80. 母系社会 2014年5月19日 01:34:02
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ダイナモさんへ>「ネオ・ナチ政権」という規定がすでに間違い。ネオナチがいるが、 >彼らが政権の主導権をとっている訳ではない。あたかも「暫定政権 >全体がネオナチで構成されている」かのように言うのは卑劣な >マヌーバーである。 ★恐らく、ウクライナの国民も、ネオ・ナチが主導する政権かどうかは、 明確にはわからないでしょう。まして、日本いる我々にはわからないのです。 だから、ここでの意見は推測の推測程度でしかありません。 そのような程度の推測であることが前提ですから、間違いもあり得る わけで、間違ったとしてもお互い様です。そもそも、どんな見方をしても、 直接の利害がない第三者的テーマですから、「卑劣」とか「マヌーバー」 いうような大袈裟な言葉を使って非難する対象ではないと思いますね。 それとも、ダイナモさんには、何か重大な利害でもあるのですか? ダイナモさんは、面白い思考をする人だとは思いますが、「卑劣」な性格 だとか考えたことは一切ありません。 ●それで、キエフ政権を「ネオ・ナチ政権」と考える理由ですが・・・ まず、キエフ政権は、我々の常識では理解できないでしょう。「祖国」 の女傑は、実は何をするかわからない非常に危険な政治家との評価も あり、欧米なら大問題になるはずの極右の「スヴォボダ 」もいます。 議会外には、腐敗した与野党共に批判的なマダインのリベラル派 と「右翼セクター」があるので、キエフでまともな政治勢力と言える のは、せいぜいマダイン運動のリベラル派ぐらいです。 ●しかし、リベラル派はキエフ政権とも距離を置いて様子見状態で、 キエフ政権には協力していない。それで、キエフ政権は、崩壊した 治安維持機関を、右翼セクターの私兵も入れて再建しています。 ダイナモさんが言うように、もし、キエフ政権の主流派が反ネオ・ ナチ派なら、政権にはマダインの運動を担ったリベラル派からも、 重要な閣僚が登用され、新治安機関もリベラル派を中心に構成し、 「右翼セクター」の私兵など入れるはずがありません。 ★反ネオ・ナチの自分たちが「右翼セクター」に打倒されるかもしれ ないからです。 キエフ政権を構成している旧野党とネオ・ナチは、反ロシアという 一点だけで野合し、今頃は、大半は大統領選挙後の政治情況を探り ながら、利権を奪取するための多数派工作をしているのでしょう。 ★★要するに、キエフ政権を主導する旧野党は、ネオ・ナチとも親和的な 勢力ということであり、キエフ政権はネオ・ナチとも親和的な勢力と ネオ・ナチとの野合政権であるので、「ネオ・ナチ政権」と言っても 問題が無いし、実際に実行していることも、「ネオ・ナチ政権」である ことを示していると思います。 ●この実際に実行していることとは、ロシア語の公用語廃止法案の 可決であり、新治安機関への「右翼セクター」の私兵登用や、東部の 一般市民への銃撃です。 公用語廃止は、ウクライナのあらゆる組織の幹部職からロシア民族を 一掃して、ウクライナ民族に置き換え、ウクライナのロシア民族を イスラエル国内のパレスチナ人のような二級市民化することです。 また、ロシア民族の子弟にも、ウクライナ語教育を行ってウクライナ 民族に同化させ、最終的には、ウクライナから、ロシア民族を一掃する 法案、つまり、事実上のジェノサイド法案です。 かろうじて、ロシア民族が離反=蜂起する可能性を予測した暫定大統領 が阻止しましたが、暫定大統領も絶対反対というわけでもなく、単に 時期早尚と判断しただけかもしれません。 ●ソ連時代はウクライナ民族のロシア民族化が進行していたと思われます。 しかし、独立したことで逆の親西欧・反ロシア的「ウクライナ民族教育」 となり、明確な帰属意識を持たないウクライナ民族は減り続け、その分、 ロシア語の話者も減り続けているはずです。 日本でもアイヌ民族が民族語を失いかねない状態になったが、どこの国 でも、少数民族が多数民族に同化=消滅することは起きている。だから、 ある時点で、蜂起不可能までに少数となれば、廃止はあり得る事態です。 ●何事も、それなりの背景があって起きるので、ウクライナ民族主義が 興隆するのは歴史的経緯を考えれば不思議ではないし、一概には責めら れないのは確か。 ★しかし、仮に、右翼セクターのような戦闘的ネオ・ナチ集団が存在しない 場合でも、ロシア語を母語とする人が70%前後もいるドンバスのような 地域があるのに、廃止法案を議会が可決したのは、ロシア民族にとっては、 事実上のジェノサイド宣言=宣戦布告と同じ。キエフ政権は意識的・無意識的 ネオ・ナチ集団が主導する政権と言って良いでしょう。 また、キエフが「ネオ・ナチ政権」であることは、東部に右翼セクターが 集団で送り込まれているビデオが多数あることからも間違いありません。 ★ウクライナ軍の検問所を通過して送り込まれているので、キエフ政権が 阻止しようと思えば可能です。 ウクライナでは学者でさえ、ファシストであるステパーン・バンデラを 愛国者として擁護する人がいるので、徐々に、バンデラの所業を軽視する 傾向を産み出す文化へと進むでしょう。(日本の慰安婦・南京と同じ) (親欧米リベラル派は、欧米も本質的にはロシアと同じ(ブルジョア) 独裁国家であり、マスゴミの力で、本当はブルジョアだけに都合が良い ことを、あたかも全国民にも都合が良いことであるかのように意識 を操作している国であることがわからないらしい。 ロシアや中国は、いわば「ヤクザがヤクザらしい服装をしている国」で、 欧米は「ヤクザがスーツを着ている国。ヤクザはヤクザらしい服装をして いた方が、ヤクザだとわかりやすく安全である。 欧米は民主主義を自称している分、ロシアや中国よりも偽善的で、 性質の悪い国であり、民主主義を形式だけ取り入れることで、国民は 割と簡単にマスゴミに騙されますが、マスゴミを信用していない 国民は騙されにくくなり、一般人の政治意識は欧米よりも高くなる。 だから、旧ユーゴでは憎悪を乗り越えて、民営化反対・ナショナリズム 反対という運動が起こった)
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