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クリミア併合に対する西側の対ロシア制裁は、不正義で不合理である。そして不必要な壁を造るだけだと、ロシア外相は述べた。
セルゲイ・ラブロフは、今週金曜日のクリミア併合の承認のための決議を考えているロシア上院議員たちへの演説の中で、制裁措置は、単にアメリカの覇権をアピールするために計画されたものだと付け加えた。
ロシア政府は西側との対話が困難であると認識している。西側は現実を見ようとせず、ロシアがクリミアに対する態度を変えるかもしれないと言う、ありもしないことを、未だに考えている始末だ、と外相は付け加えた
外相は、また、クリミアでの国民投票などの出来事に対する西側の評価を見ると、彼らは現実を認識できていない、と述べた。
「ロシアへの批判者は、最近「吸収」という言葉を使って、クリミアを違法に略奪したと、ロシアを非難している。そこで、私は、頻繁に顔を合せる、西側のパートナー達に、クリミアの写真を見るようにアドバイスします。」とラブロフは述べた。「あの心から喜んでいる姿は、舞台設定がなされて稽古をして演出できるようなものじゃないでしょ。」
「ロシアはクリミア危機の解決に現在も心を砕いている。ロシア外務省のこの問題への提案はいまだに妥当なものであると考えている。」とラブロフは強調した。
また、ラブロフは、ロシア政府はヤヌコビッチ大統領から権力を奪ったクーデター事件の最中、また事件後にも、ウクライナで横行している犯罪と人権侵害の証拠を収集していると述べた。
さらに、EU-ウクライナ間の外交的協力や同盟締結の問題は、「ウクライナの為に最善の国益を追求することに基づいたものではなく、ただ、(NATOのロシアに対する)地政学的優勢を獲得する為だけのものだ。」と述べた。
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