http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/625.html
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アメリカは、天文学的な数の核兵器を保有し、世界の軍事費の4割強を占める軍事大国ですね。 にもかかわらず、イラン、アフガニスタンにおいて劣勢も甚だしい状況が続いています。
核は抑止だ、だから保有せよ!
保有していて上の有様です。 しかも、核兵器の保有継続には
核兵器保有のコスト 世界の論調批評
ツァイト4月16日付が核兵器保有のコストについて論じています。
記事は、現在世界には2万個以上の核弾頭が存在――90%以上は米ロが保有――するが、こうした大量の核兵器の安全管理や維持は大変な負担になっており、さらに将来破棄するのも大きな負担になる、
例えば、環境汚染や健康被害、杜撰な管理の危険(テロリストや原理主義者の手に渡る危険)、財政上の負担等の問題がロシアほど深刻ではない米国にしても、核兵器の処理経費は赤字に苦しむ米財政を蝕んでいる。ある専門家によれば、核兵器は通常兵器より維持コストが低いというのは嘘で、米国は1940年〜1996年に5兆5千億ドルを核戦力のため支出、これは、その間の教育、農業、環境、宇宙開発、エネルギー開発の支出合計を上回る。また、将来、核兵器解体と影響除去に総額5兆8千億ドルかかるが、この中にはこれまでに環境が受けた被害の対策や核廃棄物処理の経費は含まれていない。なぜならそれに必要な技術がまだ十分開発されていないからだ、
このように、ある国が核兵器を保有すると、実験、安全な貯蔵、維持、外部からの侵入への防御のコストがかかる上に、耐用年数が過ぎれば武器は無力化し、今度は発生する危険廃棄物の輸送や最終処理が必要となる。さらに保管や解体を行う地域では、人々への啓蒙や危機発生時に備えた訓練が必要になり、事故が発生すれば、医療手当や補償問題が生じる、と言っています。
核軍縮と一口に言いますが、今や核爆弾の製造は、濃縮ウランやプルトニウムさえあれば、技術的にも財政的にも容易です。しかし、一旦保有した後の管理は技術・財政両面で非常に大きな負担になること、まして、廃棄に伴う経費――環境汚染防止等を含む――は保有国には耐えきれない膨大な負担となることは、まだあまり意識されていません。
以上一部抜粋終了
http://blog.canpan.info/okazaki-inst/archive/731
莫大な経費がかかります。 さて、ここで笑った方は頭の切れる人ですね。
何故なら、軍事費も当然抑止力等も含めて、投下資本に対するその効果が大きければ大きいほど、かかる費用も適正であると判断できますが、抑止力もない、さほど大きな過去2戦争も、明らかな勝利どころか、敗戦気味であるなら、もはや、核兵器は軍事的観点からみて、過去の、無用のコスト発生器に違いないですね。
だから、核兵器を兵器として持ち続けることは、経済的負担による自国の国力を低下させるだけのお荷物でしかありません。 米ロで、1000発ずつなんていってるけど、経済的効果と安全保障の見地からも、もっと、思い切った現実的削減が、有効な軍事費の使い方ではないでしょうか。 核兵器保持を訴える軍事関係者はスパイかオツムの回転の速くない人ですね。
でそれを最近は、西側主要各国は間接的な自国民のそれも含めた、通信傍受という盗耳に膨大なお金を使っていますね。(米NSA、英GCHQ、豪ASIO等) これはこれで、大いに問題ありなんでしょうが。。。
有効な軍事費の使い方を言っている私ですが、当然、反戦・ゼロ軍事費支持者です。 原発を世界から、なくす為に、言っています。
だって、核兵器と原発は表裏一体でしょ。
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