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朴槿恵大統領(ロイター)
「責任」を何度も表明 政治的危機の朴大統領、2度目の現地入り
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140505/frn1405051309005-n1.htm
2014.05.05 夕刊フジ
【ソウル=加藤達也】韓国の朴槿恵(パククネ)大統領は4日、旅客船「セウォル号」の沈没事故で行方不明になった乗客の家族の待機所となっている珍島(チンド)の彭木(ペンモク)港を訪問した。朴氏は政府への不満や要求に耳を傾け、「事故発生から収拾まで無限の責任を感じる」と述べた。
朴氏は不明者の家族から、事故にからんで家宅捜索を受けた海洋警察を所管する海洋水産省のトップの処遇を問われ、「事故に責任がある人、罪を犯した人は厳罰に処する。公職者と政府関係者も責任を果たせなかった人は厳重に責任を問う」と述べた。
朴氏は事故直後の先月17日にも珍島を訪問。重大事故とはいえ短期間に2度も足を運ぶのは異例といえる。閣議で「申し訳ない」と謝罪したほか何度も反省を表明しているが、犠牲者の家族や国民からは「閣僚に謝ったものだ」などと批判され、“謝罪”とは見なされていない。この結果、60%台を維持していた支持率は40%台に急落し、政治的危機にひんしている。
韓国は6月4日の統一地方選まで残すところ1カ月となり、有権者へのアピール材料に乏しい野党側は、沈没事故を政権攻撃に利用する構えをみせている。3日には野党、新政治民主連合の大物である文在寅(ムンジェイン)氏が現地入りし、初動対応で後れを取った政府の責任を厳しく批判。世論を味方につける戦術に出た。
こうした政治的な状況も加わり、朴氏は今回の現地入りで「責任」をたびたび口にせざるを得なかったとみられる。
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