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http://www.nhk.or.jp/etv21c/file/2013/1214.html
今年6月、終戦直後に北朝鮮で肉親を亡くした日本人遺族11人が、戦後68年目にして初めて、北朝鮮への慰霊訪問を果たした。
終戦直後、北朝鮮に残された20万人以上の日本人民間人は、終戦から1年4か月もの間、日本への引き揚げが許されなかった。そのため、収容施設で飢えと寒さの中、次々と死亡。生き延びた人のほとんどがソビエト軍の監視をかいくぐりながら38度線を越えて北朝鮮からの自力脱出を試みたが、その途中で多くの人が亡くなった。終戦後、北朝鮮に残された日本人の犠牲者は3万5千人にも及ぶ。
日本人の置かれた劣悪な状況をソビエト軍はどう見ていたのか。そしてなぜ北朝鮮からの引き揚げは、台湾、南朝鮮、満州などと比較して大幅に遅れ、およそ20万人もの大量の日本人民間人が命がけの自力脱出に追い込まれるという悲劇が生まれたのか? 閉ざされた国、北朝鮮で起きたこともあり、終戦直後の日本人に何があったかを明確に示す客観的な資料は見つからず、謎は戦後70年近くもたなざらしになってきた。
ところが最近になって、日本や韓国の若手専門家たちが、新発見の資料から北朝鮮引き上げの謎に迫る研究成果が相次ぐようになってきた。そして今年7月に、この分野でめざましい成果を上げた日韓の若手専門家2人の対談が初めて実現した。
番組では、2人の対談と新発見資料、さらに遺族による北朝鮮への慰霊訪問を追いながら、終戦直後の北朝鮮における「忘れられた引き揚げ者」の謎を解き明かし、その実像に迫ってゆく。
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