http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/882.html
Tweet |
治安当局ともみ合いになったベトナムの反中デモ=18日、ホーチミン(共同)
越国境に中国軍が集結 局地的な制裁攻撃との見通しも
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140519/frn1405191154002-n1.htm
2014.05.19 夕刊フジ
南シナ海での領有権争いをめぐるベトナムの反中デモを受け、中国とベトナムの間でキナ臭い雰囲気が漂い始めた。中国軍が中越国境付近に移動しているとの情報も浮上。ベトナム政府は反中デモの規制に乗り出したが、周辺諸国に強圧的な姿勢を続ける中国側の出方は不透明だ。
中国による南シナ海での石油掘削に端を発したベトナムの反中デモは、少なくとも中国人2人の死亡者、100人の負傷者が発生。中国外務省は18日、ベトナムで働いていた中国人ら約3000人をチャーター機を派遣して帰国させたと発表した。新華社電によると、艦船5隻を現地に派遣することも決めたという。
中国人救出に一定のメドが立ったことで、中国側の“報復”も目立ち始めた。中国外務省は18日、ベトナムへの渡航自粛を呼びかけた上で、観光など「両国間の交流計画を部分的に中止する」との声明を発表。さらに「追加措置を取るかどうか検討する」とも警告した。
中国側が言及した「追加措置」とは何か。日本の防衛相経験者は「このまま黙っていては、中国共産党政権に対する国内の反発が広がる。1974年の西沙諸島(パラセル諸島)での衝突のように、中国は局地的な制裁攻撃をしかけるのではないか」との見通しを示す。
こうした予測を裏付けるように、香港紙各紙は18日、中国軍の戦車などが中越国境付近の広西チワン族自治区に移動しているとの目撃情報を報道した。同自治区には、多数の中国人が自力で避難しており自国民保護が目的の可能性もあるが、79年の中越紛争時にも同自治区周辺の国境沿いに中国軍が集結しただけに情勢は楽観視できない。
これに対し、ベトナム公安当局は18日、これまで容認してきたデモの取り締まりに転じるなど事態収拾に躍起となっている。南部ホーチミンでは、行進するデモ隊と当局側がもみ合いになり、参加者の一部が拘束された。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。