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キエフ暫定政府とその西側同盟国には、ここ数日に行われたウクライナにおける虐殺の全面的責任があると、プーチン大統領の報道官が述べた。そして地域の市民に武装解除させることは、彼らの生命が脅威にさらされている以上、不可能であると、付け加えた。
プーチン大統領の報道官ドミトリー・ペシコフは、親キエフ過激派たちの放火による労働組合ビルの火災によって39名の反政府活動家が死亡したオデッサの悲劇を受けて公式声明を発表した。反政府活動家たちの内、何人かは焼死し、その他の人は、窒息死あるいわ、窓から身を投げた、とウクライナ内務相は述べている。
ペシコフはプーチンに代わって、無くなられた人々の家族に哀悼の意を表し、キエフ政権と(それを支援する)西側諸国の手は血に染まっているだろうと述べた。
「彼らは過激派達、急進派達に非武装の市民を焼き殺させた。亡くなった人々は武器を持っていなかったことをハッキリさせておかなければならない。」とペシコフは述べた。
「キエフの権力者たちは、直接の原因があるだけではない。彼らは共犯である。彼らの手は血にまみれている。」とプシコフは述べた。
プシコフは、オデッサでの惨劇は、キエフ政権を承認し、(残虐性を)見て、見ないふりをするという共謀の結果であると、述べた。
アメリカ政府や多くの西側諸国の(道徳的価値を捨てているかのような)まるでシニシズムに裏打ちされたような態度を非難した。
「懲罰的な軍事作戦を正当化している人々は、民主的に選ばれたヤヌコビッチ大統領が国家に秩序をもたらそうとすることを許さなかった人々と同じ者達(=米国)だ。」と、キエフ政権が、東ウクライナにて特殊作戦を遂行していることに触れて、発言した。
東ウクライナでの戦闘が最近エスカレートし、市民の生命が危険にさらされていることが、国家が市民に武装解除させることを不可能にしている、とプシコフは述べた。
「ロシアが一貫して対話による解決を追い求めようとしても、キエフ政権だけでなく、その西側支援者たちによる挑発行為によって邪魔された来た。」と彼は述べた。そしてロシアは現在の危機の解決の道を見つけることができなかったと強調した。
今月後半に予定されているウクライナ大統領選挙に触れて、ペシコフは、暴力がエスカレートしている現在の状況での投票についての見解をのべるなど馬鹿げていると述べた。
大統領報道官は金曜日にキエフは東ウクライナの軍事作戦によるウクライナ危機を沈静化するために合意したジュネーブ合意を遂行する最期の希望までの踏みにじったと発言した。ロシアはその作戦を犯罪だと言い、非武装の市民に対する武器の使用を直ちに止めるように訴えてきた。
しかし、EUと米国の両方がキエフ政権の軍事作戦を指示してきた。オバマ大統領は、それを「秩序回復のための作戦」と呼び、EUの外交政策主任のキャサリン・アッシュトンは、「暴力の合法的使用は国家の特権で、尊重されなければならない。」と述べた。
「西側の我々のパートナーたちは基本的に大量殺戮を正当化しようとしている。」とペシコフは述べ、アッシュトンの発言を「極悪非道」と述べた。
ロシアはウクライナのエスカレートする混乱にどのように対応するのかと聞かれたプシコフは、現時点では答えられないと述べた。
「それは私たちにとってもまだわからない領域の問題である。」と報道官は述べた。そしてロシア政府は、ロシアの助けを求める何千もの電話を受けていることを付け加えた。
「それは、絶望的な状況において助けをもとめる電話です。大多数の人々がロシアの助けを求めている。」そして、「それらの電話の全てがプーチン大統領に報告されている。」とプシコフは述べた。
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