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【ドネツク(ウクライナ東部)真野森作】花火が打ち上げられ、歓喜の人々は「ロシア!」を連呼した−−。ウクライナ東部の親露派の拠点ドネツク。11日に実施された住民投票を受け、指導者のプシリン氏が12日夜、自ら占拠する州庁舎前で「ドネツクが主権国家になった」と宣言すると、集まった数百人の親露派住民は祝福ムードに沸いた。一方、市中心部では銃を持った親露派武装集団の姿が目立った。独立反対派の声を武力で封じた中での祝賀イベントとなった。
プシリン氏は一方的な独立宣言の中で、ロシアについて「歴史的、文化的、宗教的にもつながりが深い」と語った。東部で親露派武装勢力の排除作戦を続けるウクライナ暫定政権については「大勢の命を奪った」と批判した。
「ロシアへの編入を要請する」。プシリン氏の宣言に、涙を流して喜ぶ人もいた。無職のビクトル・セレドツォフさん(45)は「我々も(3月にロシアが編入した)クリミアの後に続く。ロシアだけが東部の権利を守ってくれる」と息巻いた。年金生活者のリュドミラさん(64)は「ソ連からウクライナが独立した際は住民投票も無かった。ロシアと一つになれば経済が良くなる」と話した。
ドネツク、ルガンスク両州で親露派が実施した住民投票については、暫定政権と欧米諸国は「違法」として認めていない。ロシアは投票結果を「尊重」する立場を表明したが、今後、独立承認や編入にまでは踏み込まないとみられている。
「9割が独立賛成」と発表された住民投票だが、地元記者の見立てでは、賛成派と反対派の実際の割合は「5対5」で伯仲しているという。だが、反対派活動家の多くは身の危険を感じて州内から避難しており、街頭などでは、親露派勢力の活動が目立っている。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140513dde007030023000c.html
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