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ウクライナ暫定政権、東部での「無力」認める  AFP
http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/775.html
投稿者 ダイナモ 日時 2014 年 5 月 01 日 14:49:48: mY9T/8MdR98ug
 

【5月1日 AFP】ウクライナ暫定政権は4月30日、同国軍がロシア軍侵攻の可能性に備え「完全な戦闘態勢」に入ったと発表するとともに、混乱が深まる同国東部で市町の掌握を続ける親ロシア派勢力の阻止には「無力」であることを認めた。

 東部ゴルロフカ(Gorlivka)市当局がAFPに語ったところによると、同市では同日、親ロシア派が警察署や市庁舎を占拠した。

 親ロシア派はこれまでに東部で十数の市町を掌握している。29日にはゴルロフカに近いルガンスク(Lugansk)市で、武装集団に率いられた数百人の親露派住民が警察署を襲撃し、建物を包囲した。親露派は、翌30日に警察署長が辞任を約束したのを受けて包囲を解いた。

 さらに地元メディアの報道によると、親露派はアルチェフスク(Alchevsk)市の議事堂も抵抗にあうことなく占拠したという。

 オレクサンドル・トゥルチノフ(Oleksandr Turchynov)大統領代行は暫定政権の閣僚らを前に、東部で行政庁舎を次々と占拠する親露派勢力の阻止に法執行機関は「無力だ」と語った。

 さらに、ロシアが対ウクライナ戦争を開始する「現実の脅威」に直面したとし、政府軍が「完全な戦闘態勢」に入ったと述べた。

 またウクライナの「愛国者」に対し、窮地に立つ警察を支援するよう呼びかけた。トゥルチノフ氏はかねて、警察の「怠惰」や「裏切り行為」について批判している。

 同大統領代行は、最優先事項は東部に広がる「テロリズム」を阻止することだと述べ、東部では一部の警察官が分離派に協力すらしていると述べた。(c)AFP/Richard CARTER, with Dmitry ZAKS in Moscow


http://www.afpbb.com/articles/-/3013927  

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コメント
 
01. 2014年5月01日 15:37:43 : cQ79uxHmns
●キエフの大統領代行も東部の2州をコントロールできていないと発言、地元警察も住民を制止せず
 キエフの暫定政権は1万5000名以上の部隊でドネツク州スラビャンスクを包囲、約160輌の戦車、230輌の戦闘車両も配備されていると伝えられたが、それ以外の地域で反クーデターの動きが広がっているようだ。アレクサンドル・トゥルチノフ大統領代行もドネツク州とルガンスク州をコントロールできていないと発言、地元の警察が住民の活動を制止していないとも同大統領代行は批判している。スラビャンスク、ゴルロフカ、スガンスクなどは全市を住民が制圧しているという。
 ネオコンを中心とするアメリカ/NATOの支援を受け、ネオ・ナチを使ってビクトル・ヤヌコビッチ政権を倒したものの、その際に行った残虐な行為を人びとに目撃されたことも支持者を減らす一因になっているだろう。
 2月21日にヤヌコビッチ大統領と反ヤヌコビッチ派が平和協定に調印した直後、ネオ・ナチは棍棒やナイフを手にし、医師だけでなく火焔瓶を投げ、トラクターなど大型車両を持ち出し、銃やライフルを撃っている。
 2月22日に議会は機能を停止、暴力に支配されてしまう。そうした中、反ヤヌコビッチ派は議長だったボロディミール・リバクを脅迫して辞任させ、トゥルチノフを議長に据える。その上で憲法の規定を無視して新議長を大統領代行に任命したわけだ。
 市街ではこの日から狙撃で多くの死者が出始めている。この狙撃を始めたのは「西側」に支援されたクーデター派だということはEUも早い段階で認識していた。エストニアのウルマス・パエト外相が2月25日にキエフへ入って調査、その翌日にはEUのキャサリン・アシュトン外務安全保障政策上級代表(外交部門の責任者)へ次のように報告している:
 「全ての証拠が示していることは、スナイパーに殺された人びと、つまり警官や街に出ていた人たち双方、そうした人びとを同じスナイパーが殺している。同じ筆跡、同じ銃弾。実際に何が起こったかを新連合(暫定政権)が調査したがらないほど、本当に当惑させるものだ。スナイパーの背後にいるのはヤヌコビッチでなく、新連合の誰かだというきわめて強い理解がある」としたうえで、「新連合はもはや信用できない」と語っている。
 この会話は何者かによって盗聴され、YouTubeへアップロードされているので、当然のことながら、「西側」のメディアも内容を知っているはず。知っていれば、キエフ市街の殺戮は「西側」から支援されたグループに責任があることが理解できるはず。それでも暫定政権を支持するなら、警官隊や住民を狙撃、多くの死傷者を出す行為も支持していることになる。
 パエト外相にスナイパーに関する情報を提供したのは反ヤヌコビッチ派の医師だとされている。こうした「反ロシア派」の人びとからも暫定政権は支持されていない可能性がある。
 2月24日までSBU(ウクライナ治安局)の長官だったアレクサンドル・ヤキメンコによると、狙撃の第1発目が発射されたビルはアンドレイ・パルビーが制圧していたビル。このパルビーはネオ・ナチの「ウクライナ社会ナショナル党(後に党名を「スボボダ」へ変更)」を創設したひとりで、今は国家安全保障国防会議(国防省や軍を統括)の議長だ。
 アメリカ/NATOから軍事訓練を受けているネオ・ナチは石や火炎瓶を投げたり狙撃するだけでなく、警官隊(ベルクト)の隊員を拉致、拷問したうえ、殺害している。目を潰された状態で発見された隊員の死体もあるようだ。
 暫定政権のアルセン・アバコフ内務大臣代行はベルクトを解散させたが、クーデター時のことを考えれば当然だろう。命の危険を感じて少なからぬメンバーがロシアに保護を求め、ロシア外務省はロシアのパスポートを発行すると約束したと報道されていた。東部や南部で反クーデター派に入っているメンバーもいるだろう。
 SBUには「C」という治安部隊(通称、アルファ)が存在、キエフの暫定政権は東部や南部で州の庁舎に立てこもる住民を排除するように命じているが、突入命令を拒否したアルファの指揮官もいるようだ。軍の内部にも離反者が多い。内戦になった場合、ネオ・ナチやアメリカの傭兵(民間特殊部隊)だけで対応することは難しいだろう。
http://plaza.rakuten.co.jp/condor33/diary/201404300001/

02. 2014年5月01日 16:34:27 : 2dqFIHiV6E

ロシア軍が越境するまでもなさそうだな。

住民の支持を得ていない暫定政府は長くないだろう。


03. 2014年5月01日 21:42:16 : 5afgtjpWIc
>>01
ここが大事

「キエフ市街の殺戮は「西側」から支援されたグループに責任があることが理解できるはず。それでも暫定政権を支持するなら、警官隊や住民を狙撃、多くの死傷者を出す行為も支持していることになる。」

ダイナモ君、虐殺を支持!


04. 2014年5月02日 16:45:58 : u1T3ismVMU
行政権力が治安の維持ができないのであれば、そこはすでに領土ではない。
ウクライナ暫定政権が統治するエリアではないということ。

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