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【カイロ秋山信一】在英のシリア反体制派組織「シリア人権観測所」によると、内戦が続くシリア北部アレッポで1、2両日、政府軍による空爆があり、子供27人を含む少なくとも121人が死亡した。1日にはシリア全土で330人以上が死亡。政府軍の空爆強化に加え、反体制派と国際テロ組織アルカイダの抗争も激化しており、死者数は増加傾向にある。
空爆には、円筒形の容器に火薬や油を詰めた「たる爆弾」が使用された。命中率が低く、標的の周辺住民を巻き込みやすいため国際社会で非難の声があがっている。
人権観測所によると、政府軍は1日、アレッポの反体制派拠点など少なくとも5カ所を空爆した。シリア人主体のアルカイダ系組織「ヌスラ戦線」の拠点では10人が死亡した。2日にもアレッポや首都ダマスカス郊外、中部ハマなどで政府軍の空爆が続いた。
シリアでは昨夏以降、「反アサド政権」で共闘していた反体制派とアルカイダ系組織「イラク・レバント・イスラム国(ISIL)」が抗争を始めたことに乗じて、政権側が勢力を拡大している。政府軍は昨年12月からアレッポを中心に空爆を強化。反体制派とアルカイダの抗争も激化しており、死者が200人を超える日も多くなっている。
一方、1日夜にはアレッポでISILによる自爆テロがあり、反体制派武装組織の有力指導者ら26人が殺害された。
1月中旬以降、アルカイダの指導者ザワヒリ容疑者と、ISILの指導者バグダディ容疑者が相次いで声明を発表し、反体制派に停戦を呼びかけたが、抗争は2月に入っても続いている。
http://mainichi.jp/shimen/news/20140203dde007030010000c.html
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