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2014年4月26日は、チェルノブイリ原子力発電所第4号原子炉の壊滅的爆発から28周年だ。まさにこの時、ウクライナ原子力産業の未来を巡る懸念を引き起こす気掛かりなニュースが報じられている。
ソ連型原子炉でのアメリカ製核燃料使用は、設計と親和性がなく、安全要求に違反している。チェルノブイリで起きたと同等の惨事を引き起こしかねない。4月25日、原子力エネルギー・産業専門家国際連合 (IUVNEI)は下記声明を発表した。
“アメリカ企業ウエスチングハウス製核燃料は、ソ連時代の原子炉の技術的要求事項に合致せず、それを使用すれば、1986年4月26日に起きたチェルノブイリ大惨事規模の事故を引き起こしかねない。”[1]
IUVNEIは、アルメニア、ブルガリア、ハンガリー、フィンランド、チェコ共和国、ロシア、スロバキアとウクライナの15,000人以上の原子力産業経験者を組織している。2010年に設立され、モスクワに本部を置いている。
ウクライナ国営企業エネルゴアトムと、ウエスチングハウス社は以前ウクライナ原子力発電所向けの、アメリカ製核燃料の供給契約を2020年迄延長することに合意していた。
二年前、ウクライナでは、TVS-Wが、破損した距離をとるための骨組みのおかげで、危険な放射能の制御できない重大放出が発生しかけるニアミスがあった。南ウクライナの原子力発電所で事故がおきなかったのは奇跡に過ぎない。ところが、それでも協定調印の妨げにはならなかった。2006年、チェコ原子力発電所は、ウエスチングハウスが製造した燃料要素の減圧に直面し、チェコ政府は、同社を燃料供給業者から外すこととなった。ウクライナ国営原子力発電会社エネルゴアトム総裁ユーリー・ネダシコフスキーによれば、2014年4月23日、ウクライナ暫定政府は、チェルノブイリ原発周辺のキエフ地方の、スターラヤ・クラスニッツア、ブリャコフカ、チストガロフカと、ステチャンカ等の村々間にある過疎な非居住地域内で、45.2ヘクタールの土地を放射性廃棄物貯蔵サイト建設用に(ウクライナのロシア型加圧水型原子炉用中央使用済み核燃料貯蔵プロジェクト)割り当てる様命じた。使用済み燃料はフメリニツキー、ロブノと、南ウクライナ原子力発電所のものだ。
現在、使用済み燃料は、大半がクラスノヤルスク地方のジェレズノゴルスク採鉱化学工場と、チェリャビンスク地方のマヤク貯蔵・再処理工場の新たな乾式貯蔵施設に運ばれているが、両施設ともにロシア連邦領にある。
2003年、ウクライナは、ロシアの保管場所の代替を探し始めた。2005年12月、エネルゴアトムは、アメリカを本拠とするホルテック・インターナショナルと、ウクライナのロシア型加圧水型原子炉用の中央使用済み核燃料貯蔵プロジェクト実施にかかわる、1億2775万ユーロの契約を締結した。ホルテックの業務は、ロシア型加圧水型原子炉用使用済み核燃料用施設の設計、技術供与、建設、運用、垂直換気乾式貯蔵システムの輸送、提供をことである。
2011年末迄に、ホルテック・インターナショナルは、世界中で厳しく非難され、キエフ事務所を閉鎖せざるを得なくなった。[2] 放射能漏洩を引き起こしたコンテナ品質のひどさから[3]、同社はいくつかの国で免許を失ったと広く信じられている。ウエスチングハウスとホルテックは、アメリカ・ウクライナ経済協議会(USUBC)のメンバーだ。
ウクライナで、1990年代以来仕事をしている、アメリカ・ウクライナ経済協議会(USUBC)理事長/CEOのモーガン・ウイリアムズは、2008年の、ウエスチングハウス社とホルテック・インターナショナルのウクライナとの契約締結式典でこう語っていた。
“この世界的に著名な二社による、ウクライナのエネルギー自立を確保するため大きな役割を果たそうという取り組みとして、ウクライナ独立以来、今日は最も重要な日の一つです。ウクライナにとって、エネルギーと政治的独立は密接に相互依存しているという事実ゆえから、これは一層重要です。この二大メンバー企業と、ウクライナがヨーロッパ-大西洋統合と、強い民主的、民営の市場重視型の独立国家へ向けて進むのを支援する為の取り組みの成功を祈念して、USUBCメンバー全員とご一緒に乾杯したいと思います。”
モーガン・ウイリアムズはウクライナにおけるシェル、シェブロンと、エクソンモービルの権益を代表するロビイストとして知られている。彼はユーラシア、北アフリカや、中南米での“カラー革命”画策に関与しているフリーダム・ハウスと密接な繋がりを持っている。
ここで、もう一つ興味深い事実を挙げておくべきだろう。しばらく前に、ウクライナ暫定政府と、ヨーロッパのパートナー達との間で締結された秘密契約によって、EU加盟諸国の放射性廃棄物が、ウクライナに貯蔵されることになっていることが報じられた。
法律に違反している為、この契約は秘密にされている。
キエフ政府幹部の何人かが報酬を得た。
リウネ出身の著名な民族主義者、オレクサンドル・ムジチコ(サシコ・ビールィ)は、キエフの支配者達を、この共謀を公表するといって脅そうとしたと言われている。これが、内務大臣アルセン・アヴァコフの命令で彼が殺害された理由だ。
[1] http://ria.ru/atomtec_news/20140425/1005396870.html
[3] http://nuclearno.ru/text.asp?10568
[4] http://usubc.org/AUR/aur893.php
記事原文(英文)
<ソース>マスコミに載らない海外記事
http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/post-9996.html
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