころ、「金塊」をどうするかをめぐって、「計7回、運航会社、清海鎮海運の幹部らと電話で連絡を取り合った」ことが窺える。「乗員らが乗客の救護努力を一切しなかった」というのは、乗員らの頭のなかは、「金塊」のことしかなかったことを意味している。つまり、「重い物」=「金塊」(50トン)を最優先して高校生たちを見殺しにしたのだ。
◆ところが、「セウォル号」が沈没する寸前になり、イ・ジュンソク船長はじめ乗員らは、「一般の乗客を装い」逃げることに懸命になった。
「乗員らの供述などで、脱出直前、機関長は作業服を脱いで半袖のシャツに着替え、航海士の1人は船室までジャンパーを取りに戻ったことが分かった。イ・ジュンソク船長(68)は下着姿で救助船に飛び移ったが、ズボンをわざわざ脱ぎ捨てた疑いがあるとみられる」
作業服を脱いで半袖のシャツに着替えたとか、ジャンパーを取りに戻ったとか、船長が下着姿で救助船に飛び移ったとか言うのは、「船員」であることを誤魔化す偽装工作であったことは、言うまでもない。
だが、「船員」の動静として、次の記述は、極めて「犯罪的」であることを示している。
「また、機関長ら船体後部の機関室で勤務していた数人の乗員は、部屋を出て廊下に集まり、脱出までの30分間、じっと動かず何もしなかった。廊下は船体が傾いても移動が容易で脱出に備えたとみられるが、同時間帯には『船室で待機せよ』との船内放送が流れていた。この指示に従って船室にとどまった乗客の高校生らは傾斜がひどくなって部屋から抜け出せなくなったとみられ、乗員らの不自然な行動が際立っている」
船員たちは、一般乗船客が3階の「船員室」に近づかないように「見張って」いたのではないか。
「同時間帯には『船室で待機せよ』との船内放送が流れていた。この指示に従って船室にとどまった乗客の高校生らは傾斜がひどくなって部屋から抜け出せなくなった」
これは、乗客の高校生らが、3階の「船員室」に近づいて「金塊」を目撃したり、携帯電話の「写メール」で撮影したりするのを阻止するため、船員たちが、体を張って見張っていたことを物語っているのだ。
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