http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/858.html
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ウクライナ東部で親ロシア派が設立したとしている「ドネツク人民共和国」の暫定政府代表を名乗るデニス・プシーリン氏は12日、「共和国」のロシアへの編入を検討するようロシアに要請した。しかし、ロシア側は当面応じない構えだ。
ロシア政府は13日の時点で、プシーリン氏の要請に対して、何のコメントも発表していない。
ロシアのプーチン大統領は12日、欧州安保協力機構(OSCE)議長国スイスのブルカルテール大統領と電話で意見交換。ロシア側によると、OSCEの仲介で現政府とウクライナ東部の住民代表の直接対話を進めることが重要だという見解で一致した。
ロシア大統領府は11日にドネツク、ルガンスク両州の親ロシア派が事実上の独立を求めて行った住民投票の結果を「尊重する」とする一方で、その実現は「平和裏に」進めるべきだと指摘した。現時点でウクライナ東部を編入する利点は乏しいと考えているようだ。
3月にウクライナ南部クリミア半島で住民投票が行われた際には、2日後にロシアが併合を宣言した。しかし、ウクライナ東部はクリミアとは異なる。
クリミアには元々ロシアの軍事拠点がある。ロシアにとって失うことができない戦略的拠点だ。住民投票を前に、ロシアの武装部隊がほぼ全域を掌握していた。一方、ウクライナ東部では、ウクライナの治安部隊による親ロシア派の制圧作戦が続いている。
ロシアはクリミアには選挙監視団を派遣し、住民投票を支援したが、ウクライナ東部の住民投票は、プーチン氏が延期を求めるなど距離を置いてきた。(モスクワ=駒木明義、ドネツク=松尾一郎)
http://www.asahi.com/articles/DA3S11133656.html
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