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最強F−15J VS ロシア製J−11 日中激突「尖閣上空決戦」完全シミュレーション vol.01
http://taishu.jp/politics_detail809.php
週刊大衆12月23日号
もし中国軍が暴挙に出ても、恐れることはない。オンボロ機体に素人操縦士の群れを、日の丸飛行隊がひねり潰す!
一触即発――東シナ海に不穏な黒雲が広がっている。
「混乱のすべての原因は、11月23日、中国政府が、日本固有の領土である尖閣諸島上空周辺を含む東シナ海に、防空識別圏を設定したことにあります」(軍事評論家・神浦元彰氏)
尖閣諸島問題はすでに大紛糾しているというのに、中国政府は同空域に侵入した航空機が指示に従わなければ、"軍事的措置"を取ると一方的に宣言したのだ。
「防空識別圏とは、領空の外側にあり、防衛上の理由から設定される境界のことです。日本の設定と重なる中国の設定には、日米を含めた世界中が驚きました。しかも、"今回の設定はこれから行うことの序の口にすぎない"と発表し、緊張感は日に日に高まっています」(全国紙政治部デスク)
もちろん、これには日米両国が即座に反応。
同月26日には、グアム米軍のB52爆撃機2機と自衛隊の航空機が、事前通告なしで防空識別圏内を飛び、「中国の識別圏設定は認めない」と、行動で示した。
だが、これに対し、中国空軍は防空識別圏内を飛行した自衛隊機や米軍機に緊急発進(スクランブル)したと、"大嘘"の発表をし、日米軍事関係者を挑発した。
「中国軍の主力戦闘機J−11(殲撃11型)が、自衛隊機F−15Jなど計10機と米軍の哨戒機などにスクランブルをかけたとデタラメを発表。自衛隊機が10機編隊で尖閣上空を飛行することはありえませんから、驚きます」(防衛省関係者)
今年1月には人民解放軍の将軍がテレビに登場して、「日本との開戦は迫っている。わが軍は戦争など恐れていない!」とまでブチ上げるなど、どんどんエスカレートする中国。
今後、どんな暴挙に出るのかまったくわからず、油断ならない状況にあるのは確かだ。
では、もし尖閣上空で両国の戦力が衝突したら、どうなるのか。
航空戦力とは、戦闘機の性能はもちろん、パイロットの練度、レーダー性能などの総合力である。その実力を分析、戦闘をシミュレーションする――。
○月×日午前9時ジャスト、宮古島のレーダーサイトが、沖縄本島西方沖の防空識別圏に侵入した正体不明機をキャッチ。
情報を受け、航空自衛隊那覇基地の南西航空混成団は、民間機でも米軍機でもないと判断すると、一気に動き出す。
「スクランブル!」と飛行隊待機所に怒号が飛ぶと、パイロットと整備員が迅速に行動を開始。
5分後、2機の主力戦闘機F−15Jがスクランブル発進する。
そして、目標を捉えたパイロットが見たのは、中国の主力戦闘機J−11だった。
しかも、2機やそこらではない。
20機以上の機影を捉え、事態は緊迫する一方だ。
那覇基地からは次々とF−15Jが離陸し、早期警戒管制機E−767も現場空域近くに駆けつけた。
中国側の早期警戒管制機KJ−2000まで捉え、突然の中国軍団襲来に、恐れていた空の戦いが幕を開ける。
もはや那覇基地だけでは対応できない。
最悪の事態に備え、福岡県の築城基地に応援要請し、こちらからも戦闘機が緊急発進した。
そして、J−11の編隊は日本側の警告を無視し、防空識別圏を突破し、日本の領空へと入ってくる。
同9時1×分、尖閣上空でJ−11と対峙するF−15Jパイロットの緊張感は最高潮に達した。
いま、まさに自機をロックオンせんとするJ−11。
互いに視認できる状況で戦闘機が対峙する"ドッグファイト"に突入する瞬間が迫る――。
ここで、日中両国の戦闘力を見てみよう。
軍事フォトジャーナリストの菊池雅之氏が解説する。
「中国空軍の主力戦闘機J−11の詳しい性能は未知数ですが、元になったといわれる旧ソ連製のSU−27から判断すれば、F−15Jとの基本性能差はさほどなく、互角の実力です」
年々増え続ける軍事費とロシアの兵器に頼って成長する中国空軍も、なかなか侮れない。
だが、いくら主力戦闘機の性能が上がろうと、パイロットの実力は急に上がらない。
「J−11は200機生産される予定だったのに、100機も生産できていません。中国空軍のパイロットは練習する機体さえ満足になく、飛行訓練時間が圧倒的に少ないのが現状です。技術的な側面では、空自に断然劣ります」(前同)
◇
最強F−15J VS ロシア製J−11 日中激突「尖閣上空決戦」完全シミュレーション vol.02
http://taishu.jp/politics_detail810.php
週刊大衆12月23日号
新型ステルス機は鉄クズ同然
それに対して、日本のパイロットの技術は世界トップクラス。
F−15の保有数も米国に次いで多く、200機を運用している。
「日本には、いい先生(米軍)が近くにいます。戦後すぐに米軍のもと、航空自衛隊が育ってきました。日米共同訓練も長くやっていますし、日本ほど西側の一線級の最新鋭の機体を配備している国はありません。しかも、領空がロシアや中国に接しているため、これほどスクランブルでパイロットの技術が鍛えられている国も珍しい」(同)
現代の航空戦では空中戦を有利に戦えるよう、自軍に敵機の情報などの指示を与える早期警戒管制機(AWACS)の実力差が雌雄を決する。
空自が誇るE−767と中国空軍のKJ−2000がそれに当たるが、実力差はどうなのか?
「KJ−2000は、半径400キロ以内の目標を同時に探知し、12機に対して指揮・管制ができます」(前出・防衛省関係者)
対して空自のE−767は、毎時約840キロの速度性能があり、航空時間も約12時間と圧倒的長さを誇り、早期警戒管制機では世界トップレベル。
これを空自は4機保有している。
「E−767は、3次元方式の捜索用レーダー、味方識別装置や状況表示装置などを持ち、段違いの実力です。中国のKJ−2000は一応、早期警戒管制機と名乗ってはいますが、肝心の管制能力はあってなきがごとし。空自の比ではありません」(前出・神浦氏)
だが、中国側にも一つだけ要注意な戦力がある。
それは、中国が全力で開発中の第5世代最新鋭ステルス戦闘機J−20だ。
「11年に初飛行が成功したというJ−20は、空戦能力以外に、対地、対艦攻撃能力も備えたマルチロール機とされています。ただ、この機体、99年のコソボ紛争で撃墜された米軍のF−117の残骸を中国当局が密かに入手してコピーしたといわれており、"鉄クズだ"と断言する専門家もいます」(通信社北京特派員)
日本は、このJ−20に対抗するステルス戦闘機F−35Aの導入を決めている。
「納入は16年の予定ですが、性能は折り紙付きのF−35Aです。これに対し、J−20は完成までに何年かかるか……」(前同)
ここまで分析してきたとおり、航空戦力の差は歴然。
さて、話をシミュレーションに戻すと、尖閣上空決戦の結末はどうなるのか?
「F15−Jが一気に中国空軍を返り討ちにするのは間違いない。E−767による指揮・管制を受け、20機いたJ−11を次々に撃墜するはず。一方、空自の被害はわずか2機程度というのが、多くの軍事関係者の分析です」(防衛省関係者)
たとえ、最悪、戦闘になっても恐れることなどないのだ!
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