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ウクライナで暫定政権が発足するきっかけとなったデモ隊と警官隊との衝突で、デモ隊を主導した極右グループが、ほかの民族主義団体と共に新たな政党を設立すると発表し、ロシアとウクライナの暫定政権との関係がさらに悪化するおそれが出ています。
ウクライナの暫定政権に近い極右グループの「右派セクター」の幹部は22日、首都キエフで会見し、「暫定政権は十分に機能していない」などと述べて、複数の民族主義団体を統合して新たな政党を設立することを明らかにしました。
そのうえで、ことし5月に予定されている大統領選挙に政党代表のヤロシ氏を擁立する考えを示しました。
右派セクターは先月、前の政権が崩壊し、暫定政権が発足するきっかけとなった、デモ隊と警官隊との衝突で、デモ隊を主導した過激なグループとして知られています。
ロシアのプーチン政権は、暫定政権がこうした過激な民族主義グループの影響下にあると非難するとともに、民族主義の高まりからロシア系住民の安全が脅かされているとして、クリミアへの介入を強めていった経緯があります。
このため、新たな極右勢力の結集によって、ロシアとウクライナの暫定政権との関係がさらに悪化するおそれが出ています。
<a href="http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140323/k10013169681000.html" target="_blank">http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140323/k10013169681000.html</a>
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ウクライナの事態は、反ロシアかつ反EUを目指す過激な民族主義・排外主義集団である「右派セクター」が、親ロシアの旧政権を武装闘争で打倒したおぞましいファシストたちによる権力奪取劇である。右派セクターは他の民族主義・排外主義集団を糾合し、ウクライナの政治主導権を一手に掌握しようとしている。彼らの最終目標はウクライナを親ロシアでもなく親EUでもない極端な自民族主義・排外主義国家を樹立することである。この国家が樹立されても彼らに将来の展望はない。経済的に世界から孤立した1つの全体主義国家が誕生するだけである。過激な民族主義・排外主義、全体主義に反対するウクライナの心ある人びとは、彼らの野望を打ち砕くために団結する必要がある。
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