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[オデッサ(ウクライナ) 5日 ロイター] - ウクライナのアバコフ内相は5日、親ロシア派と政権支持派の衝突で多数の死傷者が出た南部オデッサに特殊部隊を派遣する意向を示した。
ウクライナ軍がこれまで親ロシア派勢力の強制排除に乗り出してきた東部スラビャンスク周辺でも衝突は続いている。現地のロイター記者によると、銃撃音がスラビャンスク中心部に近づいているという。
オデッサはロシア系住民やグルジア人、タタール人などさまざまな人種が住んでおり、ウクライナ当局は政情が不安定化して以降初めて、ロシア語が日常的に使用されている東部以外の地域で作戦を展開することになる。
当局は、今週9日の旧ソ連の対ドイツ戦勝記念日を前に、さらなる問題が生じる可能性に神経を尖らしている。
アバコフ内相は、オデッサに派遣する特殊部隊「キエフ1」は市民の活動家で構成されると明らかにした。オデッサの地元警察の幹部は解任されており、刑事責任を問われる可能性がある。
オデッサでは2日、親ロシア派と政権支持派が衝突、40人以上の死者が出ており、ウクライナ議会に大統領を解任されたヤヌコビッチ氏が2月にロシアに逃れて以降、最も激しい衝突となった。親ロシア派武装勢力は東部全域で暴動を起こしている。
アバコフ内相はフェイスブックで、「オデッサの警察は乱暴に振舞った。犯罪的な面もあった」と批判。ウクライナの現政権は、警察が信頼できないとの立場を示している
オデッサでは4日、親ロシア派の武装勢力が警察署を襲撃、警察は拘束されていた親ロシア派の活動家67人を解放した。
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