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スイス大統領ビュルカルテOSCE議長とプーチン大統領(5月7日クレムリンにて)
http://rt.com/news/157404-putin-ukraine-crisis-kiev/
2014.05.07
ウクライナの最近の事件の背後には右派グループがいる、とプーチンは述べました。そして、キエフ暫定政権は(ジュネーブ合意を反故にして)彼らを武装させたままであると付け加えた。プーチンはまた、反政府活動家達に5月11日の連邦制の是非を問う住民投票の延期を呼びかけた。
「ロシアは、ウクライナで起き、最悪のシナリオで広がっている危機は2月22から23日のキエフで起きたクーデターを画策し、未だに極右国粋主義者たちに武器解除させようとしない人々にその代償を払わせるべきだ。」とプーチンは発言した。
キエフ政権と南東部の反政府活動家との直接対話が、危機を終わらせる鍵になると、プーチンは述べた。
今、一番必要なことは、「この対話を実現できるような環境」を造ってあげることであると、プーチンは付け加えた。
その為にも、5月11日に予定されているウクライナ南東部の(連邦制の是非を問う)住民投票のスケジュールを見直す必要がある。
「我々は現在、ウクライナ南東部の代表者、連邦制支持者たちに対話の為に必要な環境が整うまで、5月11日の住民投票を延期するよう要請している。」とプーチンは、モスクワで行われた欧州安全保障協力機構(以下OSCE)議長で、スイスのディディエ・ビュルカルテ大統領出席の記者会見で述べた。
プーチンの提案に応えて、ドネツク人民共和国を宣言したリーダーの一人、デニス・プシリン氏は木曜日にその提案を受け入れるか皆で話し合うと述べた。
「我々はプーチンの立場を尊重する。彼は、公平な政治家だ。だから、我々は明日、(プーチンの)提案の是非を議会にかける。」とプシリン氏は述べた。
プーチンはまた、ロシアはウクライナの国境から軍隊を引き上げていると述べた。
「我々はウクライナ国境のロシア軍について色々言われてきたが、既に引き上げた。彼らは今現在ウクライナ領内にはいないが、軍事演習の範囲においての領域にいる。」とプーチンは述べた。
それより前に、メルケル独首相は、円卓会議の開催を提案し、ロシアは全面的にそれに賛同したと、プーチンは述べた。
ロシア政府とOSCEは、ウクライナの状況の解決への方策(アプローチ)について、概ね合意したと、プーチンは述べた。そして、話し合いはその(解決の為の)方策を明確にしたと付け加えた。
「ウクライナ国民全ての利益を考慮し、ロシア政府はウクライナの危機の早急な解決に関心がある。」とプーチンは述べた。
用意が出来次第に、OSCEはウクライナのロードマップを提案するだろうと、ビュルカルテ議長は述べた。
「数時間のうちに、ジュネーブ合意の四者(ウクライナ、アメリカ、ロシア、EU)の為のロードマップを提案したい。」とビュルカルテ議長は述べた。そして、ロードマップはウクライナ危機を解決するための具体的なステップを描いたものであると付け加えた。
4つの重要なポイントがある、それは「停戦、緊張の縮小、対話、そして選挙がポイントだ。」と述べた。そしてビュルカルテ議長はロードマップはウィーンにて前々から練られてきたものであると付け加えた。
それは、現段階では開催が予定されていない2回目のジュネーブ対話の代わりになりうる「より実効性のある」ものになるだろう、とビュルカルテ議長は述べた。
ビュルカルテ議長はまた、キエフとウクライナ南東部間の対話こそが現実的な解決への見通しを開くことになると信じている。
「ウクライナ国民の対話の可能性について言えば、それこそが(解決への)現実的な見通しを開くことになると考えている。なぜなら、ウクライナ国民のみが彼らの将来を決めるべきであるからだ」と彼は述べた。
OSCEを代表して、ビュルカルテ議長は組織はロードマップの取りまとめ役となり、米国、EUとの交渉を直ぐに始めると述べた。
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