「プーチン 万歳」などと同じレベルのことを言っている破廉恥なロシア擁護者は恥ずかしくないのかね？

そうした者は「反知性主義」の見本みたいなものだ。欧米に反対する側は正義という考え方しかできない。敵の敵が必ずしも味方という訳ではないのは言うまでもないが、この常識が通じないのが「陣営主義者」のおちいっている陥穽。

敵と味方ではなく、敵同士が覇権を争っており、結局、領土問題に帰着する。

欧米も悪いがロシアも悪い。　ウクライナ問題ではどちらにも正義はない。

何の根拠もない。　単なる空想を羅列しただけ。

「陰謀論」者の典型例。　

「反知性主義」者の見本。　

陰謀論者 ＝ 反知性主義者　が成り立つ。

覇権を求めて争っている点では米帝国主義とロシア帝国主義に違いはない。お互いがライバル。このゲームに仲間入りしようとしているのが中国。狙いはあくまでも自国の覇権のみ。三つどもえの「覇権争い」を繰り広げている。プーチンは「陣営主義者」が「賛美」しているような人間ではない。ここでロシアのプーチンを一方的に賛美することの馬鹿らしさがはっきりする。

阿修羅も「陰謀論者」や「陣営主義者」だけじゃつまらんだろ。

少しは 反「陰謀論者」 ＝ 反「反知性主義者」 ＝ 反「陣営主義者」がいてもいいんでないかい？

「プーチン讃美者」は、ロシアは帝国主義ではないって否定したがるだろうがね。

独裁支配下にある国民は独裁に甘んじているべきだ。なぜならロシアが独裁者の味方をしているから、というのが「反知性主義者」の言い分。

意味不明。

ハイ次。でやられたことがずいぶん頭にきたみたいだな。きいてる。きいてる。

ハイ次。

「陣営主義者」にとっては。

＜ウクライナ国民の真の敵は、ウクライナの国有財産を簒奪した
新興財閥＝オルガルヒや政商であるのに、民族対立になってしまい、
そのオルガルヒや政商が大統領候補になってしまうのが、今の
ウクライナの悲劇である。オルガルヒを追放しようとしているのは
、一部の独立左派だけで、既成政党は全て幹部が腐敗している＞

＞できるだけ早くウクライナ全土で総選挙を実施すべきである。

確かに、選挙で決めるべき。しかし、ウクライナの現実は、
そのような簡単な話ではない。

なぜなら、日本でも孫埼氏が言うように、都知事選挙は不正選挙
だった疑惑が出てきたが、ロシアやウクライナでは、選挙の度に
負けた側が不正選挙だと揉めてきた。

日本の選管も怪しいぐらいだから、ウクライナでは不正選挙が
横行していた可能性はかなりあるだろう。

考えてみれば、実は東側の工業地帯を押さえている親ロシア派は、
旧ソ連時代は、ウクライナでは政治・経済を押さえていた支配民族
であり、ソ連崩壊後の選挙でも、官僚組織の一部である選挙管理委員会
を自派で支配し、不正選挙をしていた人々の可能性が高い。

つまり、親ロシア派は、ウクライナの選管は直ぐに買収される
とか、脅しに弱いとか、かなり怪しい組織であることを熟知している
のではないか？

だからこそ、親ロシア派は、キエフ主導の選挙には簡単には同意
できないのではないだろうか？

（もちろん、今後、親ロシア派が妥協する場合もあるが）

（少なくとも、一部の日本の選管は、とんでもなく官僚的で非常識
であることは、選管との音声録音とか聞くと間違いない）

＞それにはウクライナ東部で各所の行政庁舎を占拠しているの
＞武装蜂起した者たちを撤去しなければならない。

上のAFPの記事は、親ロシア派を貶める意図で書かれた記事だが、仮に、
キエフ暫定政権のアレクサンドル・トゥルチノフ大統領代行に法的な
正統性はないと回答した東部の人は約74％というのが正しいと仮定したら、
東部の人々は、キエフ暫定政権は西部の政権と考えていることになる。

上のAFPの記事では、東部の人々の東部親ロシア派政権への支持率は
不明だが、記事全体を読むと、キエフ暫定政権と同じく低いことが
強く示唆されている。

★ところが、東部に「侵攻」してきた政府軍を寝返りさせたり、
武装放棄させたり、追い返したりしている地域住民のビデオを
見ると・・・

政府軍を、郊外で包囲して説得している大多数の地域住民は、
東部の親ロシア派政権を防衛する行為を積極的というか、正確
には、文字通りの命がけの抵抗で阻止しているとしか思えない。

地域住民は、素手で戦車に立ち向かい、威嚇射撃されても
ひるまずに、動いている戦車の前に立ち、止めようとしている。
だから、政府軍も気迫に押されて立ち往生してしまい、
撤退するしかなくなるようである。

★ということは、東部の人々の東部親ロシア派政権への支持率は
キエフ暫定政権と同じく低いとして、親ロシア派政権にも反対
の人々の方が多いとしても、それらの人々は、＜政治領域＞には
登場せず、沈黙している人々である。

★現実の政治では、＜政治領域＞には登場せず、沈黙している人々
の意思は無視されざるをえない。形式的には主権者であれ、
現実には主権者ではない。

★自分の権利は主張しなければ守られないのが現実である。

これは、自分が為政者の立場になったとして想像すればわかる。

どんなに、民衆の多数意思を尊重した民主政治をしようとしても、
沈黙している民衆の意思は、表現している民衆の意思と自己の
思考で推測するしかないからだ。

★★デモや集会、こうした掲示板で意見を書いて政治意思を表現して
いる人だけが、日常的には現実の主権者なのである。

★★しかし、投票すれば、その時は沈黙している民衆も＜政治領域＞
に登場した主権者である。

だが、主権者であるのはその時だけであり、投票しなければ、
現実には税だけ負担する潜在的主権者に過ぎなくなる。

というわけで、たとえ、東部の人々の東部親ロシア派政権への
支持率は低いとしても、その意思を＜政治領域＞で表現
しない限り、無視される。

★★つまり、親ロシア派政権が陣取る建物を包囲するとか、
「侵攻」してきた政府軍を親ロシア派政権支持者から守り、
通すとかの行動をしない限り、その意思は政治的には無効である。

現地で、かなり大規模な反親ロシア派政権派＝キエフ政権
支持派の集会は開催されたが、今のところ、親ロシア派政権
が陣取る建物を包囲するとかの行動はしていない。

親ロシア派政権は武装しているから抵抗できないのであれば、
（これから起こるかもしれないが）キエフ政権と打ち合わせて、
キエフ政権支持の住民を多数集め、政府軍を親ロシア派政権
支持者から守り、市内まで「侵攻」させれば良い。

親EU派にも政権を武力で倒す革命権はあるが、親ロシア派
側にも、現地の親EU派の政権を武力で倒す革命権はある。

（ただし、真に公平な選挙で選ばれた合法政権を武力で倒す
場合は、政府が基本的人権とかの憲法レベルの基本理念に
反することをした場合だけである）

失礼。結論が抜けていました。

つまり、たとえ東部の人々の親ロシア派政権への世論調査での
支持率は低いとしても、親ロシア派の民衆は親ロシア派政権を
命がけで守り、市内に陣取る活動家だけでなく、一般の民衆も
含めた全体として、東部の親ロシア派は・・・

東部のキエフ政権支持派住民以上の統治能力・統治意思を
現実の世界で示しているので・・・

現時点では、東部の現実の主権者の中では・・・

＜＜親ロシア派民衆が多数派の主権者なのである>>

★現実の政治では、単に支持率が高い勢力が多数派であり、
その主張の方が、政治的正当性があるというわけではない
ということです。

これは、一見すると不当なようですが、実際には不当ではない
ということです。

★★自分の主権者としての意思を主張・表現・要求する人が
真の主権者ということです。

★つまり、ダイナモさんの意見は、形式的主権者の多数派＝
正当説であり、形式論議ではないか？ということです。

（もちろん、意思を主張・表現・要求したくとも、物理的に
不可能な人は別ですが）

おっしゃる通りです。その結論には同意します。ウクライナ東部でも非ロシア系住民（これが６割近くを占める多数派）が反ロシアのデモを行なったという報道はありましたが、現実の力関係を見ると、多数派ではあっても影響力の点では少数派に負けています。

親ロシア派の勢いが強いのはロシアの後押しがあるからだと思われます。今、各所の行政庁舎を占拠したり、検問所を設けたりしている勢力の中にはそれとはわからないようにしていますがロシア軍の兵士も含まれているようです。

実際問題、ウクライナ東部は実質的にロシアの支配下にあるように見えます。これが非ロシア系の住民たちが強く出られない状況を作っているのでしょう。私の主張が形式論議となっているゆえんです。

しかし、今の「矛盾した状況」はロシアの「実質的な介入」の結果もたらされているものであって、決して正当化できないと思います。ロシアとしてはウクライナを連邦制とし、ウクライナ東部に強力な自治権を認めさせて、ロシアの「傀儡共和国」を樹立させることが狙いでしょう。しかし、先ほども指摘したようにウクライナ東部でも親ロシア系は少数派です。このような試みは許されるものではありません。

間違えないように。

そういう自分の思うストーリーしか受け付けず、それに反する事実を見ようとしないのが「反知性主義者」

すくなくとも最低限、今起きていることは 米帝国主義 と ロシア帝国主義 間の覇権争い、だという現実を認めること。

こんな分かり切った事実を認めることが、「反知性主義者」には無理だろうなぁ。

なぜって、「反知性主義者」は「プーチン 万歳」という抜き難い「信仰」があるから。

＞実際問題、ウクライナ東部は実質的にロシアの支配下にあるように
＞見えます。

＞今の「矛盾した状況」はロシアの「実質的な介入」の結果もたらされて
＞いるものであって、決して正当化できないと思います。

●果たしてそうでしょうか？

ドネツク州の人口は約４６０万人、ドネツク市だけでも約１００万です。

東部は孤立したクリミアとは全く異なり、蜂起するまではキエフ政権側
の治安機関が統治していた地域ですから、ロシアの工作員が公然と活動
していたら、逮捕される危険性があり、＜非公然活動＞しかできません。

このくらいの人口がある地域を＜非公然＞に支配するには、万単位で
要員を投入しても不可能でしょうし、大量の工作員を投入したら、
逮捕者が出る可能性もあります。

そうなれば、東部は特殊な歴史的経緯のあるクリミアとは異なり、
ウクライナの固有領土であることは明確な地域ですから、ロシアは
明らかに主権を犯しているということになるので、欧米も本気で
経済制裁し、ロシアは国家レベルの危機になる可能性があるわけです。

つまり、東部にもロシアの工作員はいたと思いますが少数のはずで、
脅威であるのは多数派の親ロシア住民であり、ロシアの工作員自体は
脅威ではなかったはずです。

●エジプトやシリアにも言えると思いますが、どんなにＣＩＡが工作
しても、現地に何も問題が無いのであれば、ＣＩＡでも革命は起こせ
ませんね。ＣＩＡは対立を利用して、反米政権を倒すわけです。

同じことは、ウクライナ東部にも言えるわけで、ロシアも、東部の
親ロシア派が少数なら、東部で親ロシア派の地方政権など樹立でき
ません。あれほど多くの普通の民衆に、命がけの抵抗をさせるのは、
流石にロシアでも不可能です。

あの老若男女の命がけの抵抗が、ウクライナ軍でも最精鋭のエリート
空挺部隊までも寝返らさせ、親ロシア派政権を救ったわけです。

それに16日夜、マリウポリで親ロシア派の約３００名が、機関砲を
搭載した装甲車まで持つ治安部隊基地を襲って、逆に敗退し、死者４名、
逮捕者６３名を出したそうです。

その時のビデオを見ると、攻防の舞台だった基地の門でも、こん棒ぐらい
しか持っていない人が沢山いて、いかにも民衆暴動らしい雰囲気でした。

ロシアの特殊部隊が指揮していたら、籠城戦をしている敵側に逮捕される
などというような失敗はしないと思います。
（ビデオですから、正確性には限界がありますが）

●そもそも、クリミアの次は東部であることは明白で、蜂起するまで
は東部は通常の状態で軍も警察もキエフ政権側なのですから、力関係
で圧倒的に有利なのはキエフ政権派の住民であり、しかも多数派だった
のであれば、少数派である親ロシア派など恐れる必要が全くありません。

ところが、どこかの施設を親ロシア派が奪った時のビデオでは、施設を
防衛していた警察部隊を守るようにしていたキエフ政権派の住民らしい
私服の集団は圧倒的に少数であり、親ロシア派住民の一撃で排除されて
しまいました。

ですから仮に、東部のキエフ政権派住民は多数であっても、何が何でも
東部をウクライナの領土として守るという意思のある人＝真の主権者は、
親ロシア派住民よりも少数であったということでしょう。（今後はわかり
ませんが）

＞ロシアとしてはウクライナを連邦制とし、ウクライナ東部に強力な
＞自治権を認めさせて、ロシアの「傀儡共和国」を樹立させることが
＞狙いでしょう。

確かに連邦制でアントノフとかの航空宇宙・軍事産業がある東側を
実質的に確保することが狙いでしょうが、ロシアはそれで満足せず、
西側にも影響力を残したいはずです。

連邦制でも、今までと同じ程度の負担で、ウクライナ全体を欧米との
緩衝地帯にしておくのがロシアの理想ではないかと思います。

というのは、ロシアがソ連を崩壊させたのは、ロシア以外の
旧ソ連地域を統治し続けるには、ロシアの負担（持ち出し）が
多すぎて耐えられなくなったのが、大きな理由の一つらしいのです。

ですから戦略的要地で、沖の黒海には石油かガス田があるらしい
人口約２００万人のクリミアは別ですが、ロシアには、東部まで、
ソ連時代のように面倒を見る能力も、意思も無いかもしれません。

＞しかし、先ほども指摘したようにウクライナ東部でも親ロシア系は
＞少数派です。このような試みは許されるものではありません。

良くわかりませんが、元に戻っていませんか？

親ロシア系は、形式的な主権者は少数派であれ、少なくとも真の主権者
のレベルでは、多数派という意見です。ただし、あくまでも今の所ですが。

★現時点でさえもウクライナを経済支援しているのはロシアだけであり、
欧米は一切何も援助していないとのことです。

ロシアの本音は、経済支援を増やすことなく、東部を傀儡国家化し、
この傀儡国家の力で、西部の欧米化を防止することであるとしたら・・・

つまり、親ロシア派の生活レベルは連邦制でも上がらない判明
した時点で、親ロシア派は激減するかもしれませんが。

★とにかく、ＧＤＰの８０％以上を占めるオルガルヒは、まともに税金も
払わず、しかも、政府から補助金までせしめ、利益をウクライナ国内に
再投資しないで、欧米の金融機関で運用するだけらしいので、ウクライナ
は、財政破たんするのも当たり前ですね。

また、東部の親ロシア系オルガルヒの多くも、両派を支援して、どちらが
勝っても、生き残れるようにしているので、第二次大戦中もドイツを支援
していたエクソンやフォード、ＧＭ（オペル社）と同じですね。

★今回のキエフ革命の背景の一つは、オルガルヒの新旧勢力間の利権争
だったそうですが、一方で、西部は東部からの税金配分が無くなると、
欧州の最貧国＝破綻国家になる可能性が大であるそうですから、東部が
崩壊せずに持ち堪えれば、両派間で何らかの妥協が成立するかもしれません。