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東欧バルカン半島のボスニア・ヘルツェゴビナで7日、失業や生活苦をめぐる抗議デモが全国に広がり、暴徒化した。旧ユーゴスラビアからの独立をめぐる主要3民族勢力間の内戦が1995年に終結して以来、最大規模の反政府行動に発展した。
同国からの報道によると、デモは民間に売却された元国営工場が閉鎖されたのをきっかけに北部ツズラで5日に始まり、7日に大小の都市での同時多発的なデモへと広がった。首都サラエボでは、大統領府にあたる幹部会庁舎にデモ隊が押しかけて庁舎建物や車に放火。警官隊がゴム弾などで対抗し、100人ほどの負傷者が出た。
南部モスタルで数千人が地方行政府に押しかけ、役所の備品を窓から放り投げるなどした。ツズラでも行政庁舎が放火された。
ボスニアでは内戦終結以来、ボシュニャク人、クロアチア人、セルビア人の3民族勢力の代表が8カ月ごとに輪番で国家元首を務める。議会は民族間のにらみ合いで国民生活に直結する法案審議がしばしば止まり、同じ旧ユーゴのクロアチア、セルビアと比べても経済発展は遅れている。
市民の抗議行動は紛争再燃の恐怖から抑制されてきたが、最近はクロアチアの欧州連合(EU)加盟などを機に、不満が徐々に表面化し始めている。(ブダペスト=喜田尚)
http://digital.asahi.com/articles/ASG2823KDG28UHBI002.html?iref=comtop_6_02
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