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ロシアのプーチン大統領は17日、ロシアのテレビ番組に出演し、ウクライナ問題について「軍を派遣する権利を行使しないで済むことを強く望んでいる」と述べた。その一方、「ロシア系住民の権利を守るため、できることを全てするつもりだ」とも語り、ロシア軍による介入の可能性を強くにじませた。
番組は毎年恒例の生放送で、プーチン氏が国民の質問に答える形で進んだ。
ウクライナ東部のドネツク州などでは、親ロシア派の武装勢力が警察や行政機関を占拠し、ウクライナ軍との衝突が続いている。
プーチン氏は「ロシアの工作員がいるなどと言うのは馬鹿げた話だ」とロシアの関与を否定。「重要なことは、キエフの現政権がロシア系住民の権利を保障することだ」と述べ、親ロシア派の強制排除に踏み切ったトゥルチノフ大統領代行に、親ロシア派勢力との「対話」を促した。
番組では、ロシアが併合を宣言したクリミア自治共和国とも中継を結んだ。現地住民と対話することで、クリミアが「ロシアの一部」になったことを誇示した形だ。
クリミア併合については「事前に計画していたことはない」と強調。「西側の軍事同盟が我々に向かって拡大しており、手を打つ必要があった」と繰り返し、米国による欧州でのミサイル防衛(MD)の配備や、北大西洋条約機構(NATO)の東方拡大などへの懸念を理由に挙げた。
クリミア併合を巡っては、国連総会が先月27日、日本やドイツなどの賛成で併合を「無効」とする決議を採択。プーチン氏は、決議を棄権した中国の名を挙げて、「友好関係は、世界政治で重要な役割を果たすだろう」と持ち上げた。
ロシア系住民が多いモルドバの「沿ドニエストル」に分離独立に向けた動きが波及していることには「住民の運命は自分たちで決めるべきだ」と語った。(山西厚)
http://digital.asahi.com/articles/DA3S11090504.html
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>「友好関係は、世界政治で重要な役割を果たすだろう」と持ち上げた。
友好関係といっているが、国連決議に反対したロシアとの「友好関係」にある国は、中国や北朝鮮など11か国に過ぎない。プーチンは世界中から孤立する道を選択している。
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