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2014年04月22日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆「今、北朝鮮人民軍が奇襲攻撃してきたら、一体どうするつもりなのか」と韓国の朴槿恵大統領が、韓国軍の最高司令官としての資質と能力を疑われている。
「セウォル号沈没への対応すらまともにできない」と朴槿恵大統領は4月21日、側近に対し、大型旅客船「セウォル号」の船長のイ・ジュンソク容疑者(69)と乗員の行動について「船長と一部乗員の行動は常識では理解し難く、許されるべきではない殺人のようだ」と非難する発言をしたという。
だが、その朴槿恵大統領は、「三流国家」「じたばた政府」などと自国のマスメディアから痛烈に批判と非難を浴びせられている。「セウォル号」沈没への対応がお粗末で「政権の体を成していない」と見られているからだ。
「セウォル号」沈没への対応すらまともできない朴槿恵大統領が、北朝鮮人民軍の奇襲攻撃に対して、「最高司令官として勇猛果敢に応戦できるはずはない」と韓国民の多くが不安がっているという。
本質的に「保守・親日派」である朴槿恵大統領は、左翼勢力からの攻撃を恐れて、「反日姿勢と発言」を前面に出して、国際外交においても「告げ口外交」を展開してきた。朴槿恵政権の支持率だけを気にして、「反日世論」を背景に60%台の高い支持率を維持してきたにもかかわらず、今回の「セウォル号」沈没への対応のまずさによって、政権担当能力欠如という馬脚が現れて、「政権崩壊」、すなわち、朴槿恵大統領が任期途中で退陣を迫られる可能性が大となってきている。まかり間違えば、両親同様に「暗殺」されかねない危機状態に追い込まれているのだ。
◆北朝鮮の金正恩第1書記=元帥(背後に女帝)は、オバマ大統領が4月25日、訪問先の日本を離れて韓国を訪問するのに照準を合わせて、「核実験」を強行する兆候を示している。実際に強行すれば、オバマ大統領に「冷や水を浴びせる」、すなわち、「大恥をかかせられる」ことになる。ノーベル平和賞受賞者として「戦争できない」うえに、財政上も「戦争するだけの実力も低下している米国のトップ・リーダー」であるオバマ大統領の足下を見ている。要するに、「バカにしている」ということだ。
朴槿恵大統領は、「日本に負けてなるものか」と何かと日本の真似をしたがり、オバマ大統領の訪日日程に食い込み、「4月25日、26日韓国訪問」を勝ち取るのに成功した。
だが、せっかく、オバマ大統領の訪韓を確保できたものの、「セウォル号」沈没により、韓国史上最悪と言われる大惨事が起きた直後で、韓国全体が「お通夜」のような状態となり、派手なイベントを自粛している最中に、「オバマ大統領歓迎行事」を派手に行うことはでききない。この際、オバマ大統領の方から、訪韓を控えた方が適切とも言える。
◆もう1つ。オバマ大統領は、「日米韓3国」の結束を図ろうと尽力しているのに、安倍晋三首相が、「沈没事故の救助活動を支援したい」と伝えたところ、朴槿恵大統領は、「申し出はありがたいが、支援はいらない」と断った。韓国から要請がなければ、勝手に支援活動に海上自衛隊や海上保安庁の部隊を出動させるわけにはいかない。領海・領空を侵犯できないのだ。
米国は韓国と同盟関係を結んでいるので、救援要請を受けて、すぐに部隊を派遣した。日本は、韓国と同盟関係にはない。米国を介して「米軍を支援する形」で共同歩調」を取るしかないので、万が一、朝鮮半島有事が起きた場合、遠目に見ているしかない。つまり、韓国民を見殺しにするしかないということである。こうした日韓関係の現実が、今回の「セウォル号」沈没事故で、奇しくも証明されてしまった。
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