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http://geocities.yahoo.co.jp/gl/taked4700/view/20140422
韓国フェリー転覆事故のでっち上げを偶然が起こしたものと報道する意味
まあ、最近の傾向として、日本も含めて世界のマスコミはこういった大掛かりな工作をどこかの権力が起こした工作だと認めることはしない。しかし、今回の事故は相当に犠牲者が多数出ていることになっていて、警察もそれなりに動いている。そんな中で、今回の事故がいろいろな原因で自然に起こった事故だと報道することの意味を探ってみたい。
まず、同様に大きな事故が起こっても、それが故意に起こされたものではないかと疑うことがより少なくなる。いろいろな事件・事故が故意に起こされたものだと疑うのは、実際に過去にそういったことがあったという事例があるからだ。トンキン湾事件にしても、第一次湾岸戦争でのイラク兵によるクエートの病院での蛮行にしても、仕組まれたものであるとされているからこそ、今起こっている事件・事故が同様に仕組まれたものではないかと考えることになる。
次に、多分、メディア内部での劣化が進む。つまり、真実は何かを考える人たちが現場から排除されていき、権力の意向を推察して、当たり障りのないことをだけを発言する人間が増える。
結果的に、より大規模に社会の劣化が進み、より大規模なウソが通用する社会になる。
STAP細胞騒動で理研の笹井氏が会見した。彼のSTAP細胞が存在する可能性があるとの発言に対して「非常に説得力がある」と評価する動きがあるという。しかし、彼の会見での発言の仕方を見ても、STAP細胞の存在の可能性を述べた部分はかなりぎこちない。主語と述語が一致せず、だらだらと言葉が続くことが多く、本当に理解して発言しているのかと疑問を感じた。だから笹井氏のこういった発言を「説得力がある」と評価した方たちは本心で言っているのではないだろう。結局、こういった動きが、いろいろな圧力に逆らわずにその場その場を何とかしのいでいけばいいという風潮を増長させていき、権力批判が出来なくなっていく。
今の日本は、大規模な世論操作の対象にされているはずだと思う。それは、本当は深刻な原発事故が起こっていなくとも、深刻な事故が起こっているとするもので、背後には世界的な放射能汚染を起こさせないまま日本国内だけは深刻な被曝被害を発生させて、日本の国土を世界の核廃棄物処分場として使いたいという核保有国の意思があると思う。
福島第一原発事故でも、初期被ばくは故意に隠されたし、監視カメラ映像もまったく検討されないままだ。行政やマスコミ、政治への不信感は相当に大きなものになっている。現実とのかい離が大きくなっていて、その背後では、本当のことを言う人たちへの圧力が強まっている。今の方向は本当は深刻な影響を軽微なものとするものだが、このことを可能にしている社会構造はそのまま逆の方向で機能させることが出来る。しかも、それは二重の意味で仕掛けがされているはずだ。つまり、本来は軽微な事故であるのに深刻な事故として日本を含めた一般市民の方たちに認識させることであり、かつ、実際は深刻な影響を与える被曝を軽微な影響しか与えないと日本で工作をする人たちに信じ込ませることだ。
多分、こういったことが起こっていることの背景には、記憶に対する操作、つまり事実ではないことを事実だと信じ込ませる技術の発達があるのだと思う。当初は自分自身でもお芝居だと自覚していても、そのうちにお芝居ではなくて事実だったんだと思い込ませる技術だ。当然、単に記憶だけではなく、物証としての記録についても誰がどんな記録を残しつつあるのかということについての観察が可能になっているということがあるのだと思う。
しかし、結局、こういった大掛かりな工作は世界を劣化させるだけだ。無理をして大がかりなお芝居をするよりも、素直に事実に沿った生活をする方がよっぽど自然であり、持続可能な社会になる。また、人間を含めた生物は、本来そういった力を持っているのだと思う。現在までの長い歴史を乗り越えてきた生物には、現実の深刻さを乗り越える力があるのではないだろうか。
2014年04月22日10時30分 武田信弘 ジオログのカウンターの値:47133
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