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南シナ海で活動中の米海軍のイージス巡洋艦が、中国海軍の艦船から停船を要求された上で航行を妨害された。
http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/206.html
投稿者 TORA 日時 2013 年 12 月 15 日 12:09:49: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu301.html
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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南シナ海で活動中の米海軍のイージス巡洋艦が、中国海軍の艦船から
停船を要求された上で航行を妨害された。公海でも排除される米海軍軍艦。

2013年12月15日 日曜日

◆米中軍艦が接近、衝突は回避 南シナ海 12月14日 CNN
http://www.cnn.co.jp/world/35041412.html

(CNN) 米海軍のミサイル巡洋艦「カウペンス」が今月5日、南シナ海の公海上で中国海軍の艦船との衝突を避けるための回避行動を取っていたことが明らかになった。情報筋は、中国による極めて異例かつ意図的な行動だとしている。

米軍関係者によると、カウペンスが公海上を航行中、中国の艦船が突然、空母「遼寧(りょうねい)」を含む中国海軍艦の編隊から離れ、カウペンスに近づいてきたという。カウペンスは接近しすぎだと無線で警告したが、中国の艦船は停止しなかった。

中国の艦船がカウペンスの船首から約450メートルの距離まで接近したため、カウペンスの艦長は「全面停止」の命令を出した。その後、中国の艦船はカウペンスの前を無事に通過した。同関係者は「海上で衝突を避けるための回避行動を取るのは異例」と付け加えた。

また別の軍関係者は、2隻の船が接近している間、両艦の艦長間で無線交信が続いていたとし、「中国艦船の接近は意図的だった」と指摘した。

今回の事件は平和的に解決されたが、中国は最近、公海を含む地域の領有権を主張したり、防空識別圏を設定するなど、強硬な姿勢を見せており、米国や周辺国との緊張が高まっている。

◆日本がASEANを抱き込んで中国に対抗?日本人は夢を見るな―中国紙 12月14日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131214-00000015-xinhua-cn

中国共産党機関紙・人民日報系の国際情報紙、環球時報は13日、「ASEANを抱き込んで中国に対抗?日本人は夢を見るな」と題した社説を掲載した。

日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)による特別首脳会議が13日〜15日の日程で東京都内で行われる。主な議題は双方の経済協力に関することだと伝えられているが、日本メディアは安倍首相が「空と海の安全」についても話し合う意向を示していると報じた。日本はこうしてASEANを抱き込み、「共同で中国に対抗する」考えらしい。

これほど多くのASEAN首脳が東京に一堂に会したことで、日本に一定の影響力があることは分かったが、それは単に経済面での影響力にすぎない。フィリピンを除き、本気で日本と手を組んで「中国に対抗」しようとする国などないはずだ。日本がどんなに騒いでも、東南アジアにおける中国の戦略的な強勢を超えることはできない。

日本が東南アジア諸国を抱き込んで対中連盟を形成しようとすることは、自ら恥ずかしい状況を作りだすようなもの。衰退する一方の日本のために中国と対立しようとする国などあるものか。日本の庇護者である米国ですら、日本に対してかなり割り引いた支持しか送っていない。米国は日増しに強大さを増す中国との関係維持に努めているところだ。

日本と中国の釣魚島(日本名:尖閣諸島)争いと、日本が釣魚島争いに乗じて中国に対抗しようとするのとでは全くの別問題だ。中国社会の決心は徐々に固まりつつある。今回は何としてでも日本に戦略的な教訓を与え、明治維新以来の中国に対する認識を徹底的に転換させ、西太平洋で大暴れしようという意志を打ち砕くべきだ。


(私のコメント)

オバマ政権の二期目に入って、クリントン国務長官などの対中強硬派が排除されて、親中派のケリー国務長官が就任しました。ライス大統領補佐官も米中G2関係を高らかに講演しています。アメリカは米中でアジアを支配しようという戦略を取りつつあります。それに対して安倍総理はASEAN+日本の共同体で中国に対抗して行こうという戦略を打ち出しました。

オバマ大統領の対アジア戦略は、中国の台頭に対して警戒はしつつも、防空識別圏に関しては事実上容認しており、バイデン副大統領の訪中でも日本と中国とで二枚舌を使っている。大統領も二期目に入ると国務省の役人たちは退職後の事を考えて中国のご機嫌を取って米中とのパイプ役となって口利きビジネスをすることを考えます。その為には中国とはコネを作っておかねばなりません。

これはビル・クリントン政権の時もブッシュ大統領の時も同じであり、対中ビジネスで国務省は口利きビジネスで引退後は生活設計を立てている。ビジネス業界も中国とはコネが無ければビジネスが出来ないから国務省で中国とのコネを持つ役人が引っ張りだこになります。だから中国の言いなりになって中国高官の覚えがめでたいようにふるまいます。

しかし中国のビジネス環境も変化してきて、ケ小平からの謙虚な外交から強硬路線派が主導権を取り始めています。防空識別圏の設定はその第一歩であり、さらには海上においても公海であっても米海軍の軍艦が排除されるようになって来ました。このような事は南シナ海での制海権がアメリカから中国に移りつつあることを物語っています。

もちろん実力的にはアメリカ海軍の方がはるかに上なのですが、中国はワシントンの政財界を抑えているから米中G2戦略がまかり通ってしまっています。米中がG2で手を組めば日本をはじめとしてASEAN諸国やオーストラリアやインドなどが影響を受けます。安倍首相はインドやASEAN諸国全部を回って結束を訴えかけました。

これに対してアメリカは二枚舌外交で行くのでしょうが、中国を取るかASEAN+1を取るかの選択を迫られる。中国も日米分断やASEAN諸国の分断を図って来るでしょう。これに対して日本はアメリカと共に対中包囲網を目論んでいますが、アメリカの態度がはっきりしません。

もし日本が対中包囲網の建設に失敗したり、アメリカが米中G2を選択した場合も考えておかなければなりませんが、第二次鳩山内閣のような反米政権が誕生して、中国の意向によって在日米軍に出て行ってもらうという事も覚悟しなければならないでしょう。事実鳩山内閣で沖縄の在日米軍の海外移転を打ち出した実績がある。

その後は中国の属国になるか、自主独立の選択がありますが、自主独立には核武装が避けられない。アメリカがG2を選ぶなら日本はこうしますといったメッセージを送っておくべきだ。アメリカが中国と戦う気が無ければ在日米軍の存在価値は無い事であり、米海軍のミサイル巡洋艦「カウペンス」が中国の軍艦にしっぽを巻いたという事は嫌な予感がする。

 

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コメント
 
01. 2013年12月15日 13:44:05 : rAZs4KvhOE
中は共産主義(実態は別)なんだから米中で世界を二分するなんてことは、米が許さない。米は反共が国是だから。
中が共産党独裁でなくなったらG2もあるかもしれないが、それはまたその時のこと(ゴメン欧も露もあるね)。
だから日本は米中を天秤に掛ける必要は無い。米の一点張りでオーケー。
韓国の真似は不要。

02. 2013年12月15日 13:48:30 : EpbZ2Bn4If
え?、なになに?、中国は軍事的にアジアを支配するが、日本が一定の経済力がある事は認める?。で、アメリカは軍事的に中国を圧倒するが、経済は中国が握っている?。何を言ってんだか、わけが、分からん。

03. 2013年12月15日 14:34:08 : 77Kno4ENaM
‘停船要求’とか‘公海から排除’という表現は大げさ。『いやがらせ』程度が妥当。
日本が当事者だったら、頭に血が登って「打倒シナ」を叫ぶ声があふれただろうが、アメリカはいたって冷静。「いやがらせ」に大人が喧嘩してどうする、という程度。
ワシントンポスト紙ではシナの軍船(タンク揚陸艦に似たふね)が米ミサイル艦の前方200ヤード(180m)の鼻先に切り込んだ、と書いている。ほとんど船の長さ程度の距離だ。だがその後の対処はどちらの船も‘プロフェッショナル’で衝突させるようなことは無かった。日本の海上保安庁とシナ漁船のようなことは無かったと。
アメリカのミサイル艦は公海を航行していたわけではない。シナの空母が南シナ海に来て何をしようとしているのか観察していたのだ。それに対しキレた(?)シナ側が嫌がらせをしたというわけ。
この出来事がアメリカとシナの政治的意志にもとづいて行われたとは言えない。シナの空母艦隊の意志によるもの、という見方をワシントンポストは紹介している。

防空識別圏の設定がシナ政府の意志でなく軍のゴリ押しによるのではないか、との見方もあるように、軍のいけいけドンドンが南シナ海の現場で出たというだけかもしれない。
両国政府の戦略方針が明確でないのは確かだが。


04. 2013年12月15日 16:12:39 : EpbZ2Bn4If
まあ、一つだけ言えるのは、人騒がせな田舎国家だね?、中国は。メンタル的には、韓国・北朝鮮と良い勝負だよ。

05. 2013年12月15日 22:43:18 : aQq0UGoaxY
朝鮮戦争が停戦中とすると中国と米国は敵同士になるわけで中国海軍艦の編隊に近づいてくる米艦を追い払おうとするのは当然だ。
公海上であっても追跡してくるものを阻止できないとなれば軍隊の意味がない。

過去に米機動部隊を付けまわした中国潜水艦がいたが米駆逐艦がその周囲にぴったりとくっついて何時でも撃沈できるようにしていたからね。
それより通常は秘密にされることをCNNが発表した意図は何だったのだろうか。


06. 2013年12月15日 23:25:46 : SrmPqLSMME

中国が日本を挑発してるのに、逆に安倍が中国を挑発してると
ももぃ込んでる馬鹿もいるんだね。

安倍日本が極右国家だとか軍国主義だとか、んじゃ中国はどうなんだ。
と、一発かましておきたい。


07. 2013年12月16日 07:25:50 : BpQdO2704c

どっかの国を属国にしたり、侵略したりなんてことできるのは「アメリカだけ」なんだよー
ここがどうしてもわかんない人がいるよね…ってか、どうしても「わかりたくない」のか

08. 2013年12月16日 09:27:23 : 1hQnF7NqSg
アメリカには、チャイナと軍事衝突を引き起こす意思は今のところはない。 高価なイージス巡洋艦に、安物のチャイナ駆逐艦に衝突されては困るだろう。 アメリカ・ヨーロッパの意図は、何とかしてシナ海で日中激突、戦争状態が起きることを期待して行動しているのだろう。 アメリカの言いなりの安倍自民政権がやってくれると期待している。 

09. 2013年12月16日 12:53:03 : 6NzAQL0AF6
航行を妨害されたってえ! 地球の半分くらいを占める広大な太平洋の向こう岸の国が極東に基地を置いたりイージス艦でのこのこやって来る方が悪いだろう。極東のパワーが上がって来たら追い返されるのは当たり前だ。

10. 2013年12月17日 00:15:08 : dY8XaHioxQ
>>09

ごもっとも。
余計なおせっかいもいい加減にしろ!ってことですかね。


11. 2013年12月17日 16:23:43 : FE2F4n9F1o

06. 2013年12月15日 23:25:46 : SrmPqLSMME

中国が日本を挑発してるのに、逆に安倍が中国を挑発してると
ももぃ込んでる馬鹿もいるんだね。>>>

まず中国に日本を挑発させ
その日本に中国を挑発させる
背後の勢力が見えないと中国が日本を挑発してるのにーーーとなる

http://www.asyura2.com/13/warb12/msg/182.html

2013年12月13日 11:35:40 : rqYtC2KAJI


12. 母系社会 2013年12月18日 06:53:08 : Xfgr7Fh//h.LU : vseBYAltvo

★★中国は経済制裁だけで必勝、日本は必敗である。

★★日本が核武装しようが、空母を10隻建造しようが、国防軍
ができようが、対中包囲網の建設に成功しようが無駄。

★★だから、日本は、どんなに防衛費を増やして軍備を整えても
血税の浪費である。

★★中国は、食料生産に致命的な弱点のある日本に対して、わざわざ、
勝てるかどうかわからない戦争を、いきなり仕掛けるほどバカではない。

そもそも、原発が54基もあるので、日本はフィリピン以下の、
世界一弱い国に成り下がった。経済制裁だけで100%勝てる。

★★犠牲者が出て両国民に禍根を残し、戦後の関係回復=正常化が
難しい戦争などする必要がない。

安倍政権も本気で戦争する気などない。中国の脅威を煽って
米国依存症を一層悪化させて「9条」を改悪したいのと、
愛国心を駆立て選挙で勝ちたいだけ。

★★日本は、化学肥料の生産に絶対必要な「リン鉱石」の半分
は、中国から輸入している。

★★「リン鉱石」は、今世紀中に枯渇する可能性がある希少資源
であり、「リン鉱石」の枯渇は、原発と共に人類最大の脅威。

既に、世界中で「リン鉱石」の争奪競争が起きて、「リン鉱石」
の2大産地は米国と中国である。

枯渇を心配して、米国は1990年代に輸出禁止にしたため、
日本は米国から輸入できなくなり、現在は「リン鉱石」の約50%は
中国から、中国側の「言い値」で輸入している始末。

中国から「リン鉱石」を輸入できなくなると、食料自給率の低い
日本は、食料危機に陥る可能性がある。

★★日本に食料危機が起きなくとも、日本と中国の歴史的経緯から、
万一尖閣戦争が起きたら、終わらせるのが特に難しい泥沼戦争になる
のは明白。

日本が尖閣を領有している限り、中国側から和平を申し出ることは
できず、仮に、日本が尖閣を守り続けて中国の現政権が崩壊し、
新政権ができても、その新政権も和平を申し出ることはできない。
そんなことをすれば、新政権も即時、崩壊するからだ。

★★日本に食料危機が起きなくとも、戦争がいつまでも続き、両国は
衰退・疲弊して自滅戦争になる。

日本側も中国が尖閣を占領したままでは停戦ー和平を申し出る
ことは難しく、尖閣戦争は泥沼戦争化する。

★★「リン鉱石」の枯渇による飢餓の枯渇問題は人類にとって最大
の脅威だが、実は、今現在でも、世界の飢餓問題を解決できる
200億人分の耕地がある。

しかし、EU諸国、米国、ロシアなどで、砂糖用のテンサイや、
牛などの家畜用えさの穀物生産に、広い耕地が使用されているので
飢餓が起こる。

つまり、飢餓の原因は、日本や欧米諸国の食肉や砂糖の大量消費
であり、バイオエタノールの生産である。

★★食肉の場合、1キロの牛肉で穀物約8キロ、豚は4キロ、
は2〜3キロ必要。穀物が人間の食料ではなく、家畜のえさとなって
いるから、飢餓が起こる。

食肉や外食、飲料、砂糖関連業界はマスゴミを制御して、食肉や砂糖の
過度の消費を煽る一方で、飢餓の原因が食肉や砂糖の大量消費である
ことや、食肉や砂糖摂取には、タバコやアルコール並みの危険性がある
こと、そして、人類が肉食や砂糖の消費を減らせば、現在でも、飢餓を
無くせること隠してきた。

★★自由主義者は、途上国の子供の生命よりも、金儲けの自由を優先するので、
資本主義が続く限り、日本や欧米諸国での食肉や砂糖の大量消費は続きく。

がから、世界的な飢餓の発生は回避できず、21世紀も、飢餓と戦争が
頻発する世紀になる蓋然性が高い。

ユニセフは募金だけでなく、食肉や砂糖の消費抑制という根本的な
解決策をアピールすべきである。



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