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【名護市長選】辺野古移設を巡り名護市内でシンポジウム 稲嶺氏「移設強行なら、抵抗の先頭に」 〜新外交イニシアティブ(ND)シンポジウム「普天間基地返還と辺野古移設を改めて考える」
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/119158
IWJの記事です。是非視聴ください。
<元内閣官房副長官補の柳澤協二氏>
沖縄、辺野古移転は日米同盟、日本防衛にとって必須の前提条件かの様に、賛成・反対双方から認められているが、そもそもその辺が、現在の現実の軍事バランスの上では、その論理はもはや旧弊の意識で価値が無くなっている。
沖縄は中国のミサイル3発で米軍海兵隊(沖縄住民を含む)は全滅・崩壊する。だから米軍はそのミサイルの射程距離から離れたグアムやオーストラリアのダーウィンに海兵隊本体を移そうとしている。もはや沖縄は軍事の前線のベース基地として地理上の価値を失っている。だから沖縄の基地は日本防衛にとって要石という理論はもはや誤謬である。アメリカの対中国軍事バランスにとって、沖縄は抑止力の基地として存在は中国に近すぎる。意味の無い場所になった。
オスプレイは航続距離が4倍ある、すなわち4倍離れた場所に基地を置いてよいと考えるべきだ。アメリカ軍にとって沖縄は居心地がよい場所であるに過ぎなくなった、それが理由で存在し続けることを考え直さなければならない。
「人は必ず間違える」「他人の意見も聴く度量」の観点が重要。日米合意の項目の中で「5年以内の町中にある危険な譜手間基地の撤去・移転」がこの問題の肝と思うが、安倍政権はこれに触れようとしない。辺野古移設の問題に歪曲して絶対前提と固定化して考えている。 新防衛大綱には西太平洋における日本のプレゼンスを確保するというのが書いてある。これは海軍の役割であって、海兵隊を含む陸軍の出る場面は無い。
抑止力とは何か?これをそもそも考え無いといけない。東アジアは重視するが軍事力はそこに存在する必要はない。抑止とはある脅威に対して仕返しする能力を見せること。冷戦時代には最後は核の打ち合いにエスカレーションになることで米ソの戦争は行われて来なかった。いまや摩擦はあるが、相互に相手を滅ぼさないと自分の身が危ないという論理は現実ではない。抑止力は紛争地域での軍事基地の進出確保競争では無くなっている。
アメリカの本音は中国は経済的なパートナーで日中軍事衝突に巻き込まれることを心配、イラク戦争で兵力が疲弊したので中国の覇権は拒否するが中国のミサイルの射程外に軍事力拡散させる政策を採っている。そこに沖縄はない。
<沖縄国際大学教授の前泊博盛氏>
仲井眞知事は補助金で辺野古移転とカジノを受け入れた。何回政治家が当選させて嘘をつかれて逃げられている。これは選挙民の問題です。米軍再編交付金に頼らないケビン・メアー談「沖縄はゆすり・たかりの名人」からの脱却する必要がある。僅か500億程度だ。
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