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合同焼香所に弔問に訪れた朴大統領(右)に駆け寄った女性は仕込みだったのか(ロイター)
朴大統領“やらせ弔問”疑惑の波紋 抱擁の老女「自分は遺族ではない」
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140502/frn1405021534004-n1.htm
2014.05.02 夕刊フジ
韓国・珍島(チンド)沖での旅客船「セウォル号」沈没事故で、朴槿恵(パク・クネ)大統領がソウル郊外・安山の合同焼香所を弔問した際、朴氏と抱擁した老女の正体をめぐって波紋が広がっている。犠牲者遺族から大統領府側の「仕込み」ではないかとの疑問が浮上しているのだ。当局側は打ち消しに躍起だが、事故対応の遅さに遺族から猛烈な批判を浴びせられる朴氏だけに簡単には収まりそうにない。
朴氏が合同焼香所を訪れたのは4月29日。喪服姿の老女が朴氏に接近して抱擁、慰労を受けた。
この老女について、犠牲者遺族から30日になって「見たことのない人で遺族かどうか疑問だ」との声が上がり、老女が赤っぽいマニキュアをしていたことなどから本物の遺族とは思えないとの指摘も出ている。
韓国メディアは、朴氏が「遺族」を慰める場面を当局側が事前に準備し、やらせで演出したのではないかとの疑惑を報道。大統領府の報道官は、焼香所には多くの人がおり「誰がどういう人なのか分からなかった」と説明、朴氏が訪れたときは警護上の理由から、遺族以外は入場が禁じられていたなどとやらせ疑惑を打ち消している。
だが、韓国メディアなどによると、遺族しか入れないはずなのに、この老女は「自分は遺族ではなく、たまたま献花台を訪れた」と話していたといい、当局の説明と食い違う部分もある。
死者が226人、76人が安否不明という事態を受けて、5月2日の聯合ニュースは、日刊紙「ネイル新聞」の世論調査で、4月30日の朴氏の支持率が3月の調査から13ポイント低い48・8%まで落ちたと報じた。
韓国の葬儀では“泣き女”の伝統もある。求心力を急速に失うなか、当局側が演出めいたことをしたくなる気もしないではないが、いまのところ、真偽のほどは定かではない。
韓国事情に詳しいジャーナリストの室谷克実氏は「仕込みかどうかはわからないが、ひとつ言えることは、いま当局は、何をやっても言われてしまう状況だということ。『極限対立』という言葉で表されるが、韓国では大惨事などで犠牲者が出ると当事者が責め続けられるのが文化的な伝統だ。しばらくこういうことが繰り返されるだろう」と話している。
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