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社説:埋め立て知事判断 法に照らし不承認を 沖縄の心の真価示すとき
http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/228.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2013 年 12 月 20 日 19:20:12: N0qgFY7SzZrIQ
 

(回答先: 社説[要請の不可解]県民に本意を説明せよ(所詮県内肯定?) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2013 年 12 月 20 日 19:04:10)

振興策は約束済で実施を怠ってきたことを実行するだけで、なんら取引材料となるものではない。「未亡人製造機」の訓練協定すら守られず、地位協定改定など絵に描いた物ですらなし。
 この状況下で埋め立て申請許諾となれば、県民のみならず裏切りとなる。知事は圧倒的権力を得た与党党首の足を舐めて利を得るのか、それとも戦う意思を示せるか。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここから)

社説:埋め立て知事判断 法に照らし不承認を 沖縄の心の真価示すとき
2013年12月19日
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-216866-storytopic-11.html

 発言のぶれは全く不可解である。政府と県が沖縄の経済振興策や米軍基地問題を話し合う沖縄政策協議会で、仲井真弘多知事が安倍晋三首相ら閣僚に対し述べたことだ。
 知事は普天間飛行場の5年以内の運用停止、日米地位協定の改定、米軍垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの12機程度の県外分散配備など基地負担軽減を要望した。
 主張が従来より後退した。これでは普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた政府の埋め立て申請に対し、「承認」を示唆したと思われても仕方ない。知事は後世に禍根を残す判断をしてはならない。

一歩間違えば

 知事要望は、一歩間違えば県民への背信行為となる。四つの観点から問題点を指摘しておきたい。
 第一に、仲井真知事は2009年知事選で普天間飛行場について「1日も早い危険性除去」「日米共同声明を見直し、県外移設を求める」と県民に公約した。それが辺野古移設の日米合意見直しを意味することは明らかだが、今回は「県外移設」を明言しなかった。
 第二に、知事は昨年7月、森本敏防衛相(当時)に対し、日米地位協定の不平等性を批判した上で、オスプレイの配備と関連して「危険なものを人口密集地帯で運用されて地位協定があるという話をされたら、それこそ全基地即時閉鎖という動きに行かざるを得ない」とまで警告した。今年8月の安倍首相との会談でもオスプレイの配備中止と日米地位協定の抜本改定などを要請したばかりだ。
 オスプレイは墜落事故が絶えず、安全性への懸念が全く払拭(ふっしょく)されていない。にもかかわらず、配備中止を求めてきた知事が12機の沖縄常駐を前提に「本土分散配備」を主張するのなら、なし崩し的な方針転換とのそしりを免れない。
 地位協定の「抜本改定」は県の一貫した要求だが、今回の要望では「抜本」の2文字が消えた。知事がもし一部改定でお茶を濁すつもりなら、戦後長く米軍に人権を蹂躙(じゅうりん)されてきた県民への背信だ。
 第三に、県民意思を代弁する県議会は10年2月、普天間飛行場の早期閉鎖・返還、県内移設断念、国外・県外移設を全会一致で決議した。首相に明確に「県外移設」を求めなかった今回の要望は、県議会決議と齟齬(そご)がある。
 第四に、県議会議長や41市町村の首長・議会、県民大会実行委員会ら県民代表が今年1月に首相に提出した建白書では、オスプレイ配備を直ちに撤回することや、普天間基地の閉鎖・撤去、県内移設断念を明確に求めた。今回の知事発言はオール沖縄の要求である建白書よりはるかに後退し、民意との乖離(かいり)を指摘せざるを得ない。

日米関係の健全化

 ジョセフ・ナイ氏ら米国の知日派の元政府高官、識者の間で、普天間の辺野古移設の現実味を疑問視し、在沖米海兵隊の米本国撤退やオーストラリア移転などを求める意見が強まっている。仲井真知事はこうした環境の変化を直視し、県内移設条件なき普天間の閉鎖・撤去を追求すべきだ。長い目で見れば、その方が日米関係の健全化、持続的発展につながると確信する。
 今回の「普天間飛行場の5年以内の運用停止」という要望は自民県連と足並みをそろえた形で、一見前進に見える。だが、それが辺野古移設容認を前提とするのなら民意に反する。知事は140万県民に負託された代表だ。軍事ではなく平和の要石になりたいと望む「沖縄の心」の真価を示すときだ。
 知事要請を受けて、政府は「最大限の努力」をアピールする。裏返せば、政府が1996年の普天間返還合意以来の自らの怠慢を自白したに等しく、噴飯ものだ。
 辺野古移設に向けた環境アセスは数々の不備、欠陥が指摘される。そのような移設計画が、公有水面埋立法が要求する環境保全への考慮など厳格な承認要件を満たすとは到底考えにくい。知事が法治主義に徹すれば、埋め立て申請は「不承認」しかあるまい。歴史の批判に耐え得る英断を期待する。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここまで)

 

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