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2014年04月29日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆「何を隠し、何を守ろうとしているのか」「もはや統治能力なく、まともな政権ではない」朴槿恵大統領が、政権から降りるか、暗殺されるか、いずれにしても政権崩壊の危機に立たされている。
大型旅客船「セウォル号」沈没事件処理の初動をめぐり、政府機関である海洋警察庁などの対応が批判され、政府の対策本部も不正確な発表を二転三転させた最高責任者は、朴槿恵大統領であることは、明々白々のことであるにもかかわらず、その責任を鄭烘原(チョン・ホンウォン)首相「たった1人」に押し付けて、詰め腹を切らせて、逃げ切ろうと必死だ。実に見苦しく、恥ずかしい限りだ。鄭烘原首相は4月27日、緊急記者会見を開き、辞意を表明している。
◆加えて、朴槿恵大統領は、6月の統一地方選を直前に控えて、支持率が急落していることに、極度の恐怖を感じているのか、「セウォル号」沈没事件処理の不手際による激しい国民批判をかわそうとしているのか、「日本が韓国との関係修復を望むなら、慰安婦問題で誠意を見せなければならない」と強調するなど、「対日批判」をさらに燃え上がらせようと姑息な手段に訴えている。日本国民の大半が「韓国との関係修復を望んでいる」とでも思っているのであろうか。
李明博前大統領が2012年8月10日に行った竹島上陸に端を発し、日本との外交衝突を招き、そのうえ、8月14日、「天皇(日王)が韓国に来たければ独立運動家に謝罪せよ」と要求したいわゆる「韓国による天皇謝罪要求事件」ほどではないにしても、不敬極まりない。天皇陛下がいつ「韓国を訪問したい」と言われたのか。韓国の最高指導者として、李明博前大統領、朴槿恵大統領ともに「妄想」が甚だしい。
◆韓国検察庁などの合同捜査本部は4月28日、沈没直前の救助活動に問題があった疑いがあるとして、木浦海洋警察署や全羅南道消防本部、珍島海上交通管制センターなどを家宅捜索した。
また、海洋警察庁は同日、救助の警備艇がセウォル号に接近した際の映像(事故発生直後の16日午前9時28分〜11時17分に撮影)を公開、午前9時40分台の映像では、修学旅行生ら多くの乗客がいた3、4階の左舷側はまだ浸水していない状況、午前9時46分、船首の甲板からパンツ姿のイ・ジュンソク船長が救助隊員に抱えられ、脱出する様子をとらえていた。韓国政府によると、これまでの死者は189人、行方不明は113人となっている。
韓国検察庁などの合同捜査本部の動きやパンツ姿のイ・ジュンソク船長の映像からは、朴槿恵大統領の意図も透けて見えてくる。それは、「セウォル号」沈没事件の真犯人をはっきりさせることにより、「都合の悪いこと」を隠そうとしていることである。
4月26日の有料記事では「韓国『セウォル号』は何か『重い物』運搬、外国に没収されるのを恐れ逃走、朴槿恵大統領は知っていた」という見出しをつけて、以下のようにイントロ部分を紹介した。
「韓国の大型旅客船『セウォル号』沈没事件(4月16日)で新たな疑惑が浮かび上がってきている。過積載の荷物が荷崩れし始めていたたうえに、急に舵を左に切ったため、しっかり固定していなかったコンテナや自動車がバラバラになり、バラストが左側に偏ってしまい、転覆沈没したと見られている。不可解なのは、『なぜ急に舵を切ったのか』ということである。韓国捜査当局筋からの情報によると、『セウォル号は、あまりにも異常な動きをしていた。航跡を分析すると、何者かに追われて逃げようとしたフシがある』というのだ。一体何から、何のために逃れようとしたのか」
さて、朴槿恵大統領は、果たして自らの「重い物」と「犯罪事実」を徹底的に「隠蔽」することができるかどうか。見物である。
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