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【ヨハネスブルク=杉山正、ニューヨーク=春日芳晃】内戦の危機にある南スーダンで、死者数が数千人に達したとの見方が出ている。国連は約8万人が家を追われたとしている。政府軍が、反乱軍が制圧していた中部の交通の要衝ジョングレイ州ボルを奪還したと伝えられるなど、戦闘は続いている模様だ。
ボルには韓国軍約270人が駐留し、国連施設に約1万5千人が避難している。英BBCによると、キール大統領は24日、首都ジュバで記者団に「ボルを奪還した」と語った。国連南スーダン派遣団(UNMISS)のジョンソン代表は「情報を確認できていない。少なくともボルの一部を(政府軍が)支配下においたようだ」としている。
一方、UNMISSのランザー副代表はBBCに「数千人が命を失ったに違いない」と語った。
南スーダンの混乱は事実上、キール大統領のディンカ族と、クーデター未遂を主導したマシャル前副大統領のヌエル族との民族紛争になっている。
国連安全保障理事会は24日、南スーダンで国連平和維持活動(PKO)を展開するUNMISSの軍事要員6715人、警察要員674人(いずれも11月末現在)を各1万2500人、1323人にほぼ倍増する決議を全会一致で採択した。治安と人道状況に「重大な懸念」を表明し、戦闘を即時停止して和平実現へ紛争当事者間の対話を始めるように要求した。
潘基文(パンギムン)事務総長は23日に出した安保理への勧告で、UNMISSに5歩兵大隊や攻撃ヘリ3機、軍事輸送機1機などの追加配備を要請。緊急を要するため、要員やヘリは南スーダンの周辺国で展開中の他のPKOなどから確保するよう提案していた。決議では潘氏の勧告を承認するとした。
http://digital.asahi.com/articles/ASF0TKY201312250211.html?ref=com_top6
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