http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/321.html
Tweet |
イギリスの東海岸の王立空軍基地で、訓練演習中の米軍のヘリコプターが墜落し、少なくとも4人が死亡した模様だ。日没後の午後6時という時間帯で起きた。事故現場は、米軍や地元警察により閉鎖されており、地元住民は不安な夜を過ごしている。
米空軍(USAF)は、事故機はHH-60パヴェホークと呼ばれるヘリコプターで、特殊部隊の輸送を行っており、英国空軍サフォーク州基地から飛来し通常訓練を行っていた。少なくとも4人の乗組員が死んだ。事故原因は調査中と伝えた。
地元のテレビレポーターは、
この墜落場所は、欧州の軍備配備において重要な米空軍第48戦闘航空団の本拠地である。この部隊は、世界各地の反テロ作戦にも携わってきた。
現場は、野生生物トラスト団体が運営する自然保護区の近くであり、事故機は、実弾を運んで訓練中で、近くでF-15の爆音を聞いた住民もいると伝えた。
事故現場の近くに住んでいる、ピーターさんは
「ヘリコプターが、速く低く飛んでいることが分かった。何が起きているか我々住民には知らされていません。不安です」と話した。
ヘレン・テリーさんは、
「私は、事故現場から800メートルの場所に住んでいます。
軍事訓練の音にも慣れたが、訓練機は海に向かって飛行していた。
最初に事故を目撃し救急隊を呼んだのは私たちだが、状況が知らされていない。」と話した。
事故機HH-60(パヴェホーク)は、64フィートの機体は毎時184マイル(159ノット)までの速度で移動し、通常はパイロット、フライトエンジニアと砲手乗組員などを運んでいた。
リビヤ、イラクなどの実践でも使用され、紛争地域で動作する特殊部隊など、他の孤立した人材を回復するために、昼と夜の間の戦闘捜索救難任務のために使用されていた。
搭載する機能も、自動飛行制御システム、暗視ゴーグル、夜間運行用高度赤外線システムなどの最近の機能を有していた。さらに、カラー気象レーダーや、悪天候に対処するのに役立つエンジン/ロータブレード防氷システムを有していた。
しかし、実践で酷使されるた、機体のクラッシュや故障など頻繁に起こり、アップグレードやメンテナンスが必須とされていた。
フォーブスの報告書は、アメリカの財政再建のための米軍削減で、アップグレードが中断されたことによるものと指摘していた。
http://www.theguardian.com/uk
(以上転載)
アメリカは中国に、サイバー戦争や金融戦争で既に勝ち目がなくなっています。また、軍事面でもその優位がくずれつつあります。サイルを中心とした防御兵器のテクノロジーの進化で、軍備の価格破壊がすすんでいます。中国やロシアのように他国への侵略を放棄して他国に軍隊を駐在させず自国の領域を守るだけなら、軍事費は減らしていくことが可能です。
一方、世界中に軍隊を駐留させ、維持費のかかる空母打撃群のような攻撃用兵器を持つアメリカは高いコストを強いられます。今後も財政を圧迫していくと思われます。
先進国はこれから少子高齢化によって一応に社会保障負担に苦しみますが、アメリカは食文化に起因する世界最悪の肥満国であることと、自由競争原理主義による大学の学費高騰で医療コストが上がっていることによって、先進国のなかでもっとも社会保障債務増に苦しむことになると思われます。これからアメリカの地方自治体がどんどん破綻していくことは不可避でしょう。
昨年からアメリカは最後の反攻を期して、ウォール街、マスメディア、日本などの従属国への政治圧力などを総動員して、強いアメリカの復活をアピールする大芝居をうってきました。大衆心理の予想や期待に働きかけるという一か八かのかけです。
専門家からは、今回の墜落事故は、米軍bの軍事費削減のために、機体のメンテナンスやアップグレードが出来ないことで、生じたものだと断定しています。
日本政府が17機導入予定のオスプレイも、設計構造上の欠陥が指摘されており、今回のような墜落事故が頻繁に起こる可能性が高いと思われれます。
防衛費も、日本の国体を高めるための国防費に使うならともかく、天下官僚が主導して、防衛利権に群がる軍産企業やアメリカの貢ぐにはいいかげんに止めにしませんか。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。