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中東の民主化も旧ソ連圏の民主化もすべて失敗、アメリカは中東から、東欧から撤退。尻尾を巻いて逃げるのがオバマ大統領の務め
http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/743.html
投稿者 TORA 日時 2014 年 4 月 25 日 13:37:25: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu310.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora
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中東の民主化も旧ソ連圏の民主化もすべて失敗、アメリカは中東から、東欧から
撤退。つまりアメリカと言う犬が尻尾を巻いて逃げのがオバマ大統領の務めである。

2014年4月25日 金曜日

◆日米首脳会談 2月24日 増田俊男
http://www.chokugen.com/opinion/backnumber/h26/jiji140424_904.html

日米首脳会談の声明文に安倍首相は、「尖閣諸島は日本の施政権下にあり、不測の事態に際しては日米安保により米軍は安全保障行動を執る」と明記してもらいたいところだが、TPP交渉で豚肉その他の関税率で大筋の決着がつかなければ、ケリー現国務長官やヘーゲル国防長官の発言を大統領の口から言ってもらうにとどまるだろう。オバマ大統領は中国に対しては一貫して「弱腰」で通してきた。ヒラリー前長官に代わって力を背景にした外交を好まぬケリー長官を任命、さらに中東戦争を仕切ったパネッタ国防長官に代わって、核廃絶を主張しベトナム戦争に反対してきたヘーゲル氏を新長官に任命した。さらに親中国派でG2(中国とアメリカでアジアの安全と秩序を仕切る)を掲げる国連大使スーザン・ライスを安全保障担当大統領補佐官に抜擢。共和党タカ派に「対中弱腰、腰抜け外交」と言われるように対中「気使い過ぎ」の外交指針である。

今回の私の「小冊子」(Vol.56)で、「オバマ大統領の役目」という項で詳しく述べるが、対中、対ロのオバマ弱腰政策には「深い意味」がある。

安倍首相が望むオバマ大統領の対中「強気メッセージ」は「故あって」オバマ大統領が望むところではない。日米TPP交渉が決着出来なければオバマ大統領にとっては「きつい言葉」を中国に発しなくて済むから幸いである。

オバマ大統領の本来の務めは習近平中国国家主席をより増長させて尖閣諸島に攻勢を掛けさせることであり、ロシアのプーチン大統領に対しては、ウクライナから始まって他の旧ソ連衛星国へ積極的に進出させることである。

中東の民主化も旧ソ連圏の民主化もすべて失敗、アメリカは中東から、東欧から撤退。つまりアメリカと言う犬が尻尾を巻いて逃げている姿を中国とロシアに見せるのがオバマ大統領の本来の務めである。オバマ大統領は今のところ見事に役目をはたしている。やがて日本の利益にもつながることだから、本当は、ここは安倍首相は、あまりオバマ大統領に無理な頼みはしない方がいいのである。ミスター弱腰のケリー国務長官や、まるでべ平連並のヘーゲル国防長官が尖閣諸島については何度も談話を繰り返しているのだから、その踏襲と言うことにした方がいいのだが、、、。

日本は、「待てば海路の日和かな、、」ということもある。


(私のコメント)

ゴールデンウィークが明日から始まりますが、平和な日本は行楽客で日本中の観光地は人であふれる事でしょう。高速道路や新幹線や海外旅行客などをテレビでは放送し続けますが、数としては家でゴロゴロと言った人が一番多いようです。私も家でゴロゴロ派ですが、最近は金を使いすぎて金欠で身動きが出来ません。

8%の消費税の増税で鉄道の運賃も上がり、タクシーの運賃も上がりました。今回の消費税の増税は便乗値上げが多いようです。失業率も3%台で完全雇用に近い状態であり、人手不足が表面化して賃金の上昇も近いうちにあるでしょう。確かに円安は輸入物価を押し上げてきますが、円安株高や人件費の相対的な低下は国内的には好景気をもたらします。

アメリカはドル安株高政策で90年代から続けてきましたが、リーマンショックでドル安株高は何時までも続けていられないだろう。湾岸戦争からイラク戦争やアフガニスタン戦争まで戦争で何とか景気を持たせてきましたが、ゲリラ相手の戦争は景気対策にならず、国内には厭戦気分だけが広まります。

リーマンショックと厭戦気分の中で大統領に選ばれたのがオバマ大統領であり、ベトナム戦後におけるカーター大統領とよく似ています。カーター大統領はイランとの人質外交にしくじって、その後のレーガン大統領の誕生に貢献しましたが、オバマ大統領も同じようにクリミアや南シナ海で中露に融和的な対応をすることが求められているようだ。

アメリカはハト派の民主党政権とタカ派の共和党政権を交代させながら来ましたが、民主党が二期続けば次は共和党政権が二期続くように大統領が選ばれている。だからオバマの次はだれか分かりませんが共和党の大統領が選ばれるのだろう。オバマ政権は揃いも揃って親中派の高官が選ばれていますが、中国をその気にさせるには罠を仕掛けなければ中国は乗ってこない。

安倍総理は、尖閣を守ると息巻いていますが、中国を罠にかけるには日本もアメリカのように弱腰と見られた方がかかりやすい。次の火種は朝鮮半島になるか尖閣諸島になるか台湾になるか分かりませんが、日本周辺が大変にきな臭くなるだろう。集団的自衛権も課題ですが、ロシアがクリミアを乗っ取りに来たように、中国も尖閣か韓国か台湾を取りに来させるように仕向けなければなりません。

アメリカは10年おきに戦争をしなければ持たない国であり、それもミサイルや戦闘機や軍艦がドンパチやるような戦争でないとアメリカの軍需産業は儲からない。日本の真珠湾攻撃も日本を罠にかけて引っかかった結果ですが、アメリカは戦争に消極的だと思わせないと、相手国は罠に嵌らない。

オバマ大統領の「世界の警察官を降りる」発言は曲者であり、ロシアのクリミア半島奪取もアメリカは動かないと思わせるための仕掛けだ。これでロシアや中国の強硬派が勢いづいて手を出してくるだろう。それが何処になるかまだ分かりませんが、アメリカは巡航ミサイルや爆弾や砲弾を作り続けて、年数が経てば処分しなければなりません。

オバマ大統領の役割は、プーチンや習近平を増長させて罠にかける事ですが、ロシア周辺や中国周辺地域はきな臭くなってくるだろう。日本も集団的自衛権を行使できるようになって戦争に駆り出されるかもしれない。

 

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コメント
 
01. 2014年4月25日 18:56:09 : TGZjS8iB2r
オバマ大統領が尖閣の安保適用を明言したのは、ウクライナ情勢がさらに悪化し、この先ロシアが武力を行使する可能性もあり得るとの考えがあるあるからだろう。もしそうなればアフガンで軍を展開しつつ、東欧でも展開しなければならなくなるかもしれない。そしていくらアメリカといえども三正面作戦などは不可能で、それを踏まえて中国が出て来る恐れもある。また今は、北朝鮮やイスラエルがいつ暴走しても不思議ではない状況にある。

オバマ民主党としては日本(しかもTPPでアメリカの意見を呑まない)に肩入れし中国との関係が悪化することは絶対に避けたかったはずだが、しかしそれ以上に中国に釘を刺し日本との連携を強めていく必要があったのだろう。


02. 2014年4月25日 22:06:06 : dCpVai5IN2
民主化の 看板掲げ 紛争の
火種振りまく 武器を売るため

03. 2014年4月30日 00:43:38 : X09zaySq8c
朝鮮外務省の代弁人、米大統領のアジア訪問を糾弾

【平壌4月29日発朝鮮中央通信】朝鮮外務省のスポークスマンは29日、次のような談話を発表した。
米大統領のオバマが4月23日から29日まで、日本と南朝鮮、マレーシア、フィリピンを歴訪した。
去る21日、われわれがすでにその危険性について警告したように、オバマの今回の歴訪はアジア地域により先鋭な対決と核軍備競争の暗雲をもたらすことになる危険極まりない訪問であったということが明々白々に実証された。
オバマは今回、米国の覇権主義的なアジア太平洋「再均衡戦略」が本格的な推進段階に突入するということを行動で見せた。
日本では米大統領としては初めて中日紛争島が米日安保条約の適用範囲に入ると公式に宣言したことによって、中日間に軍事的衝突が起きる場合、米軍が介入するのが当然であるということを確認し、軍国主義亡霊の再復活の試みによって地域諸国から糾弾を受けている日本の集団的自衛権行使の用意も支持した。
南朝鮮を訪れては、南朝鮮占領米軍の戦時作戦統制権の返還を無期限延期し、南朝鮮のかいらいも引き入れてミサイル防衛(MD)システムを構築することにし、「同盟国と彼らの生を守るために軍事力の使用を躊躇(ちゅうちょ)しない」という暴言まで吐いた。
フィリピンに行っては米軍をフィリピンに定期的に派遣し、基地を共同で使用するということなどを盛り込んだ新たな軍事協定を調印した。
現実は、オバマの今回の歴訪が徹頭徹尾、米国のアジア太平洋支配戦略と侵略計画に従って同盟国をさらに掌握してユーラシア大陸のライバルを包囲、抑止するための露骨な対決訪問であったということをはっきりと証明している。
オバマのアジア訪問の危険性は、朝鮮半島問題で最も露骨に発露された。
米国は、オバマの歴訪に先立ってすでに南朝鮮のかいらいと共にわれわれに対する核先制打撃計画である「合わせ型抑止戦略」を適用するための軍事演習、公然と「平壌占領」を想定した最大規模の侵略戦争演習を強行した。
にもかかわらず、オバマは日本と南朝鮮を訪問してわれわれの不可避な自衛的措置にいわゆる「挑発」「脅威」と言い掛かりをつけ、より度合いの強い「制裁」と「圧迫」「軍事力使用を辞さない」と言いふらした。
それにも満足せず、われわれに対して「見捨てられた国家」だの、核兵器の開発へ進むほどさらに孤立するだの、と言ってわが制度に対する体質的拒否感を隠さなかった。
オバマは、口先では非核化を対話のテーブルに乗せなければならないだの、何のといううんぬんも並べ立てたが、実際は何かを乗せられる対話のテーブルまであらかじめ否定してしまった。
これにより、オバマはわれわれに対する敵視政策に変化がないばかりか、わが制度を力でもって転覆しようとしており、そのような野望を実行に移し始めたということを世界に公布した。
われわれはすでに、オバマ行政府に彼らの対朝鮮敵視政策が実際に米国の究極的利益に合うものか、冷徹に検討することを勧告したことがある。
しかし、オバマは米国がアジア太平洋戦略実現のための核戦争の火花を朝鮮半島ではじこうとするということを公言することで自分が提唱した「核兵器なき世界」の構想というものを自らゴミ箱に投げ捨て、朝鮮半島非核化実現の可能性をさらに暗たんたるものにした。
今年の11月に行われる議会中間選挙でも、オバマはその代価をどっさり払うことになるであろう。
オバマは、今回の訪問期間に誰それの「挑発」と「脅威」について大げさにけん伝しながら同盟国をぎゅっと引き寄せ、互いに仲良くさせようとやっきになったが、これといった実を結べなかった。
むしろ、アジア太平洋「再均衡戦略」の覇権主義的本質を露骨にさらけ出したので初めから競争者らの強力な反発だけを買い、世界的にも大きな懸念をかき立てた。
オバマの無分別な妄動により、アジア太平洋地域では対決と衝突の危険性がさらに大きくなり、それに反対する動きは日増しに強化されるようになっている。
オバマ一味が傾いていく米国の「唯一超大国」の地位をアジア太平洋地域で維持しようと必死になってあがいているが、時はすでに遅れた。
オバマ一味に今残ったのは、今回運んできた火種からどんな炎が燃え上がって自国にまで広がるのかを見守ることだけである。
米国が核戦争の雲をわれわれに引き寄せている以上、われわれは核抑止力強化の道に滞りなく進むであろう。
去る3月30日の声明で闡(せん)明した新しい形態の核実験も排除されないというわれわれの宣言には時効がない。
これは、誰も阻むことのできない自衛的権利行使である。−−−

http://www.kcna.kp/kcna.user.home.retrieveHomeInfoList.kcmsf


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