http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/614.html
Tweet |
ロシアが併合を決めたウクライナ南部クリミア半島の先住民族クリミア・タタール人が29日、臨時総会を開き、自治区の設立を求める決議を賛成多数で決めた。反ロシア感情は依然根強く、今後の火種となる可能性もある。
スンニ派イスラム教徒のタタール人は第2次大戦時、「ナチスドイツに協力した」との嫌疑をかけられ、中央アジアに強制移住させられた。1980年代後半から帰還が本格化したが、クリミアの人口約200万人のうち約30万人と少数派だ。今回の決議は、ロシアとウクライナのどちらに帰属するかは触れていない。併合の現実を踏まえ、クリミア内で高度な自治権を求める内容だ。
総会はかつてタタール系の首都だった古都バフチサライで開かれ、231人の地区代表が参加した。タタール人はロシアへの編入を求める16日の住民投票をボイコットしており、会場では「住民投票は認めない」「併合に抵抗すべきだ」などの意見が出るたび大きな拍手が響いた。
ただ議長を務めたタタール人団体代表のチュバロフ氏は「ロシアによる併合は違法だが、事実だ。認めなければ多くを失う」と語った。地区代表からも「ロシアが憎くても、私たちがクリミアから出て行くわけにはいかない」「ロシア国籍にならなければ、家も仕事も奪われる。ウクライナに二重国籍を認めてもらうほかない」という声が出た。
(バフチサライ=石田博士)
http://www.asahi.com/articles/DA3S11058983.html
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。